norikiyo 1stと今
今日は僕が一番大好きでリスペクトしてるラッパーであるNORIKIYOについてです。
まず、僕がhiphopを好きになったのが大学2回生の時に友達に教えてもらった時です。
当時はいわゆるヨーチェケラッチョを想像してたんですけど、まったく違いました。
最初に聞いたのがSALUで、そこからAKLOにいって、その次にNORIKIYO聞いた時にどっぷりとハマりました。
その時聞いたのが1stのEXITに収録されているDO MY THINGと2faceでした。
DO MY THINGはセルフボースティングが満載の曲です。hookにあるように「ヤングガン見失うな」とリリックにはヘッズは痺れたと思います。
そんな格好良さが溢れて、hiphopで成り上がってやる意気込みが感じれる曲です。
そして、もう一つの2faceはさっきとは違って、少しエモーショナルな内容の曲です。過去を振り返り、過ちを犯したことに対して、リリカルな歌詞で、心の叫びが描かれています。また、客演に向かえたBESも天才と言われるフロウと1億点のラップで過去と今の描写を見事にラップしています。
このBESの好きなリリックで
どうすればいい?考えてみても、現実はいつもいそぎ気味だな
ってところが大好きです。
光や闇、裏表、因果やカルマがあるけど、俺は俺だ!俺に従うと少し弱さを見せながらも強く意思を感じるhiphop史のクラシックが2faceです!
未だにこの1stアルバムはは根強い人気があります。
その10年後に発売されたのが7stアルバムbouquetです。
このアルバムに収録されてる3曲目(DO MY THINGも3曲目)it ain't nothing like hiphop。
これは結構な大ネタをサンプリングしたフックで、THIS is hiphopだ!みたいなカッコいい曲なんです。
首が振れて、僕は特に最後のヴァースが大好きです。
トラップが流行る中で90年代を思い出させるようなサウンドを提供した大好きな曲です。
そしてもう一つ最後から3番目の曲枯れない花束。ちなみに2faceも最後から3番目の曲です。
まずこのアルバムのコンセプトが後悔をテーマにしています。この枯れない花束はそのテーマが一番表されてると個人的に思うんですが、背景として、Norikiyoは離婚して子供とも毎日会える環境じゃなくなったんです。
そんな状況に対して、自問自答を繰り返す。そして後悔する。もちろん悲しさやなんであの時ああしなかったんだ!って思うけど、それも後の祭りだ。
そんな自問自答の先にごめんなさいよりありがとうを伝えたいと思う。
そして度々リリックとして、出てくるヴァース。
少しわかってきたこんなクズでもそう人生ってのは後悔それを含める
そしてフックでは
もう出ちまうよ反吐が今にも出そう口からけどさ
それを飲み込んでこの絵を書くこれが伝わりゃいいけどな。
ここでの絵がこの曲かは分からないが、後悔を乗り越えた後の気持ちをリリカルに落とし込まれた見事な歌である。
私は何か1stと7stは構成が似てる気がする。
Norikiyoは度々、1stを好きといってくれるのは嬉しいけど超えたいとコメントしている。
この作品もまた、1stを越えるなんて意味も含まれてるのかななんて思ったんですけど、自分的には10年経って、本当にリリカルでめちゃめちゃカッコいいアダルトラッパーだと思う。あの時を
超えてると思う。
1stは大好きだけど、今のNorikiyoのがもっと僕は好きです!ってことを、伝えたい文章でした。
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