小数や分数の計算方法を、社会人になった今でも覚えているでしょうか? 「小数どうし、分数どうしの計算ならできる!」という人でも、小数と分数が混じると難しいと感じるかもしれませんね。
さて、今回の問題、あなたは正しく計算できるでしょうか。
問題
次の計算をしなさい。
1/2−0.4
解答
正解は、「0.1」もしくは「1/10」です。
どのように計算すれば、答えを出せるのでしょうか?
次の「ポイント」で計算過程を確認してみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「式内の数を小数、もしくは分数に統一すること」です。
二つのパターンをそれぞれ紹介しますね。
小数に統一して計算→小数で答えを出すパターン
まずは、小数に統一して計算する方法を紹介します。この場合、1/2を小数にします。
1/2−0.4
分数は「分子÷分母」を計算して小数に変換します。「1÷2=0.5」ですので、次のように計算できます。
1/2−0.4
=0.5−0.4
=0.1
これで小数の形で答えを出せました。
分数に統一して計算→分数で答えを出すパターン
次に、式を分数に統一して計算する方法をご紹介します。
今回の問題では、0.4を分数にすればよいですね。
1/2−0.4
=1/2−4/10
=1/2−2/5
分母の数が異なる分数の引き算は、分母の数を揃えてから分子どうしを引きます。
二つ以上の分数の分母を揃えることを「通分」といいます。このとき、分母はそれぞれの分母の最小公倍数にします。また、通分するときは、分子と分母に同じ数を掛けて、表している数が変化しないようにします。
今回は分母が2と5なので、分母を最小公倍数の10にして計算します。
1/2の場合は、分母に5を掛ければ10になります。このとき、表している数が変わらないように、分子にも5を掛けます。
1/2
=(1×5)/(2×5)
=5/10
2/5の場合は、分母に2を掛ければ10になります。同じく、表している数が変わらないように、分子にも2を掛けます。
2/5
=(2×2)/(2×5)
=4/10
では、計算過程を見てみましょう。
1/2−2/5
=(1×5)/(2×5)−(2×2)/(5×2) →通分
=5/10−4/10
=1/10
これで分数の形で答えを出せました。
まとめ
今回の問題では、分数と小数の引き算に挑戦しました。
種類の異なる二つの数が登場する式では、どちらか一方の種類に数を統一することで計算できます。分数と小数の変換方法を覚えておきましょう。
他にも分数と小数の計算問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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