スマートフォンブースの一角で、伊藤園が新製品「お~いお茶 MATCHA SHOT」を配布している。その理由はHAEGINという小さなブースにあるのだが、一体なぜだろうか。

 スマートフォンに関連する大小さまざまなメーカーのブースが軒を連ねるスマートフォンゲームコーナー。その一角で、なぜか伊藤園のスタッフが、2023年10月に発売予定の新商品「お~いお茶 MATCHA SHOT」を配布している。

スマートフォンゲームコーナーの一角で、伊藤園はなぜか新製品「お~いお茶 MATCHA SHOT」を配布している
スマートフォンゲームコーナーの一角で、伊藤園はなぜか新製品「お~いお茶 MATCHA SHOT」を配布している

 確かに東京ゲームショウ2023の会場では、モンスターエナジーなどがブースを構えて自社のドリンクを配っているが、周辺に伊藤園のブースは見当たらない。一体なぜ、こんな所で新商品を配っているのだろうか。スタッフに話を聞いてみたところ、その理由は配布場所の近くにある「HAEGIN」というブースにあるらしい。

配布場所の近くにあるHAEGINのブース。さまざまなジャンルのスマートフォンゲームを開発している韓国の企業だ
配布場所の近くにあるHAEGINのブース。さまざまなジャンルのスマートフォンゲームを開発している韓国の企業だ

 HAEGINは韓国のゲーム会社で、小規模ながらもスマートフォンゲームコーナーにブースを構えている。そして伊藤園は、そのHAEGINが提供するメタバース系カジュアルシミュレーションゲーム「一緒に遊ぼう」とコラボレートしていることから、共同でプロモーションするべくHAEGINブースの周辺で新製品を配布しているのだそうだ。

HAEGINが配信しているメタバース系ゲーム「一緒に遊ぼう」。伊藤園はこのゲームとコラボレーションしていることから、共同でプロモーションを実施しているのだという
HAEGINが配信しているメタバース系ゲーム「一緒に遊ぼう」。伊藤園はこのゲームとコラボレーションしていることから、共同でプロモーションを実施しているのだという

 ちなみにスタッフによると、新製品の配布は1日当たり5000本を用意しているというが、一般公開日は多くの人が訪れるので、早めになくなってしまう可能性が高いとのこと。興味がある人は急いだ方がいいだろう。

ブース内でも伊藤園の新製品を大々的にアピール。配布品の数には限りがあるので入手するならお早めに
ブース内でも伊藤園の新製品を大々的にアピール。配布品の数には限りがあるので入手するならお早めに

(文・写真/佐野 正弘)

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