気仙沼の天気を確認2024年12月04日(水)

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中学校を鹿折、気仙沼、松岩、津谷の4校再編案提示

グループで意見を出し合う検討委員
グループで意見を出し合う検討委員

中学校を鹿折、気仙沼、松岩、津谷の4校再編案提示

 気仙沼市立小中学校の新たな再編枠組みを協議する気仙沼市小中学校再編検討委員会(委員長・本図愛実宮城教育大学教職大学院教授)が3日、市役所魚市場前庁舎で開かれた。市教育委員会は、前回の会議で中学校を現在の9校から4校とするのが妥当とした具体的な再編案を提示。学校間の距離や校舎規模などを基に、鹿折、気仙沼、松岩、津谷の現校舎を活用するたたき台を示した。
 再編の方向性は、地域とのつながりがより重視される小学校と、教科担任の配置が難しくなっている中学校を分けて検討。小学校は前回示された内容を基に、「現在の学校数を維持し、保護者や地域から要望があった場合は検討する」ことを確認した。
 中学校については前回会議で小山淳教育長が早期の再編が必要だとの理由から「4校への再編が妥当」と発言。再編は2027、28年度にわたって行う方針とし、今回の会議で具体案を提示するとしていた。
 再編案では学校間の距離、学校から最も遠い住居地までの距離比較、再編時に必要な教室数、災害リスクを考慮し、4ブロックに分けて2~3校を1校に集約。その結果、鹿折と唐桑、気仙沼と新月、松岩と面瀬と階上、津谷と大谷をそれぞれ1校にする案が示された。
 再編想定時点の生徒数は鹿折校舎に通う生徒が197人、気仙沼が333人、松岩が374人、津谷が187人を見込む。
 本図委員長は「これは確定した案ではない」と強調した上で、より議論を深めるためのグループセッションを提案。3グループに分かれた委員が来月まで複数回の会議を開いて、中間報告に向けて市教委の提案や学校の魅力化に対する意見を出し合う。
 この日の話し合いでは「保護者の声を多く聞くべき」「校舎整備を検討する必要もあるのでは」などの意見が出された。