この記事は、オール沖縄4区・有印私文書偽造問題を指摘された金城トオル氏に関し、沖縄4区の出来事を時系列でまとめた記事です。
刑事告発に発展する等でオール沖縄の責任が問われた際に、参考になればと思って作成しました。
※2024年11月21日に、記事を加筆修正しました。
※2024年11月22日に、10月12日以降の出来事を追記しました。
超ざっくり言うと…
オール沖縄4区に選ばれた金城トオル氏の有印私文書偽造問題について、被害当事者から情報提供されたれいわ新選組が何度も告発したにも関わらず、とあるマイナーな2つの新聞以外はなぜか詳細をほぼ報じず、この問題が全く広まらないまま総選挙に突入してしまった。
- 2021年(この項は後に出てくる色々な話を照らし合わせて記述したものです)
- 2022年2月15日(超重要、加筆)
- 2022年8月10日、15日(超重要、加筆)
- 2022年10月9日
- 2023年6月26日
- 2023年10月27日
- 2023年10月29日
- 2024年4月17日
- 2024年5月9日
- 2024年8月4日、8月13日(超重要)
- 2024年8月24日
- 2024年8月30日(超重要)
- 2024年9月2日
- 2024年9月6日
- 2024年9月9日
- 2024年9月15日(超重要)
- 2024年9月15日20時
- 2024年9月25日(最重要、大幅加筆)
- 2024年10月初旬?
- 2024年10月7日
- 2024年10月8日(超重要)
- 2024年10月11日朝(重要)
- 2024年10月11日夜
- 2024年10月12日(追記)
- 2024年10月15日(追記)
- 2024年10月22日(追記)
- 2024年10月27日(追記)
- 2024年11月3日(追記)
- おまけ
- さらにおまけ:そもそも大城竜男とは何者なのか?(追加事項)
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2021年(この項は後に出てくる色々な話を照らし合わせて記述したものです)
2021衆院選にて、立憲の金城トオル氏がオール沖縄4区の候補者として立候補する事を検討。
立憲民主党沖縄4区総支部(当時)の大城竜男氏が、金城氏の出馬に反対して離党届を提出した。(この時点では有印私文書偽造問題は発生していないはず)
10月31日投開票の衆院選にて、金城トオル氏は自民党の西銘恒三郎に惜敗率82%で敗北。比例復活もしなかった。
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2022年2月15日(超重要、加筆)
「立憲民主党沖縄県第4区総支部」が2021年度の収支報告書を提出。
この収支報告書の会計責任者に、離党したはずの「大城竜男」の名前があった。
これが有印私文書偽造の疑いその1。
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2022年8月10日、15日(超重要、加筆)
「立憲民主党沖縄県第4区総支部」が2022年8月10日に解散(正確には移転のための解散届提出)。
その収支報告書が8月15日に提出されたが、そこにも会計責任者に「大城竜男」の名前があった。これが有印私文書偽造の疑いその2。
後の「宮古新報」では、大城竜男氏がこの時期に立憲民主党沖縄4区総支部の会計責任者を辞めたと記述されている。これは立憲民主党側による会計責任者変更の手続き上の事だと思われ、実際に辞めた時期ではないはず。
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2022年10月9日
豊見城市長選で山川ひとし氏が敗北。パワハラ疑惑と、公約達成失敗が敗因らしく、市長を1期しか務められなかった。
(市長のパワハラについての提訴の記事。これは民事訴訟だと思うが、なぜか続報がない)
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2023年6月26日
山川ひとし氏がれいわ新選組から沖縄4区に出馬する事を発表。この時点から金城トオル氏については言及されていたが、もちろん有印私文書偽造問題は知らない。
また、高井たかし・れいわ新選組幹事長は「半年かけて口説いた結果、他党からの誘いを断り、れいわ新選組を選んでくれた。これで沖縄の4選挙区は1区共産、2区社民、3区立憲、4区れいわとすみ分けができた。」とツイート。
https://x.com/t_takai/status/1673557013333413888
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2023年10月27日
