八戸市立市民病院の停電 自家発電機故障でシステムダウンか
先月28日に八戸市立市民病院で発生した停電について、病院側は3日、当時、病院内で稼働していた自家発電機で電気が地面に流れ出る「地絡」と呼ばれる現象が起きたことが停電につながったとみられると明らかにしました。
八戸市立市民病院では、先月28日午前7時半ごろ、全館で停電が発生し2時間半ほどで復旧しましたが、その日予定していた手術がすべて中止になったほか、外来診療も原則休診となるなどの影響が出ました。
これを受けて、3日、市議会で臨時の協議会が開かれ、冒頭で八戸市立市民病院の保坂高弘事務局長が「停電の際に、多くの皆さまにご迷惑とご心配をおかけし、大変申し訳ございませんでした」と陳謝しました。
その上で、病院側は当日の影響について、当日予定していた16件の手術すべてが中止となったほか、外来診療が原則休診となったことで、およそ500人が診療を受けられなかったと説明しました。
一方、入院患者およそ500人に容体が急変したりするなどの影響はなかったということです。
また、協議会のあと、病院側はNHKの取材に、当時、病院内で稼働していた自家発電機4台のうち1台が何らかの理由で損傷して電気が地面に流れ出る「地絡」と呼ばれる現象が起き、異常を感知した病院の電力管理システムがダウンしたため、停電が発生したとみられると明らかにしました。
病院は不具合のあった自家発電機のメーカーに調査を依頼していて、早急に原因を究明し、改善策を講じていきたいとしています。