2024年8月に遊んだゲームのうち、書きたくなったものだけ書き溜めてた雑記
前回から4カ月空いたゲームの雑記である。
なんで今更8月なのかと言うと、書き溜めていたからである。
書き溜めてはいたが、なんとなく放置していた。
最近は、今まで仕事優先で時間を割けずに放置していたゲームを中心に遊んでいる。ゲームを遊んでいる時間はお金をもらえないが、ゲームライターでもプレイ代を出してくれるほうがめずら……。8月のゲームの話に行こう。
前回はコチラ↓
征地球論にレポートをあげる藤子Fオールスターゲーム『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』
ライト感覚で遊べる経営シミュレーションでおなじみのカイロソフトが手掛けた、藤子・F・不二雄作品オールスターゲーム。
マニアックな藤子オールスターゲームとしては、すでに『藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合! SFドタバタパーティー!!』があるのだけど、こちらはより大長編ドラえもんシリーズや『藤子・F・不二雄大全集』などからキャラクターが登場するマニアックなファンサービスを、カイロソフトのライト感があるドット絵が中和して良い感じにしたゲームとなっている。
自分もSF短編集とか『未来の想い出』は買っているし、藤子不二雄ランドの単行本はいくつか持っているので、むしろ「名前を出さずに『ジャングル黒べえ』だしてきたな……」みたいな楽しみ方はできたものの、大全集は全部買ってないのでわからないキャラが多かった。それはそれで楽しい。
結構遊んでみると違うのだけど、遊んだ感覚が似通いやすいカイロソフトのゲームは、同時に安心感にもつながっている。終盤になるにつれて良くも悪くもマンネリ感が出やすい部分にオリジナルストーリーや新たな藤子Fキャラというご褒美があることで、ゲームのサイクルが飽きにくいのも良し。
すべてのカイロソフト作品を遊んだわけではないが、自分が触れた中では一番面白かった。藤子要素だけではなく、カイロ作品としてもハイレベルだ。
ただ、ストーリーに関しては素晴らしかったのだけど、あのオチはよく考えると変な気がしなくもない。確かに素晴らしいし、涙ぐんだけど、何か=では繋がらない唐突感を感じるというか、ちょっと煙に巻かれてしまった感があった。だが、そんな野暮なことを言う必要はないくらい良いゲームだ。
賭博立志伝サル。なんとなく買って積んでいたが、遊んだらハマった『太閤立志伝V DX』
〜前回までのあらすじ〜
信長から預かった兵糧を、すべて酒場の賭博で溶かした挙句、ねねとの婚約をすっぽかし、宿屋の娘へ熱を上げていた木下藤吉郎。評定の日を忘れて大遅刻をかました彼は、信長の怒り狂う顔を見る前に鹿児島へと飛んだ。
南の地で辻斬りを繰り返し、殿に返す資金を賄うのだ。財布が歩いている。
逃亡生活1日目。神代勝利(くましろかつとし)なるカッコ良さげな名前の武将に船上で勝負を仕掛けた藤吉郎だったが、武芸はからっきし。用心棒にことごとく避けられ、あっという間にとらえられてしまうのであった。
まあ、見苦しく命乞いすれば助けてくれるかもしれないし……。
終わった。
いや、自由度高くて面白いね『太閤立志伝V DX』。はるか昔、スーパーファミコン(スーファミ)時代の初代を軽く遊んだくらいの記憶しかなく、当時は面白さがわからなかったのだけど、もっと早く遊んでおけばよかった。
いろいろな武将や商人、さまざまな立場で遊べる「戦国時代を生きるライフシミュレーター」として楽しく、毎日(8月中は)夜寝る前に遊んでいる。
だいたい、茶ばかり飲んで武将たちと仲良くお茶会を開いているのだが、私が遊んだ作品がそうなのか、コーエーの武将プレイができるゲームは『三國志』でも『無双』でも宴会を開いたり、お茶を飲んでる気がしなくもない。
『ファイアーエムブレム 風花雪月』だってお茶を飲める。人と人との繋がりは茶会から始まるということか。だから、また今日もお茶を飲みに行く。
初出が20年前とは思えないほど良く出来たゲームで、なるほどこれはシリーズの続編を望む人がいるのも納得の出来だった。最近なんとなくコーエーの歴史ゲームを遊びたい衝動に駆られて『信長の野望 新生』から『三國志14』と遊び、そのままなんとなく『太閤立志伝V』を遊んでいる。
急にエンパが遊びたくなり、Switch版『真・三國無双7 Empires』を買ってクラウドを作った
これは書き溜めではなく、11月に入って急に書きたくなった話である。
自分は歴史系ストラテジーが好きなのだが、コーエーの歴史シミュは担当ではなく、あまり手を出していなかった。なので、最近になって急激にやりたくなり、11月は『三國志』シリーズばかり遊んでいた。これは11月の話なのであとで書くが、最近はスマホ版『三國志V』を寝る前に遊んでいる。