立憲民主党が金城トオル氏を沖縄4区候補として公認。つまり2024衆院選においては山川ひとし氏の方が先に立候補を表明していた。
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2023年10月29日
比嘉京子氏(ひが きょうこ)が沖縄4区に立候補するため、沖縄社会大衆党を離党。
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2024年4月17日
第1回オール沖縄4区の選考委員会が開始。
候補者は、金城トオル氏、山川ひとし氏、比嘉京子氏の3人。(順不同)
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2024年5月9日
高井幹事長&山川ひとし氏が、「大城竜男」氏と面会した。金城トオル氏から勝手に名前を書かれてハンコまでつかれた事を明かした。(後述の8月30日の記者会見より)
大城竜男氏が情報提供の相手としてれいわ新選組を選んだのは永遠の謎。…かも。
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2024年8月4日、8月13日(超重要)
8月4日、疑惑のオール沖縄公開討論会にて、山川ひとし氏が金城トオル氏に有印私文書偽造問題を質問したら、ルール違反で止められた。(ルール違反自体は事実)
8月13日の討論会で山川氏が「宮古新報」の記事を引用。「沖縄4区選考会 公正公平な討論会を期待 立憲民主党(沖縄4区)支部の政治金規制法の質問が取り下げられた。公平な場での選考を目的に開催した討論会なら取り下げは不適切だ。『選考会が金城氏に気を遣っている』と受け止められても仕方がない。中断は逆に事実であるかの印象を与えた。候補者のイメージを選考会も考えてほしかった」という内容。当然質問は強制的に取り下げられたが、記事引用までは遮られなかったのは最後の良心…?
※この討論会の時点では大城氏の存在を明かしていませんでした
後述の8月30日の記者会見によるとその後、討論会とは別の「選考会」で協議しようという事になった。
その選考会にて高井たかし幹事長が「当時の会計責任者(大城竜男氏)からのヒアリングを実施すべき」と言ったが、何と「ヒアリングはしない」と主催側が回答。
…とのこと。
https://x.com/8_yamakawa/status/1833270818295714220(疑惑の討論会のYouTubeライブ配信を貼った山川ひとし氏のツイート)
https://x.com/fm21wannuumui/status/1820008548098814268(沖縄ネトウヨ「ボギーてどこん」による、多分最初に出た疑惑の討論会の切り抜き。8月4日。ちなみに、リプ欄に「沖縄マスゴミ『報道しない自由!』」と言うネトウヨがいたが残念ながら的を得ている)
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2024年8月24日
高井幹事長&山川ひとし氏が、金城トオル氏から勝手に名前を書かれてハンコまでつかれた大城竜男氏と再び面会した。
れいわ「金城さんが(大城氏と)面会してるっていう話をしてるけどどうなんですか?」
金城「面会はしていない」「第三者による仲介はあったが許していない。マスコミなどに問われればいつでも真実を話す」
というやり取りがあったとのこと。(後述の8月30日の記者会見より)
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2024年8月30日(超重要)
山本太郎代表&高井たかし幹事長による会見。
中盤に沖縄タイムスから沖縄4区について、れいわが「要望書」を提出した件について質問。
ここで、初めて大々的に金城トオル氏の問題を告発。
「大城竜男さんは以前ですね、立憲民主党の沖縄県連の幹事長をやられていたんですけれども。この金城さんって方が衆議院に出馬するということに反対をされたんです。で、立憲民主党を離党されてます。で、会計責任者の変更っていうのは、これ、選管に対して届け出るだけで可能なんですけれども、この候補者である金城徹さんって方はその手続き怠って、しかも本人の了解なしに、収支報告書に記名押印をしてしまっているってことなんです。これって、むちゃくちゃヤバい話じゃないですか。」
※大城氏が会計責任者を(公式に)辞めたのは2022年8月であるが、実際に離党届を出したのは2021年らしい。「立憲民主党内で金城トオル氏が出馬の検討を検討」したのは2021衆院選の事だと思われ、実際に2021衆院選で金城トオル氏はオール沖縄4区の候補だった
