“無資格で胃ろうなどの行為” 高崎の老人ホームに行政処分
高崎市にある老人ホームで、資格のない職員が5年間にわたって入所者に胃ろうなどの行為を行っていたとして、群馬県と高崎市は、この老人ホームに対しこうした業務を3か月停止させるなどの行政処分を行いました。
処分を受けたのは、高崎市の老人ホーム「スマイリングホームメディス高崎」を運営する、東京に本社がある「グリーンライフ東日本」です。
県によりますと、この施設ではことし3月までの5年間胃ろうを行う資格のない5人の職員が入所者に対し、胃ろうなどの行為をあわせて180回行っていたということです。
また、高崎市によりますと、施設の職員5人が複数回にわたって車いすに乗った入所者をテーブルで挟んで動けなくさせたなどとして身体的な虐待にあたると判断したということです。
県と高崎市は、施設に対して立ち入り検査を行い、施設は、こうした行為を認めているということです。
こうしたことから、県と高崎市は4日付けでこの施設に対し胃ろうやたんの吸引などの業務を3か月停止させ、新たな利用者の受け入れも1年間停止させる行政処分を行いました。
施設を運営するグリーンライフ東日本は「行政処分を真摯に受け止め、全職員に対する教育研修をこれまで以上に徹底し、再発防止に向けて全力で取り組みます」などとホームページでコメントを発表しました。