BABYMETALがUSツアー完遂 2024年の国内外通算51公演で約101万人を動員

BABYMETAL(Photo by Matty Vogel)

BABYMETALが、12月5日(木)(現地時間)米カリフォルニア州アナハイムのHouse of Bluesにて「BABYMETAL WORLD TOUR 2024」の一環として開催された全15都市18公演からなる全米ワンマンツアーを完遂した。

【ライブ写真ギャラリー】「BABYMETAL WORLD TOUR 2024」

2023年8月以降に、日本、北米、UK、ヨーロッパを巡ったワールドツアーでは、新生BABYMETALとして初の新曲「メタリ!! (feat. Tom Morello)」を披露し話題となったが、今年は、米国ビルボードのハードロック・デジタル・ソング・セールスで1位を獲得したELECTRIC CALLBOYとのコラボ曲「RATATATA」(2024年5月に世界同時配信リリース)を含めたセットリストで、世界各地で更なる盛り上がりを見せた。6月には、ヨーロッパの大型音楽フェスに10本出演し過去最多本数を達成し、熱狂的なパフォーマンスで、海外で新たなファンベースを拡大している。2024年4月以降から世界22カ国、国内外通算51公演を行い、スペシャルゲスト出演の公演を除いた総動員数は、約101万人に上る驚異的な記録を打ち立て、2024年のワールドツアーが終幕。


Photo by Matty Vogel


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来年は、早くも2月と3月にオーストラリアのメルボルン、ブリスベン、シドニーで開催される「KNOTFEST AUSTRALIA」への出演、そして、5月からは、自身初となる、UK & ヨーロッパでのアリーナツアー(全8カ国12公演)が決定している。5月30日に、UKで行われるツアーファイナルは、日本人グループとしては初となる、イギリスのTHE O2アリーナ(会場収容人数:約20,000人)でのワンマンを開催する。2025年も世界を舞台に挑戦を続けるBABYMETALに注目しよう!

公演概要
公演タイトル:「BABYMETAL US TOUR 2024」
日程:2024年12月5日(木)
時間:19:00 OPEN / 20:00 START
LINE UP:BABYMETAL
SPECIAL GUEST:SCENE QUEEN
会場:アメリカ合衆国、カルフォルニア州アナハイムHouse of Blues
(400 W. Disney Way, Suite 337 Anaheim, CA 92802)

2024年12月5日(木)
01. BABYMETAL DEATH
02. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)
03. PA PA YA!! (feat. F.HERO)
04. DA DA DANCE (feat. Tak Matsumoto)
05. メタり!! (feat. Tom Morello)
06. Monochrome
07. Time Wave
08. メギツネ
09. RATATATA
10. ギミチョコ!!
11. ヘドバンギャー!!
12. Road of Resistance

■BABYMETAL US TOUR 2024
2024年11月5日(火)オーランド、フロリダ州/Hard Rock Orlando
2024年11月6日(水)ハリウッド、フロリダ州/Hard Rock Hollywood
2024年11月12日(火)シャーロット、ノースカロライナ州/The Fillmore
2024年11月13日(水)ローリー、ノースカロライナ州/The Ritz
2024年11月15日(金)ワシントン D.C. /The Anthem
2024年11月16日(土)リッチモンド、バージニア州/The National
2024年11月18日(月)ニューヨーク、ニューヨーク州/Terminal 5
2024年11月19日(火)ニューヨーク、ニューヨーク州/Terminal 5
2024年11月21日(木)ベスレヘム、ペンシルベニア州/Wind Star Creek Event Center
2024年11月23日(土)シンシナティ、オハイオ州/Andrew J. Brady Music Center
2024年11月24日(日)マディソン、ウィスコンシン州/The Sylvee
2024年11月26日(火)インディアナポリス、インディアナ州/Egyptian Room
2024年11月27日(水)デモイン、アイオワ州/Vibrant
2024年11月29日(金)オクラホマ・シティ、オクラホマ州/Criterion Ballroom
2024年11月30日(土)アルバカーキ、ニューメキシコ州/Revel
2024年12月3日(火)アナハイム、カルフォルニア州/House of Blues
2024年12月4日(水)アナハイム、カルフォルニア州/House of Blues
2024年12月5日(木)アナハイム、カルフォルニア州/House of Blues

■KNOTFEST AUSTRALIA
2025年2月28日(金)KNOTFEST AUSTRALIA MELBOURNE オーストラリア・メルボルン/FLEMINGTON RACECOURSE
2025年3月2日(日)KNOTFEST AUSTRALIA BRISBANE オーストラリア・ブリスベン/SHOWGROUNDS
2025年3月8日(土)KNOTFEST AUSTRALIA SYDNEY オーストラリア・シドニー/CENTENNIAL PARK
https://knotfest.com/pages/australia

