TopRSS管理
茨城のセンターが大変な事に。
2024-11-30-1.jpg

この過密状態が日本の収容施設なのかと目を疑う状況です。多くは茨城町からの野犬の一軍が最近捕獲され収容されています。今までこの野犬問題を真剣に取り組んで来ないで見放していた茨城県庁、茨城県知事の責任は重大です。

テレビでこの野犬問題が放映された途端、どうしたことか、毎日のように茨城町の野犬達が捕獲されて来ました。捕獲檻を設置しても入らずあの広い原野を走り回る犬達をどうやって捕獲しているのか、不思議です。やれば出来るのだったらここまで繁殖する前に手を打つ事は可能だったのではないでしょうか?

そしてセンターに収容されても更に地獄です。過密状態になれば犬は喧嘩が起き殺しあいが始まります。人間を恐れ犬集団の攻撃から逃げ惑い、全て人間が作った虐待です。「殺処分0」と喜んでいて良いのでしょうか?良いはずはありません。

いくら愛護団体に協力を求めても出る犬より入って来る犬の数がダントツに多いのですからじわじわと収容頭数は増えて行き収容房は満杯状態になるのは誰にも分かる事でした。生かされている犬達。これが動物愛護に繋がるのでしょうか?毎日増えて行く状況の中で職員の方、委託会社の従業員の方の過酷な仕事現場で必死に走り回ってお世話をする姿には申し訳ない思いです。

しかし団体として私達はここまで最悪になったセンターをどうしたら良いのか解決策は見当たりません。認可団体様全員が同じ思いだと思います。収容棟を増やせと言われている方々もいらっしゃいますがどんどん増えて行き全く解決にはなりません。場当たり対策ではなく県として動物行政の根本から見直し動かなければ永久にこの最悪状態から改善しないでしょう。

当会も茨城に通い始めて15年目になりました。当時は処分を行っていましたから、ここまで過密状態ではありませんでした。明日処分される犬達の顔を見て心痛める日々でした。それと比べ現在は過密に詰め込まれ生きている犬達の顔。どちらも辛い光景には変わりありません。

[2024/11/30 13:52] | 動物収容センター 引き取り等 | page top
| ホーム |