金沢大学学長が押入ろうとドアを強く押し小川が負傷、録音と反訳を証拠提出、警察が青あざと現場を撮影 | 医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故や医学部・大学等の事件の分析から、事故の無い医療と適正な研究教育の実現を!金沢大学准教授・小川和宏のブログ

医療事故死は年間2万-4万人と推計されており(厚労省資料)交通事故死の約4-8倍です。医療問題やその他の事件が頻発している金沢大学の小川が、医療事故防止と事故調査の適正化や医学部・大学等の諸問題と改善を考えます。メール igakubuziken@yahoo.co.jp(なりすまし注意)

金沢大学学長(当時)が押し入ろうとドアを強く押して小川が負傷、
 訴訟で録音証拠(10/10)に続き反訳を提出、
  当日は警察が小川の足の青あざと現場を写真撮影
   (医学部大学等事件388)


 私・小川への脅迫で金沢大学学生が逮捕されてから1年半が過ぎた2021年夏から秋にかけて、「小川を懲戒にしない決定」が出たことを伏せて、「懲戒処分書の交付のため」だと言って、Y学長(当時)がS職員課長(当時)を通じて長く小川を呼び出し続け、その間には逮捕学生に退学の芝居を始めさせ、それらの関連で幾つもの新たな訴訟に至っています(逮捕学生に特に関連が深い、金沢地裁と東京地裁の1件ずつは、最近にかけて何度かご紹介しています)。

 ただ、その2021年秋に、Y学長(当時)が小川の准教授室へ押し入ろうとして小川が足(下腿部)を負傷したことや、逮捕学生に退学の芝居をさせていることについては、昨年までの訴訟で請求原因行為として扱われておらず、今年に入って追加提訴したところ、共通の証拠が多い以前からの1件の訴訟と同時並行審理(同一の日時に同じ裁判官らが弁論を行う)になっています。

 それら2件の事件番号などは次の通り(いずれも金沢地裁)で、次回期日は12月5日午前10時30分です。

事件番号:令和6年(ワ)第323号
原告:  小川和宏
被告:  Y(当時の学長)
     S(当時の職員課長)
     国立大学法人金沢大学

事件番号:令和4年(ワ)第119号
原告:  小川和宏
被告:  国立大学法人金沢大学


 その押し入ろうとされて私・小川が負傷した時の録音を上記2事件で証拠提出して、10月10日の前回弁論でそれも用いて陳述しましたが、その録音の反訳も提出するよう求められたため、次回弁論に向けて2事件で証拠として追加提出しました。

 その反訳の一部を下の*******間に引用します(証拠番号などは今年提訴の訴訟のもの。2件で中身は同様ですが証拠番号が異なり、「被告」が「別件被告」という表現になったりしています)。

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    甲第9号証
   (令和6年(ワ)第323号)


録音反訳(甲第7号証の)

録音日:2021年10月29日
話者: Y、小川和宏、ほかYが引き連れてきた人々


Y「おいで」
小川「あれ?だから来月に延期して頂いてんですよ。」
Y「いやいや、順番に見てるだけです。そんなん、見せられんもん、だって学長に見せられないもん無いやろね、先生。」
小川「あの、個人の情報、」
Y「個人?」
小川「はい。」
Y「意味わからん。」
小川「カルテとか。」
Y「そらあ隠されい。はい、どうぞ隠されい。そんなもん大体なんで大学に持ち込むねん。」
小川「大学に持ち込むねんって。医療安全の研究とか勉強、できないじゃないですか。」
Y「ちゃんと、ちゃんとしとかれい。」
小川「今、だから、」
Y「人が入るかもしれんのやったら。」
小川「動く、」
Y「写真撮らせてもらえ、その程度でええんやから、先生、そんな細かいの撮ろうってことやない。ちゃんと全部の部屋撮ってやっとるんやから。」
小川「だって課長さんと来月っていうことで話できてるのに、どうしてこんなことなさるんですか?」
Y「何の話ですか?」
小川「何の話ですかって?」
Y「課長さんって、どこの課長さんですか?」
小川「施設部の、」
Y「ここに課長いますけど。そんな話しました?」
課長「まあ、」
小川「メールでそういうやり取りしてますよね。ですから来月、今、」
Y「僕はそんなん了解した覚えはありません。課長に言うただけでしょ。(声を荒げてドアを急に強く押して)私が了解したわけじゃないんだから!」
小川「(足に激痛で)暴力やめて!ああ!」
<小川のこの声の直後、Yは暴力的行為を止めた>

<中略>

Y「何の話ですか?」
小川「ああ、学生逮捕されたの、ご存知ないんですか」
Y「どこの学生ですか?」
小川「金沢大学の学生です。」
Y「昔の話ですか?」
小川「昔って、10年とかですか?」
Y「いやいや、数年前の。」
小川「あ、では、」
Y「そんなん議論しにきたんじゃないから、ほかの部屋、見せてもらいます。だからここだけ見せたくないっておっしゃるんやね。」
小川「今、カルテとか拡げてますから。」
Y「どうぞ。」
小川「どうぞって、何がどうぞなんですか?」
Y「ほんなら、ちゃんと、教えてやって下さい、これる日を。」
小川「だから、ね、メールでやり取りしましたよね、課長さん。」
課長「具体的なに日にちは教えて頂いてない、」
Y「でも、11月で、11月いっぱいでということで、」
課長「はい。」
Y「はい。ちゃんと話が通ってるのに、どうしてこんなことなさるんですか?」

<中略>

小川「ケガしたんですよ。」
Y「あらあ、」
小川「ここ、」
Y「何してですか?」
小川「押されて、Y先生に、」
Y「みんな見とったよね、僕が押してケガしたの。うん、警察でもどこでも言ったら。僕はそんなとこ押さえたつもりないし。」
小川「うん、だけど、体押されて足がドアのここに当たったんですよ。」
Y「言いがかりやね。ヤクザよりすごいね、あなた。すごいね、ビックリするわ。」

<中略>

Y「はい、もう1つかな。」
小川「ちょっと、ちょっと休ませて下さい、足痛いんで、さっきの。」
Y  <発声しているが聞き取りづらい>
小川「一番この硬いところに当たったんですよ、肉の無いところに。」
Y「そこ」
小川「はい、そこ。押し入ろうとされて私が止めようとした時に。(少し間)ここですよ。こことここ。こう当たった感じですかね。」
Y「うん、ちょっと青くなってきた。」
小川「でしょ。知らない知らないって、押し入ろうとして何を言ってるんですか。」

**************************

 ケガの程度がわからなかったので、Y学長(当時)らが引き上げた後、警察に青あざ(上の録音反訳の通り、Y学長がその場で青あざを認めたもの)と現場の写真を撮影してもらいました。

 何日か経って痛みと腫れが減弱し始め、1ヶ月弱で症状も外見も回復したので、被害届や告訴状は提出せずに、民事裁判だけ今年に入って追加した形です。

 以前に、「真実を発信」していた私以外の金沢大学准教授が押し入ろうとされて手にケガをしたことや(出勤停止6ヶ月の懲戒情報を発信され、裁判で懲戒無効が確定)、金沢大学国際部の職員が自宅に数名で押しかけられて、至近距離から日時分を言いながら写真撮影された例があり、前者の件の報道や、後者の件の職員(当時)が人権救済を求めて法務局へ提出した書類の一部を、私は上記とは別件の訴訟で証拠提出しています。

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