石川町汚職事件 建設会社元顧問と元役員に懲役2年求刑 福島
石川町発注の土木工事をめぐり、入札に関する機密情報の見返りに前町長に缶ビールなどの賄賂を贈っていたとして、贈賄などの罪に問われている建設会社の元顧問と元役員の裁判が開かれました。
2人は起訴された内容を認め、検察は懲役2年を求刑しました。
石川町の土木建設会社「志賀建設」の元顧問、関根徳夫被告(70)と元役員、添田保雄被告(63)は、町が発注した土木工事をめぐり、事前に公表されていない設計額を教えてもらう見返りに缶ビールなどおよそ36万円相当の賄賂を贈ったなどとして贈賄と公契約関係競売入札妨害の罪に問われています。
2日、福島地方裁判所郡山支部で開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
検察は、「町長や県職員らと4年あまりにわたって入札に関する情報のやりとりをするなど官民癒着の最たるもので入札に対する社会の信頼を著しく害した。関根被告は主導的な役割、添田被告は不可欠で重要な役割を担い、その動機に酌量の余地はない」などとして、いずれも懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は、賄賂は前町長からの求めに応じて贈っていたなどと主張して執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月29日に言い渡されます。
この裁判をめぐっては前町長が懲役2年6か月、執行猶予5年の判決を受け、確定しています。