最近のセール時にシリーズのナンバリングをそろえたのだが、12月10日は「三國志の日」らしい。その日にセールが来ることを見越して『三國志14』のシーズンパスや『三國志13』のSwitch版を買いたいと考えている。
『無双』シリーズのほうは記事を担当していた時期もあり、だいたいのシリーズで戦国も三國も遊んできた。だから、『ORIGINS』も面白そうなので遊ぶつもりはあるのだが……どちらかと言えばエンパイアシリーズのほうが好きなのだ。エンパが出たら確実に遊びたい。出るのだろうか。
個人的に、エンパイアシリーズの最高傑作は『真・三國無双6 Empires』だと思う。だが、今のハードでは『7Empires』以降しか出ていないのが残念だ。
なので、Switchでセールしていた時に『7エンパ』を買って遊んでいた。エンパの好きなところは戦闘だけ無双でアクション、内政や日々の交流はシンプルめな三國志SLGとして遊べるところである。だからこそ、7よりもいろいろとできた6のほうが好きなのだが、7もその次くらいに悪くないと思う。
オンラインで、誰かが作ったエディット武将をダウンロードできるのも、このゲームの良いところだろう。Switch版は、流石に2017年のゲームなので数こそ少ないものの、今でもケンシロウやセフィロスと出会える。メーカーの垣根を(勝手に)超えて、変な武将がたくさん出てくるのも楽しいのだ。
6エンパの時は「来訪武将」(ネットにつなげているとゲーム中に誰かが作ったエディット武将が出てくる機能)でプリキュアがどんどん出てきたりした思い出がよみがえる。版権無双の来訪武将が来るのも好きだし、まじめに実装されてなかったり、消えたりした三國志関連の武将を作ってもいい。
『7エンパ』は楽しいのだけど、君主プレイじゃないと「すぐ他国を攻めたがる君主を必死で説得する」ゲームになりがちなので、やはりそこは6エンパの方が好きだ。6エンパの移植かオリジンズエンパに期待している。
任天堂でも、思いっきりスベる時はスベるのだと悟った『ファミコン探偵俱楽部 笑み男』
クリアしたものの納得がいかず、レビューを書こうと筆を執ったのが35年ぶりのシリーズ完全新作『ファミコン探偵倶楽部 笑み男』だ。
あまりにもズッコケたので、当初は辛辣なレビューを書くつもりだったのだが、やりたかったことは評価したいし、このシリーズ自体は嫌いではないのでいろいろと考えた結果、こんな形の感想になった。
こういうゲーム。
章の終わりに「推理する」コマンドも、ただの整理でしかなかった。
推理しても、ずっと「まだよくわからない」という結論ばかり出るので、
ミスリードですらない。推理すらしてない。想像の域を出ていない。
『ファミコン探偵倶楽部』は推理ゲームではないと言っても、いくらなんでも限度があると思う。今回は、推理ではなくどれも整理だと思うのだが。
新作の前に過去2作を遊びなおしたのだが、主人公のメンタルや知能が過去作よりも子供に感じてしまった。過去2作は、ちゃんと推理しているのが大きいし、捜査もしている。年齢自体は、本作が一番上のはずなのだが……。
殺人事件を題材にしたものを出すことに抵抗感があるという気持ちもすごくよくわかるのだけど、世に数多と出ているミステリー、推理ゲームや推理小説、推理漫画の作者やファンに対して、それは誠実なのかと少しモヤモヤもしてしまった。本作に対して、どこか乗り切れなかった原因かもしれない。
とはいえ、2周すれば見え方が変わるのではとクリア後に周回もしてみた。
その結果、さらに謎が増えている。
この車、なんなの?
現在、自分の中で有力な説としては「覆面パトカーは、サイドミラーの上に補助ミラーをつけていると聞き、それを絵にしたらこうなった説」である。なにか絵を描いた人と伝えた人の間で、すれ違いが起きていたのではなかろうか。流石にAI絵ではないだろうし、謎が深まるパトカーである。
この車、なんなの?
謎と言えば、さらに肝心な場面で残っている謎があるのをご存じだろうか。
そう、ネクタイだ。
とある重要な場面で出てきたネクタイと、違う場面で出てきたネクタイが同じものだという前提で話が進むのだが、今から提示する2つのネクタイをよく見て欲しい。左右についている羽の部分を、見比べてみよう。
まずは、1つ目だ。これは、ある場面でヒロインのあゆみちゃんが手に入れるネクタイである。左右に4枚ずつの羽根がついた校章のデザインが特徴的なネクタイだ。次に2つ目、こちらは主人公がとある場面で見たネクタイである。デザインがまったく同じことから、これらは同一のネクタイ……。
そう、これは同一のネクタイ……じゃない……!