「疑惑の渦中にあるというこの候補者に対してですね、ヒアリングであったりとか、その関係者にもヒアリングを行わず、これ強硬にこれが統一の候補者ですみたいな決められ方をするというのは、これ非常にまずいやり方。これ今までの日本の政治の悪い部分全部煮詰めたようなやり方じゃないですか?」
「そのような疑惑にまみれたままの候補者を沖縄4区の顔として国会議員にするのかという部分。で、それを立憲民主党以外の政党も認めるの?っていうことですね。自民党と公明党の関係と変わらないですね、これって。」
また、問題を解決できないまま(金城トオル氏に)候補が決まった場合、「それぞれの闘い」になるともコメント。
「大城氏は『マスコミなどに問われればいつでも真実を話す』と言っている。ぜひインタビューを。」とまで言ったにも関わらず、後述の「宮古新報」と「宮古毎日新聞」以外、被害当事者の大城竜男氏に取材したメディアはいなかった。
ただし、この時点では沖縄タイムス以外の著名メディアがこの記者会見にいなかったという言い訳もできる。
なお、この時点でオール沖縄4区の選考会は9回行われていて、その9回目かられいわ新選組は欠席した。
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2024年9月2日
大石あきこ・れいわ新選組共同代表が金城トオル氏の有印私文書偽造問題についてツイート。
が、今見るとこのツイートでは情報源を明かしておらず、これを見るだけでは大城竜男氏に取材してみる事を思いつく記者は出にくい。戦術ミスなのではないか。
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2024年9月6日
金城トオル氏が、政治資金収支報告書の押印をめぐる疑義について説明する会見を行った。
当初は実際に就任していたものの、その後は連絡が取れない状態となっていた。一方、包括的な承諾を得ていると認識していた事務方が、同意を得ることなく押印して提出した。
押印された人物に対しては「大変申し訳ないとの思いで、深くおわび申し上げる」と謝罪した。
この「包括的な承諾」だが、後述の「宮古新報」による取材で、大城氏は「2021年の時点で立憲へ離党届を提出しており、包括的同意はない。簡単にできる会計責任者の変更をしていない」とコメントしている。
この時点でオール沖縄4区の選考会は10回行われていた。
また、HUB沖縄は、9月7日の時点で「政治資金収支報告書の押印をめぐる疑義について指摘したのはれいわ新選組」と記載した貴重なメディアのひとつ。
https://hubokinawa.jp/archives/26308(HUB沖縄)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1430125(8月30日の記者会見にいたのに有印私文書偽造問題を報じなかった沖縄タイムス)
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2024年9月9日
最後(11回目)のオール沖縄4区の選考会で、金城トオル氏が野党統一候補になった。
前述のHUB沖縄と宮古新報以外の全メディアが、有印私文書偽造問題の存在を報じていない。
https://www.youtube.com/watch?v=8Omelgm-Py0(やっぱり有印私文書偽造問題を報じなかった「沖縄ニュースOTV」。コメント欄にはそのツッコミが…。)
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2024年9月15日(超重要)
金城トオル氏が野党統一候補になった後、「宮古新報」が大城竜男氏にインタビュー。前述の金城トオル氏の会見を見て怒りのコメント。
「連絡が取れないから勝手にやりましたでは通らない話で許せない。しかも2度も許可なく自分の名前を使用しており、とても悪質だ。このままで済む話ではない」と強い憤りを見せ、金城氏を告発する可能性もあるとした。
※この「告発」というのは刑事告発のはず。その場合、有印私文書偽造罪に問われる事になると思われる。有罪になったら懲役確定。
「報告者に何か問題がある時は会計責任者である自分の責任になる。会計責任者も把握していないのに収支報告書の中身を知らず押印を勝手にするとは信じられない」
金城氏の記者会見で述べた「包括的に承認を貰っていた」とすることには「意味が分からない。言い訳にならない」と吐き捨て、「あの会見は有印私文書偽造を認める自白の会見だ」と一蹴。
金城氏は会見で大城氏に直接会って謝罪する考えを示していたが、14日時点で連絡はない。
続報もないので未だに直接の謝罪はしていないと思われる。
また、前述の「2022年8月に会計責任者を辞めた」というのはこの記事が初出。
