ラグビー・ホンダ移転、本拠の客席「赤」へ 「黄」の栃木SC反発
ラグビーの国内最高峰、リーグワン1部「三重ホンダヒート」(三重県鈴鹿市)が本拠地を宇都宮市に移すことに伴い、栃木県が所有する「県グリーンスタジアム」(宇都宮市清原工業団地)を改修する計画がある。観客席の色をホンダのチームカラーの赤色にする案があるが、地元サッカーチームから反発の声が出ている。
2026~27年シーズンから宇都宮市に拠点を移すホンダヒートは、次世代型路面電車(LRT)の沿線で集客が見込めるグリーンスタジアムをホームに使う方針だ。県によると、来年6月から半年間程度、メインスタンドの防水工事などを予定している。関係者によると、その際、ホンダ側が費用負担して、観客席の色を赤色にする計画がある。今の客席は灰色で目立たない色になっている。
これに反発しているのが、今季J2で下位に沈み、来季はJ3に降格する栃木SC(本拠地・宇都宮市)だ。1953年、前身の栃木教員サッカークラブとして発足した歴史あるチームで、チームカラーは黄色だ。
関係者は「赤色に変えるとは聞いていなかった。改修工事があれば、どの程度が試合で使えるかも分からない」と不安を口にする。
半年間スタジアムが使えなければ、様々な競技の日程にも影響する可能性もある。県は、具体的な改修方針について「ホンダ側と協議中」(スポーツ振興課)として詳細を明かしていない。