■BABYMETAL UK & EUROPE ARENA TOUR 2025
WITH SPECIAL GUESTS POPPY AND BAMBIE THUG
2025年5月10日(土)ベルギー・ブリュッセル/Forest National
2025年5月12日(月)ドイツ・ハンブルク/Barclays Arena
2025年5月13日(火)オランダ・アムステルダム/Ziggo Dome
2025年5月16日(金)ドイツ・フランクフルト/Jahrhunderthalle
2025年5月17日(土)ドイツ・ベルリン/Velodrom
2025年5月19日(月)ポーランド・クラクフ/Tauron Arena
2025年5月20日(火)ドイツ・ニュルンベルク/Arena, Nürenberger,
2025年5月22日(木)スイス・チューリッヒ/The Hall
2025年5月25日(日)スペイン・マドリッド/Vistalegre
2025年5月26日(月)スペイン・バルセロナ/Poble Espanyol
2025年5月28日(水)フランス・パリ/Zénith Paris, La Villette
2025年5月30日(金)イギリス・ロンドン/The O2 Arena

Artist pre-sale TODAY at 10:00am local time - get code at http://laylo.com/babymetal
General on-sale Friday at 10:00am local time

http://babymetal.com/tour

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BABYMETAL主催「FOX_FEST」考察 グルーヴ表現の広がりから見るメタルの多様性

BABYMETALとエレクトリック・コールボーイ(Photo by Taku Fujii)

5月25日(土)、26日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された BABYMETAL初主催フェス「FOX_FEST」。2日間を通して約3万人を動員したこのフェスについて、音楽ライター・s.h.i.に振り返ってもらった。

【写真を見る】BABYMETAL初主催フェス「FOX_FEST」

個々のアーティストの良さはもちろんのこと、フェス全体の流れまとまりの美しさが印象に残るイベントだった。優れたアルバムを評する際に「アルバム全体が1つの組曲のようだ」と言うことがあるが、今回のFOX_FESTもまさにそんな感じ。どの出演組にも突き抜けた親しみやすさがあり、それでいて異なる魅力もあるために、続けて観ることで各組の個性が互いを引き立てあい、双方に対する理解を深めてくれる。ラインナップ全体の相性の良さと、それを活かす並びの良さを兼ね備えたFOX_FESTは、完成度の高いコンピレーション作品のような居心地と出会いの楽しみを与えてくれる機会になっていた。ここまで音楽的な設計がうまくいっている大規模イベントもそうないのでは。本稿では、FOX_FESTのこうした持ち味について、メタルならではのグルーヴ表現の広がりという点から振り返っていきたい。
(筆者による出演アーティスト紹介はこちら

自分が参加したのは日曜日(2日目)で、全ての出演組が見事なパフォーマンスをしていたが、なかでも最も新鮮な驚きを与えてくれたのがMETALVERSEとASTERISMの共演だった。METALVERSE がSUMMER SONIC 2023に出演した際、バッキングを担当していたのは神バンド(西の神)で、そのメカニカルで抜けの良いサウンドを基準に考えると、ASTERISMは技術的には問題ないけれども80年代HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)的な質感が微妙に合わないのでは……と事前に思っていたところもあったのだが、蓋を開けてみれば結果はむしろ逆。そうした80年代HR/HM要素が楽曲の歌謡エッセンスに絶妙に合っていて、この手の音楽性でここまで完璧な相性を示す組み合わせは世界的にみても稀では、というくらいの手応えを感じさせてくれた。Official髭男dism「Cry Baby」のカバーも、めまぐるしいキーチェンジを前提とした歌メロを不思議な形で活かすリアレンジもあってか、80年代のメタルパンクを超プログレッシブにしたような異様な滋味が生まれていて凄かった(初日はLiSAの「紅蓮華」をカバー)。デスコア的な高速フレーズを弾いていてもHR/HM的なグルーヴが出せる、というのは本当に得難い持ち味。またこの編成でやってほしいと願うばかりだ。


METALVERSE(Guest Band:ASTERISM)(Photo by Taichi Nishimaki)


METALVERSE(Guest Band:ASTERISM)(Photo by Taichi Nishimaki)

生で観ることで得られる納得感という点では、続いて登場したビルムリも素晴らしかった。音楽語彙が豊かすぎることもあって掴みどころなく思える面もあるバンドだが、親しみやすく開放的なステージングとあわせて観ると、“メタルコアやハイパーポップを通過したメロディアス・ハードロック”みたいに捉えられることがよくわかる。それを引き立てているのがサウンドの風通しの良さで、ギターはヘヴィだがベースレスなので低域がこもらない、という編成がこれほど合う音楽性もなかなかない。クリーンな歌声も流麗なサックスもその点で絶妙で、輝かしいけれども陰もちゃんとある、暖かい寂しさが漂い続けるような雰囲気によく寄り添っていた。このようなサウンドは、一般的なメタルフェスでは“ちょっと新風を吹き込んでみるためのイレギュラー枠”的に呼ばれることはあっても現場では浮いてしまうことが多いのだが、FOX_FESTでは全く違和感なくはまっている。こうしたところにも、今回の座組のうまさが出ているのではないかと思う。


ビルムリ(Photo by Taichi Nishimaki)


ビルムリ(Photo by Taichi Nishimaki)

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