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2024年9月15日20時
山川ひとし氏が、宮古新報による大城竜男氏への取材記事についてツイート。
「これまで選考会には #沖縄4区 への重大な影響を懸念し当事者2名のヒアリングを何度も要求したが拒否され続けた。その後オール沖縄は、金城氏が9/6にその件の記者会見を行ったと中身を精査せず」
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2024年9月25日(最重要、大幅加筆)
「宮古毎日新聞」が大城竜男氏を取材した記事を掲載。(この記事で名前は出てないが、内容からして十中八九この人)
内容自体は宮古新報の時と大きな違いはないが、使っている言葉が宮古新報の時と比べると弱い。
「この問題を指摘してきた政党を支持している訳ではないとも強調」としている部分と、「弁護士などと今後の対応を協議するという」という記述が重要か。
この記事の内容から、大城氏はれいわの催し(記者会見、ライブ配信、演説等)に登場しないと思われる事が分かる。
…と思ったら11月中旬に超重要な記述に気づいた。
「2021年に私は立憲民主党へ離党届を出している」である。
これは宮古新報にはない情報で、今回の有印私文書偽造の疑いをほぼ確定させる最重要事項。
この情報の真偽が、刑事裁判での争点になるだろう。
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2024年10月初旬?
比嘉京子氏がオール沖縄4区選考会から自主的に降りた。後述のしんぶん赤旗によると、「オール沖縄の統一したたたかいを進める」とのこと。
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2024年10月7日
れいわ新選組が沖縄での記者会見を予告。これで大勢のメディアが集まるか…?と読んだのだろうか。
https://x.com/8_yamakawa/status/1843248140872454615
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2024年10月8日(超重要)
問題の沖縄1区れいわ候補擁立詐欺。
8月30日と違って朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、そして沖縄タイムスなど多くのメディアがいて、有印私文書偽造問題の大々的な告発のチャンスであった。
オール沖縄が一番怒りそうな1区に手を出す事で悪目立ち→多くのメディアの注目を集める→大勢のメディアの前で、今までオール沖縄が隠していた問題をバラす→慌てて金城トオル氏を取り下げる→れいわも1区候補を取り下げる、という計画だっただろう。
根拠は?と聞かれそうだが、そう考えないとこの”禁忌”に手を出す理由が説明できない。
高井たかし幹事長のツイートでも、その意図が読み取れる。
だが、これでも(宮古2誌以外で)金城トオル氏の有印私文書偽造問題を報じる(大城竜男氏に取材する)メディアは現れなかった。
1区での擁立にも関わらず4区の問題にわざわざ時間をかけて話すところを見れば、これは何かあると記者は思わなかったのだろうか?
特に、8月30日と今回の両方の記者会見にいた唯一のメディアである(と思われる)沖縄タイムスは違和感を覚えなかったのだろうか?
※動画を確認したところ、この2つの記者会見にいた沖縄タイムス記者は別人。
https://x.com/t_takai/status/1843683848502247816
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2024年10月11日朝(重要)
あまりにも酷すぎるしんぶん赤旗の記事。
何が「団結破壊」だ。こんな「団結」など不要だ。
ルール違反がどうこう言っているが、有印私文書偽造問題の前では些細な問題に過ぎないのだ。
…気を取り直して、重要なのは赤枠で強調した部分である。
要するに、「被害を受けた元会計責任者の大城竜男とは一切面会しません!」とその”罪”を自白しているのである。
それも宮古2誌による取材記事が出たかなり後で。
これは自民党の組織的裏金づくりを暴いた赤旗のジャーナリズムの死を意味する。
裏金づくりの調査というかなり難しい事をやり遂げた赤旗が、「いつでもマスコミの取材を受ける」と言った人物を取材しないとはどういう事なのだ?
こんな中傷記事を書いたら、有罪判決など、かなり後になってれいわ新選組…というより山川ひとし氏に土下座する羽目になるのではないだろうか。
てかこれ完全に赤旗読者を騙しているよね。だが俺は騙されなかったぞ!
