逆走し事故 男を過失運転致死などの罪で起訴

 ことし9月、川口市の交差点で一方通行を逆走し、別の乗用車と衝突し運転手の男性を死亡させたとして酒気帯び運転などの疑いで逮捕された中国籍の19歳の男についてさいたま地検は22日、過失運転致死などの罪で起訴しました。

 起訴されたのは、中国籍の19歳の男です。

 起訴状などによりますと、男は、ことし9月川口市仲町の交差点で、酒を飲んだ状態で車を運転して一方通行を逆走し、時速およそ125キロのスピードで別の車に衝突しました。

 そして、衝突された車を運転していた川口市南町の会社役員、縫谷茂さん(当時51)を死亡させたとして過失運転致死と酒気帯び運転の罪に問われています。

 逮捕後の警察の調べに対し、男は「一方通行を逆走して交通事故を起こした。酒を飲んでいた」と容疑を認めていたということです。

県警鈴木本部長 離任会見

 11月25日付けで警察庁交通局に異動する県警の鈴木基之本部長が離任にあたり、22日、記者会見しました。

 鈴木本部長は、おととし7月に就任して以降、手口が変化し続けるサイバー犯罪に対応するための「サイバー局」や特殊詐欺に特化した組織犯罪対策第三課の設置などに取り組みました。

 22日の記者会見で鈴木本部長は、去年10月に起きた蕨郵便局での立てこもり事件に触れ、「拳銃の使用やガソリンの所持、街中での発生という困難な特徴があった。また、事前の放火や病院での発砲など複雑な事案であったことから強く印象に残っている」と振り返りました。

さいたま市 53歳男性課長補佐を懲戒免職処分

 職員の懲戒処分を発表しました。

 さいたま市は、盗撮の疑いで逮捕された岩槻区役所に務める53歳の男性課長補佐を22日付けで懲戒免職処分にしました。

 懲戒免職になったのは、岩槻区保険年金課の藤沼規夫課長補佐(53)です。

 藤沼課長補佐はことし8月16日、岩槻駅や商業施設WATSU東館のエスカレーターで、複数の女性のスカート内にスマートフォンを差し入れて、盗撮をし、岩槻警察署に逮捕されましたが、いずれの女性とも示談が成立し、不起訴処分となっています。

 さいたま市の聞き取りに対し今回とは別に、「7月中旬からおよそ20回に渡り同様の盗撮を行った」と話した上で、業務上の悩みや、私生活のストレスがあり、「ストレスを解消したいという気持ちから犯行に及んでしまった」と話しているということです。

昨年度の不登校過去最多 日吉教育長対策強化の考え

 文部科学省の調査で昨年度、県内の不登校の子どもの数が過去最多となったことを受け、日吉亨教育長は22日の定例記者会見で、不登校対策を強化する考えを示しました。

 県教育委員会によりますと、昨年度、県内の小中学校や高校で年間30日以上欠席した不登校の児童生徒は、前の年度に比べ3179人増え2万93人となり、過去最多となりました。

