ヘイトが絶えない埼玉で「モスク見学会」開催 参加した記者が感じたムスリムの日常と、交流への期待

2024年12月3日 07時36分 会員限定記事
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 イスラム教を信仰するムスリムたちが集うモスク。日本国内にも各地にあり、ムスリムの心のよすがとなっている。お互いを知り、理解し合えればと、埼玉県越谷市にあるモスク「バイトル アマン マスジド コンプレックス」の見学会に参加し、イスラム文化や日常の一端に触れた。(大久保謙司)

◆あいさつは「平安がありますように」

 モスクは東武伊勢崎線蒲生駅近くにある。建物は元パチンコ店だった。市内外から多くのムスリムが集い、礼拝や交流をしている。11月17日の見学会には市民ら約40人が参加。主催した一般社団法人多文化共生コスモ越谷のメンバーらと礼拝室などを見て回った。

市内などに暮らすムスリムが集うモスク「バイトル アマン マスジド コンプレックス」=越谷市で

 「ムスリムのあいさつは『平安のあいさつ』。アッサラーム・アライクム(あなたたちに平安がありますように)」。見学後、日本ムスリム協会理事などを務めるアハマド前野さん(49)が文化や信仰について説明してくれた。「全能の神に自分を委ねることで、弱々しい人間にも限りない可能性が開ける。そこから本当の安寧や平安を得られる」。参加者は興味深そうに聞き入っていた。

前野さん(右)からムスリムの信仰などについて解説を受ける参加者=越谷市で

 参加者の一人で、市内の「こしがやエフエム」のパーソナリティーを務める高橋智さん(47)は「こういう機会はありがたい。互いを知り合うことが第一。すごく良い経験になった」と笑顔で話した。

◆SNSではモスクにも...

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