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2024年10月11日夜
批判が殺到する中で、れいわ沖縄1区擁立を取り下げ。
当然、その声明の中で金城トオル問題に言及しているが、後半の「沖縄県はれいわの得票率が2番目に高い、…」の部分は全く必要ないのでは?
金城トオル問題一点張りだったらさすがにメディアも沈黙を破ると思うのだが。これが第二の戦術ミス。
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2024年10月12日(追記)
衆議院選のオール沖縄4候補と玉城デニー知事が「団結」してしまった。
かなり後になって、悪い意味でオール沖縄を象徴する写真になるかもしれない。
オール沖縄の立候補予定者4氏、玉城デニー知事と合同会見 衆院選「一致団結し取り組む」 - 琉球新報デジタル
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2024年10月15日(追記)
玉城デニー知事が応援してしまっているのである。
これ次の沖縄県知事選挙で勝てなくなるのでは?
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2024年10月22日(追記)
山本太郎氏が沖縄タイムス記者からの質問の中で「オール沖縄は歴史的役割を終えたのでは」「選挙互助会に成り下がった」と発言。
沖縄4区に関して「選挙互助会」というのはその通り。それ以外で良い表現が思いつかない。
だが「歴史的役割は終わった」のかは話が別。
これはオール沖縄が金城トオルという"癌"を切除できるかどうかにかかっている。
いや、切除できないと確信しているからこそ「オール沖縄は歴史的役割を終えたのでは」と言ったのか?
詳細は⇓のブログ記事をどうぞ。
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2024年10月27日(追記)
衆議院選挙、沖縄4区での結果がこちら。
山川ひとし氏のおかげで金城トオル氏の比例復活阻止。
立憲民主党・比例九州での結果はこちら。
金城氏が惜敗率77%に対して、比例最下位当選の堤かなめ氏は79.1%。
山川ひとし氏がいたにも関わらずギリギリの比例復活阻止となったのは、ひとし氏の兄である維新の山川泰博氏が自民の西銘恒三郎氏の票を奪ったからだろう。
参政党の候補がいたら更に金城氏の惜敗率が上がって比例復活してしまい、オール沖縄の死が現実的になっていたかもしれない。
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2024年11月3日(追記)
この機に及んでまだ金城トオル氏がオール沖縄の集まりに登場しているようだ。
「小選挙区で勝利した1区の赤嶺政賢(日本共産党)、2区の新垣邦男(社民)両氏、票差を大きく縮め比例の議席を得た3区の屋良朝博、4区で健闘した金城徹両氏(ともに立民)が訴えました」
誰か止めてやれよ。
あと『赤嶺氏は、オール沖縄を“選挙互助会”などとやゆする声を厳しく批判し、「機動隊にごぼう抜きされるなどしても、めげずに団結を強めてきたのがオール沖縄だ」と力説』というのもさぁ…。
目の前にいる”歩く選挙互助会”を排除しなきゃそう言われ続けますよ?
この絶望的状況を変えるにはやはり大城竜男氏による刑事告発しかないのか?
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おまけ
☆れいわはどうすればよかったのか? ※「金城トオル氏が自主的にオール沖縄選考会から降りる」or「統一候補決定後にオール沖縄自体が金城氏を取り下げる」を勝利条件とする
①宮古2誌による大城竜男氏への取材記事が出る前の9月14日までは、Twitterで「俺たちは大城氏から、金城氏の有印私文書偽造問題を聞いたぞ。いつでも真実を話すそうなのでメディアは取材してね」と積極的に宣伝する
…最初に討論会で告発したのは8月4日なので、その翌日から宣伝すべきだった。その討論会を視聴する人は少ないのだから。また、その8月4日及び8月13日の討論会では情報提供した大城竜男氏の存在を明かせなかったのも理由のひとつ。
また、記者会見の内容をしっかり読む人も少ないので、やはりTwitterで言うのが正解だろう。
②大城氏の音声データ(5月と8月の面会時のやり取り)を公開する
…文字通りです。この問題を認めない人がいるならば、被害当事者の生の声を突き付けるのが一番です。
これは今からでもやった方がいいと思います。
なお、前述の通り、記者会見など、れいわの催しに登場させる事はできないと思います。
☆もし「選挙中」に刑事告発されたら?