 不登校の理由について「学校生活に対してやる気が出ない」が最も多く、次いで「生活リズムの不調」などとなっています。

 不登校が増えたことについて県教育委員会は、コロナ禍の影響で、子どもたちが休校明けの生活リズムの変化に適応しづらかったことを要因の一つにあげました。

 また「新たな交友関係を築く難しさを感じ、学校生活への意欲が湧きにくかった可能性がある」と指摘しています。

 こうした状況を踏まえ日吉亨教育長は、相談体制を充実させるなどして、不登校対策を強化する考えを示しました。

 具体的には生徒がタブレット端末上で心の健康状態を教員に伝える取り組みや、メタバース空間を活用した学習支援などを行うとしています。

越谷久伊豆神社本殿など3件 国登録有形文化財へ

 国の文化審議会は越谷市にある「久伊豆神社」の本殿と神楽殿、それに手水舎を登録有形文化財にするよう文部科学大臣に答申しました。

 越谷市の市街地中心部にある「久伊豆神社」は江戸時代の寛政元年=1789年に「本殿」が建てられました。

 屋根の一方がゆるやかに反りながら長く伸びているのが特徴で、竜やサイなどの彫刻が随所に施され、装飾華やかな建物です。

 伝統的な舞や音楽を奉納する「神楽殿」は、明治前期に建てられ、50年前に現在の場所に移されました。

 銅板を使った入母屋造で、屋根を支える垂木は2本1組で扇状に広がり、参道沿いの景観を演出しています。

 江戸末期に立てられた「手水舎」は、銅板の入母屋造で4本の柱がやや中心に向かって傾いているのが特徴です。

 また竜や鳳凰、ツバメなどの彫刻が目を引く華麗な外観で、造形の規範となっていると評価されました。

 3つの建造物は官報の告示後に、国の登録有形文化財に登録される予定で、県内では217件となる見込みです。

白岡市の美容室に乗用車突っ込む 女性2人が軽傷

 22日午前、白岡市で乗用車が美容室に突っ込み、店内にいた女性従業員と女性客が軽傷です。

 22日午前11時ごろ、白岡市小久喜にある美容室に乗用車が突っ込み、店内にいた女性客と女性従業員が軽いけがをしました。

 警察は、乗用車を運転していた70代くらいの男性から任意で事情を聞いていて、男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。

 乗用車は、道路を挟んで向かい側にあるコインパーキングから直進してきた可能性があるとみられ、警察は、詳しい事故の原因を調べています。

所沢事件の回収役か 被害品運搬の疑いで男を送検

 10月、起きた所沢市の強盗事件で被害品を都内のコインロッカーまで運んだとして、逮捕された愛知県名古屋市に住む23歳の男の身柄がさいたま地検に送られました。

 盗品等運搬の疑いで送検されたのは、愛知県名古屋市港区の無職、安田勇介容疑者23歳です。

 県警によりますと、安田容疑者は、10月1日、氏名不詳の者から依頼を受け、所沢市の強盗事件で奪われたクレジットカード2枚と通帳2冊を、東京都小平市のJR新小平駅ロータリーで実行役から受け取り、被害品と知りながら、地下鉄永田町駅のコインロッカーへ運んだ疑いが持たれています。

 県警は捜査に支障があるとして、安田容疑者の認否を明らかにしていません。捜査関係者によりますと、安田容疑者は所沢市の事件現場付近まで車で向かい、実行役の2人を乗せ新小平駅へ行くなど、逃走の手助けをしたということです。

クルド人排斥デモ禁止 地裁仮処分 協会評価

 在日クルド人らでつくる「日本クルド文化協会」はヘイトスピーチに当たるデモで名誉を傷つけられたとして今後、実施しないよう求めた仮処分申し立てで、さいたま地裁は21日デモを呼びかけた男性に対し、協会の事務所周辺でのデモを禁止する決定をしました。

 協会と弁護団が22日、記者会見を開き「ヘイト行動に法的歯止めをかけられる」と評価しました。

 この決定を受け、日本クルド文化協会代表理事チカン・ワッカスさんは「私たちは長い間、大きなプレッシャーや不安を抱えながらも希望を失わずにきょうまで歩んできました。この裁判所の決定は私たちにとって大きな一歩であり、未来への希望をつなぐものです」と話しました。

 弁護団によりますと、神奈川県の団体代表の男性らはことし2月以降、協会事務所の周辺で「自爆テロを支援するクルド文化協会は日本にいらない」とする横断幕を掲げたり、拡声器でクルド人排斥を訴えたりするデモを複数回実施しました。

 11月24日にもデモが計画されていたことから、協会は禁止を求める仮処分をさいたま地裁に申し立てました。

 さいたま地裁は21日、協会事務所から半径600メートル内でのデモを禁止する決定をしました。

 裁判所がクルド人へのデモを禁じたのは今回が初めてです。

 協会側代理人の金英功弁護士は「野放しだったヘイト行動に法的歯止めをかけられる」と今回の決定を評価しました。

 その上で、今後の課題を「包括的、網羅的にヘイトデモを規制するには、県、市町村における差別撤廃条例が必要と考える」などと述べました。

「桂木ゆず」収穫はじまる

 古くからユズの産地として知られる毛呂山町では、地元特産の「桂木ゆず」の収穫が始まっています。

 毛呂山町大谷木の鎌北さんの農園では、11月中旬からユズの収穫が始まりました。

 毛呂山町は日本最古といわれる「桂木ゆず」の産地で、奈良時代から栽培が始まったとされています。

 鎌北さんの農園には、およそ250本の木が植えられていて、はさみで1つずつ丁寧に収穫すると爽やかな香りが広がります。

 ことしは夏に暑い日が続きましたが、例年通り、肉厚で香りが強く品質の高いユズに育ったということです。

 ユズはおよそ8トンの収穫を見込んでいてJAいるま野の毛呂山農産物直売所などで販売されます。

JAいるま野毛呂山柚子部会会長鎌北隆さん「毛呂山の柚子の特徴として香りがとてもいい香りを楽しんでいただくために、ジャムやマーマレードゆず巻き砂糖漬けなど、柚子は捨てるところがないので、様々な調理の仕方で味わっていただきたい」