学生時代に習った負の数ですが、日常生活の中ではあまりお目にかかりません。
そんな負の数の四則演算ルール、あなたは今でも覚えているでしょうか?
今回の問題に挑戦して、負の数の計算できるかどうか試してみましょう。
問題
次の計算をしてください。
−4−(−4)−(−3)
※制限時間は5秒です。
解答
正解は、「3」です。
負の数だらけの問題だったのに、答えは正の数になりましたね。
どうしてこうなるのか、次の「ポイント」で確認しましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「負の数の引き算を正の数の足し算として計算すること」です。
具体的には、次のような変換を行ってから計算を進めます。
−(−〇)→+〇
では、さっそくやってみましょう。
−4−(−4)−(−3)
=−4+4+3
=3
冒頭で−4と+4が打ち消しあうことに気が付けば、簡単に計算できたのではないでしょうか。
【おまけ】負の数の引き算が正の数の足し算に変換できる理由
負の数が正の数の足し算に変換できる理由を考えてみましょう。
負の数は全体に対してマイナスな効果を与えるものです。例えば、ゲームでルール違反をするとペナルティで持ち点から違反分の点数が引かれてしまうと考えてください。
負の数は、この「ペナルティの点数」のようなものです。ペナルティをもらえば、持ち点は減ります。一方で、ルール違反の判定がまちがいだったことが分かり、ペナルティが取り消されたら、持ち点は増えます。
この「ペナルティが取り消されて持ち点が増える」という状態が、負の数の引き算のイメージになります。
例えば、ペナルティが−10点だったとき、ペナルティが取り消された状態は「持ち点−(−10)」で表されます。持ち点はペナルティが打ち消された分10点増えるので、「持ち点−(−10)=持ち点+10」が成り立ちますね。
このようにマイナスのものが減ると、全体はプラスになると覚えておきましょう。
まとめ
今回の問題はいかがでしたか。
負の数の引き算は、正の数の足し算に変換してから計算するのがポイントです。このような変換ができるのは負の数が全体にマイナスの影響を与える数だからです。
他にも負の数の計算ルールが復習できる問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。