前代未聞の「選挙中撤退」を選んだ方が良いかもしれません。
この刑事告発により、オール沖縄の組織的隠蔽が全国に知れ渡ったら、立憲民主党及び日本共産党はかなりのダメージを受けます。
謝罪が遅ければ遅い程、ダメージは大きくなります。有罪判決になったらオール沖縄の責任を問う声が最高潮に達し、オール沖縄終了もあり得ます。
即謝罪して撤退しましょう。そして、なぜこうなったかを詳らかにしましょう。
特に、中傷記事を執筆した赤旗は検証記事を大々的に書きましょう。(選挙中はまず2面以降に大きく枠をとって謝罪、選挙後に一面で検証記事を書く)
沖縄4区は自動的に山川ひとし氏単独の闘いになりますが、彼に「オール沖縄を告発した者」という強力な肩書が付き、かつ自民党候補が空気化する事でこの選挙区を勝ち取ってくれるかもしれません。
なお、この騒動により、オール沖縄は4区に当面手を出す事ができなくなると思います。山川氏が引退するまでは4区に候補を擁立できないかも。そして知事選がかなり不利になる…。
※ちなみに山川氏は現時点で50歳。意外と若い…?
☆「実はこっそり示談していた」場合は?
さすがに即座に公表しないとマズイのでは…。
示談の公表が公示前なら、れいわ新選組が山川ひとし氏を取り下げる可能性もあったのに…。
宮古新報の記事を見ると示談が成立するのかも怪しいが。
☆パワハラ疑惑のある山川ひとし氏こそオール沖縄4区の候補にふさわしくないんじゃないの?
そうかもしれませんが、それで金城トオル氏の問題が消える訳ではありません。
それにオール沖縄選考会では金城氏、山川氏の他に比嘉京子氏がいました。この方が統一候補になっても問題ないでしょう。
(…と言えるのは、俺自身はれいわ新選組支持者ではないからである)
ちなみに金城氏と山川氏のどっちがマシか?と聞かれたら、俺は山川氏を選びます。金城氏が刑事問題になり得るのに対し、山川氏は(現時点では)あくまで民事問題。
それに、金城氏はオール沖縄の組織的隠蔽が絡んでおり、追及された時のダメージが大きいです。
れいわ単独の山川氏の場合、ダメージは小さくて済みます。(それにパワハラ疑惑は公開情報です)
さらにおまけ:そもそも大城竜男とは何者なのか?(追加事項)
元沖縄県・南城市議である。
2010年の選挙に初出馬・当選し、以降当選と落選を繰り返している。
2018年9月の市議選では、「立憲民主党公認」となっている。
2022年9月の市議選では「無所属」になっており、2018~2022年の間に離党していた事が分かる。
この市議選で落選。後の宮古新報の記事では顔が写っていない事を考えると、この時点で政治家を引退したと考えられる。
2019年4月時点で、大城氏は立憲民主党沖縄県連の幹事長だった。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/410129
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-953663.html
2021年6月21日に出た「立憲民主党 沖縄協議会 役員構成案」に大城竜男氏が「幹事」として載っていた。
恐らくこの時点ではまだ離党届を提出していない。
【沖縄協議会】「沖縄の現場に即した振興計画、感染症対策を」福山哲郎幹事長 - 立憲民主党
ちなみに有田芳生氏は、大城氏が立憲民主党を離党して以降も関係があったようだ。
https://x.com/aritayoshifu/status/1558957853628858369
大城氏に関する最後のツイートは2024年5月8日。
奇しくも大城氏がれいわ新選組と面会する1日前の出来事であった。
離党して以降も親交があるのなら、有田氏は金城氏による有印私文書偽造を大城氏から聞いていたのでは?
まぁ分かりませんが。