羽が違うのだが????
このネクタイ、なんなの?
……散々突っ込んでしまったが、総合的には楽しめたので次回作にも期待している。シリーズには、1作くらい挑戦しようとした結果、アルマジキ方向にすっ飛んでシナリオがザックりしてしまうこともあるものだ。だから、続編に期待しよう。なんだかんだ、シリーズ自体は再始動したと思うし。
ただ、もし福山先輩と神原刑事が続投したら、自分は買わないかもしれん。
『Dream Tactics』はS・RPG×デッキ構築型ローグライクの正しい形。ちゃんと成功してる!
デッキ構築型ローグライクとSRPGの組み合わせと聞いて買った『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』が、掛け算どころか足し算もうまくできていなくて拍子抜けだったので、同じようなジャンルとして買ってみた1作。
一応、『ヴェルディーナ』は今でもアップデートしているのだが……。
なので、あまり期待してはいなかったのだが、結論から書くと『Dream Tactics』は当たりだった。そうそう、こうだよ! こういうのだよ!
かわいいキャラクターによる暴力的な倫理観のシナリオが展開するが、素で倫理観が狂っていた『Rise Eterna』とは違ってギャグでやっている。
いや、あんなシナリオが何個も出てきたら、それはそれで問題だが……。
主人公側の倫理観が素でおかしく、プレイヤーがなぜか罪のない一般人を虐殺していくハメになるトンチキファイアーエムブレムフォロワー(何をどうフォローしたのかは不明)の『Rise Eterna』とは違い、こちらはディスガイア的なギャグノリで突き進む、日本一ソフトウェア的な感じのシナリオだ。
こちらの話を聞かず、襲ってくるピロウ(プリニーみたいなもの)たちを返り討ちにしたあと、虐殺者呼ばわりされてキレるシーンでも、流石に焼き払ったりはしない。『Rise Eterna』なら襲われる前に焼き払ったあと、きっと「村の人たちはいい人たちだったね~」「殺しちゃったけどね~」という会話が出るところなので、このゲームが『Dream Tactics』で本当に命拾いしている。よかったね、ピロウ。やっぱり、あのゲームのシナリオ変だな。
アホなピロウだけではなく、数少ないまともなピロウを人件費がかさむという名目で味方側がこき使っていたりするなど、ピロウの命の軽さはプリニー並である。そうしたシナリオを笑って流せる人向けのライトなノリだ。
終盤の敵がちょっと多くてだれるのはもったいなく感じたが、味方のカードを自由に組み込めてビルドの自由度が高く、基本はキャラクター独自のカードデッキでもクリア可能な辺りは良く出来ていた。装備との組み合わせが楽しく、時間制限付きの宝箱もちゃんと取りたくなる。
フリーステージがなく、ワナがいっぱいのつまらないマップもあることはあるし、ラスボス戦がマジで長すぎてどうかと思うものの、アップデートでエピローグも追加されて、大変オススメしやすくなった。アップデート前はエピローグもなかったんかい! ありませんでした。インディーは自由だ。
初見で情報を入れずにクリアしたあと、コミュニティを見たら「難易度がかなり低い」と書いてあったのだが、これはS・RPGが好きな人の基準だと思うので苦手な人は素直に難易度を下げよう。中盤以降、確かに味方側がインフレするし、シナジーもわかりやすいので敵をハメられる戦い方ができるようにはなる。だが、これで高難易度が簡単だと書いたら誤解されると思う。
シナジーを考えた装備とデッキでビルドを構築するのが楽しく、新しい装備が手に入るたびにワクワクできる。召喚したピロウを爆破できるので、HPを上げる装備と死亡時にダメージを与える装備品をピロウにコピーして与えると、強力な爆弾になったりする。本作は、こうした装備品とデッキビルドを組み合わせたコンボがすごく楽しいのだ。S・RPGをよく研究している。もしくは、SRPGがとても好きな人が作ったのだろうとわかる作りだ。
前作を遊んだうえで、続編を買う人向けの虚無タワーディフェンス『Rise Eterna War』
Forever Entertainmentというパブリッシャーがある。
ポーランドのゲーム会社で、なぜか日本の名作をリメイクするのが好きだ。
悪い会社ではなく、あえて言うならセンスが少し怪しい。重ねて言うが、悪い会社ではない。出すインディーゲームも酷いものはなく、つまらなすぎるものもない、はず。それなりに遊べるものも、いくつかあった、はず。
ただ、日本の名作をリメイクするうえでセンスや作りが少し怪しい。
日本のゲームをリメイクするという志はいいのだが、センスが追いついていないので悲しいことになっている。だが、悪い会社ではない。悪い会社ではないのだが、セリフ間違いやバグや機体デザインがちょっと……その……。
