塩江の新道の駅、医療施設の併設断念 入札不調受け高松市が方針転換

内海日和
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 高松市が市南部の塩江町で進めている新しい道の駅併設の医療施設について、大西秀人市長は6日、現計画での整備を断念すると明らかにした。既存施設を全面改修する方針に転換するという。

 この日開かれた市議会本会議で、市議の質問に対して明らかにした。当初の計画では、新しい道の駅に併設するかたちで、高松市民病院塩江分院を移転・新築し、市立みんなの病院の付属医療施設とする予定だった。しかし、2度の入札不調によって、工事に2年の遅れが生じ、道の駅エリアの完成予定を2028年度内としていた。

 一方、耐震性能がないなど、塩江分院の老朽化は深刻だった。今後、さらに整備スケジュールが遅延すれば、医療体制の維持に支障が生じかねず、地元住民からの早期整備の要望があったこともふまえ、現計画を断念した。現在の塩江分院の敷地内にある「塩江地域保健活動センター」を全面改修する方針に変えるという。

 大西市長は「住民のみなさまが安心して医療を受けられるよう、できる限り早期の整備に努めていきたい」と話した。

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