百田氏に対しては、「講演依頼を受けていただいたにもかかわらず、主催者側の都合で大変失礼なことをしてしまった。おわびしたい」と述べ、今後、直接会って説明をするため予定を調整しているという。
男子学生によると、実行委員会の中で百田氏の講演会企画が具体化したのは昨年12月ごろ。百田氏には「現代社会におけるマスコミのあり方」と「現代の日本の若者をどう見るか」、「作家としての半生」という演題案を提示、最終的にマスコミについて語ってもらうことが決まった。
当初から百田氏の思想信条を語ってもらう予定はなかったとしたうえで、男子学生は「演題から外れた発言は慎むようお願いしていた。誰かを傷つける内容で盛り上げようなど思ってもいなかった」と強調する。