『フロントミッション』シリーズが好きでリメイク版も買ったが、これまで自分が口にしていない時点でわかって欲しい。悪くはないのだが……。
強いて言うなら、Forever EntertainmentにIPを貸しただけで、現状の出来で監修を済ましているのがあまりよくない。
『フロントミッション』も『フロントミッション2』も、歯に物が挟まったような感想が口から漏れるし、なんだこのデザインの改変は……なにこのバグは……みたいな気持ちになることはなるが、リメイクしてもらえるだけうれしいことはうれしいのだ。とくに2と3は貴重な機会でもある。
自分は『フロントミッション5』の次に『フロントミッション3』が好きなので、3をリメイクしてくれるだけうれし……うれ……う……うううう……。
このままだと『フロントミッション』シリーズリメイクの話になるので、いったん止めよう。そうではなく、『Rise Eterna War』の話である。
本作は、主人公側がよく分からない理屈で村を焼いていく逆ファイアーエムブレムなシナリオと、グダグダなゲームバランスのS・RPG『Rise Eterna』の続編だ。前作は長射程の遠距離攻撃ができる弓兵がいるうえに、敵は攻撃範囲に入らないと攻撃してこない。だから、こちらが敵の射程範囲外から一方的に攻撃して片が付く、あまりにもあんまりな雑バランスのゲームだった。
しかし、そんなシステムよりも、罪もない村人を惨殺して良い思い出として語る主人公たちにドン引きする、トンチキにも程があるシナリオが忘れられないゲームだったのである。まさか続編が出るとは思わなかった。
今回はタワーディフェンスのようなシステムに代わり、グダグダだったゲームバランスは、前作に比べると良くなった。前作に比べると、だけど。
敵だけが持つスキルが強すぎるので、ラストステージよりも道中の物量で押してくるステージのほうが難しいとか、味方のヒーローを召喚できるスキルが全然役に立たないとか、気になる部分はある。あることはあるのだが、一応最後まで遊べるくらい、独特なタワーディフェンスにはなっている。
物語は、前作の前日譚。主人公たちの国が戦争で負けた時の話だ。新たな主人公・アルスベイン将軍の指揮のもとで、前作の登場人物のうちの大人組が、敵国に反撃を試みる物語が描かれる。
前作ほどの変な物語ではないと思いきや、主人公の進軍ルートが無計画すぎて、よくわからないまま物語が進む。あまりにもどういう意図で進軍しているのかわからず、敵の本拠地に乗り込むのかと思えば、全然違う場所に移動して、また戻ってきたりするので、いつ物語が終わるのか読めなかった。
いつまで経っても敵の本拠地を攻めず、部下に文句を言われる会話が続いたときは、ああ『Rise Eterna』の続編だ……と逆に安心する自分がいたのだ。
主人公は滅茶苦茶強い将軍のはずなのだが、進軍に関してまったく何も考えていない。無軌道であっちにこっちに侵攻する。行ったり戻ったりして、また敵の拠点に近づき、なぜか離れて別のところを攻めたりする。そこに何か作戦があるとか、敵を全滅させるためとか、そういう理屈もとくにない。
言い訳も基本的にしないし、してもよくわからない。部下が怒っても、なぜ怒っているのか理解しない。戦争に勝ちたいはずなのに、見ていて何がしたいのかわからないのだ。主人公が何を考えているのか、作中の誰にもわからない。たぶん、主人公自身もわかってないと思われる。なんだこいつ……。
主人公の戦略が謎過ぎて、いったい、どんな狙いがあるのかわからないままに話が進み、結局何も意味がないライブ感。間違いなく『Rise Eterna』シリーズといえるシナリオであった。脚本家が1人増えていたが味わいが同じ。
オススメすると怒られそうな気がするが、俺はこのシリーズ好きである。
Switch版でも難しい。『いるかにうろこがないわけ』を知る日は、いつか来るのだろうか
いるかにうろこがないわけ、を知りたい。
そう思って買ったのだが、なかなか難しくて知る機会がない。
良く考えたら、いるかにうろこがなくても別に構わないのではないか。
面白いゲームだし、ここのセンスは好きだが、いるかにうろこがないわけをそこまでして知りたい、と思うほどのモチベーションが保てていないのだ。
ちなみに、このゲームのタイトルを略すと『いいわけ』である。
そう俺は言い訳をしている。
本当は、いるかにうろこがないわけを知りたくて仕方ないのだ。
だから今日もまた、途中で力尽きるとわかっていても、わけを知りに行く。
きっと大きな意味があるのだろう。
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