放送大学大学院(2) 院試(1次試験)
院試は1次試験と2次試験がある。2020年入試は、1次試験は10月3日であった。科目は、英文和訳と専門試験(選択)である。
開始まで
8:45。最寄りの学習センターへ集合する。コロナ禍ということで入口で「今朝の体温に関する申告書」を提出し、試験会場に案内される。各プログラムごとに席が決められており、社会経営は3人であった。9:30の試験開始まで、試験の説明が滔滔と行われる。
9:30。問題冊子を開く。冊子は英語、及び各専門試験の問題が書かれている。
専門試験(法学)
問題冊子を開くと、初めに英語の和訳がある。しかし、順番に拘らず、僕は専門試験から始める。理由は簡単だ。英語は分からないから、点数が取れるものから解くべきだからだ。
法学は、過去問を見る限り民法の出題の可能性が高い。まぁ、それほど細かい論点が出る印象もなかったので、基本的な論点だけ復習することとした。使用したのは柴田孝之の『S式1問1答重要論点問題集』『同・法律用語問題集』である。親族・相続は読んでない。
出題は、事理弁識能力なき者が壺を買った場合の法律関係を整理するというもので、基本的な論点が小問形式で問われた。制限能力者、意思表示、即時取得、解除のあたりの論点に触れる出題だった。レベル的には学部2年の試験くらいだろうか。控え目に言って7割くらいは抑えられたとだろうという感触である。専門試験は、決して難しくない。基礎が出来ているかどうかを問われていると思う。
英語
英語については、ネットで収集した情報により、外務省か経産省の文書から出題されるだろうという目途が立っており、
http://kojigen.com/post-9171-9171.html
で紹介されたページから2つ3つは拾い読みしたが、全部を読む時間などありはしなかった。
対策としては、大学入試の長文和訳の問題集を買って、20~30問くらい長文を訳してみるという感じだった。
時間に余裕があれば、外交や産業関係の頻出単語を整理しようと思ったが、結局時間がなく、これは行っていない。大学入試の感覚を「思い出す」のが精一杯だったが、当時の3割も思い出せなかった。
出題は外務省から。グローバリゼーションに関する文章のうち2つを選んで全訳するというものだった。1200字である。ちなみに文章は、以下のpdfに振ってあるページ[012]以下だ。
https://www.mofa.go.jp/files/000527162.pdf
泣き言を言っても仕方ないので、
一番短そうな1番目の文書(012頁のパワーバランス云々)
パット見た感じ「4次革命」「AI」「トランプ大統領」という単語が目に入った3つ目の文章を選んだ(013頁の保護主義云々)。
1つ目は、そこそこ訳せたのではないかと思う。
問題は3つ目。時間がなくて最後まで訳しきれないという事態に陥った。はじめの方は手応えも感じたが、「他方で…」以下の後半は全然時間がなかった。前半の方も完全に訳していたとは言い難い。正直、辞書を引くのが遅すぎたのだ。
11:15。残り1パラグラフ、量的には1/3を残して残り15分。もはやどうにもならん。
しかし、最後に悪あがきを試みる。残りの1/3の文章のうち、【トランプが「アメリカ至上主義」を唱えて、貿易で中国とうまくいってない】と読みとれた部分のみ、書きなぐってきた。1点でも部分点をもぎ取ろうという泥臭さである。
まとめ
対策は、書いたとおり。
専門試験は、そんなに難しいことや枝葉の論点は出ない。基本をしっかり押さえるのがよいのではないかと思う。
英語は、傾向を掴んでいながら完全な攻略はできなかった。外務省や経産省(直近年度を確認すること)から出題されそうなので、対策はできそうである。
あと、40代で受験しようとする人は、はるか昔の大学入試の感覚を呼び覚ますことが必要だと思う。
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