〈シリーズ Voice!マイナ保険証③〉
マイナ保険証の問題に関して、取材班に届いたご意見を紹介する「Voice!マイナ保険証」。第3回は、高齢者の親を抱える家族からの声を取り上げます。
マイナンバーカードの取得でさえ一筋縄にはいかない現実があります。(マイナ保険証取材班)
◆認知症の親の申請2度却下、あきらめた
【52歳女性 事務パート 静岡県】
80代の親の保険証を切り替えるべく、マイナンバーカードを作成申請しております。
ただ親が軽度の認知症を患っており、条件を満たす写真を撮ることができません(背景無地のところに立っていることができない。ずっと動いている。正面を向いてられなので、ぶれる)。
何回トライしても撮れないため、マイナンバーのフリーダイヤルにかけ、事情説明をしておりますが、2回とも申請棄却。
理由は「背景が映り込んでいるため。」「白地がなくトリミングができないから。(背景を多少削って提出しました)」
写真を撮ることもできず、申請も通らない。
後期高齢者ですが、基準引き下げで3割負担となりますが、医療年金保険料も税金も滞納したことがありません。
任意だから申請受け付けないってことなんでしょうかね?
無策なのか、高齢者切り捨てのためにわざとやってるのか分かりませんが、こんな迷惑と手数をかけられるんだったら、制度始める前に、念入りに対策していただきたい。
ただ今まで通りに普通に医師にかかりたいだけなのに、...
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