シラバス情報
最終更新日時:2016/03/03 21:55:11
| 副題 |
フード・アクティヴィズムと資本主義 |
| 授業概要 |
この授業では、Carole Couniham and Valeria Siniscalchi (eds.) (2014) FOOD ACTIVISM : Agency, Democracy and Economy, BLOOMSBURYの講読を通じて、グローバル化が進むにつれて食料供給システムが産業化/工業化し、農業現場が農民たちから搾取する構造へと変えられ、食の画一化や健康を損ない安全性の低い食べ物が普及しつつある現代社会の問題に、批判的に取り組んでいるアクティヴィズムについて学習する。 |
| 授業の到達目標 |
この授業では、卒業論文を執筆する際に参照する程度のレベルの英語文献を、ある程度のスピードと理解度を保ちながら読み進めることのできる読解力を獲得することを目標とする。したがって、本文をすべて訳出するのではなく、あらかじめ割りあてられた一定量の英文を、担当者がレジュメの形でまとめてきてプレゼンしながら授業を進めていくことにする。また、政治学の分野ではまだあまり取り上げられていない食べ物と資本主義をめぐるさまざまな社会運動について、批判的な立場から論じていくことも、この授業の主要な目的となる。適宜、日本語・英語で読める関連文献や論文について、紹介する予定である。 |
| 授業計画 |
| 1: |
| 第1回 | | オリエンテーション テキストに関する概説、および発表方法の説明 |
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| 2: |
| 第2回 | | フード・アクティヴィズムに関わる映像視聴①『フードインク』 |
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| 3: |
| 第3回 | | フード・アクティヴィズムに関わる映像視聴②『ありあまるごちそう』 |
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| 4: |
| 第4回 | 文献の紹介&PART1 (第1部 イントロダクション) 日本語で読める関連文献や主要な語彙、イントロダクションの解説 |
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| 5: |
| 第5回 | Ch.2 Food Activism in Western Oregon Ch.3 Engaging Latino Immigrants in Seattle Food Activism |
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| 6: |
| 第6回 | Ch.4 Resistance and Househeld Food Consumption in Santigo de Cuba Ch.5 Women, Gender, and Agency in Italian Food Activism |
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| 7: |
| 第7回 | Ch.6 The Movement to Reinvigorate Local Food Culture in Kyoto, Japan Ch.7 French Biodynamic Viticulture: Militancy or Market Niche? |
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| 8: |
| 第8回 | Ch.8 Food Activism and Antimanfia Cooperatives in Contemporary Sicily Ch.9 The Canadian Wheat Board Struggle: Taking Freedom and Democracy to Market |
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| 9: |
| 第9回 | Ch.10Brothers in Faith: Islamic Food Activism in Egypt Ch.11 Information and Democracy in the Global Coffee Trade |
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| 10: |
| 第10回 | Ch.12 Culture of Corn and Anti-GMO Activism in Mexico and Colombia Ch.13 Peasants’ Transnational Mobilization for Food Sovereignty |
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| 11: |
| 第11回 | | Ch.14 Oscillating between Village and Globe: Articulating Food in Sri Lankan Activism |
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| 12: |
| 第12回 | | Ch.15 Slow Food Activism between Politics and Economy |
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| 13: |
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| 14: |
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| 15: |
| 第15回 | | 理解度の確認 テキスト全体の理解度をはかる。 |
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| 教科書 |
Carole Couniham and Valeria Siniscalchi (eds.) (2014) FOOD ACTIVISM : Agency, Democracy and Economy, BLOOMSBURY |
| 参考文献 |
必要に応じて、授業のなかで提示します。 |
| 成績評価方法 |
| 割合 |
評価基準 |
| 試験: |
0%
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期末試験は行わない |
| レポート: |
50%
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テキストからひとつのテーマを選んで期末レポートを作成してもらい、その内容を評価する |
| 平常点評価: |
50%
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出席、担当箇所の訳出および説明、討論、授業への参加意欲などを総合的に評価する |
| その他: |
0%
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特になし |
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| 備考・関連URL |
政治社会学や文化政治や、現代社会を批判的に考察したいと考えている受講生向けの授業になります。規範理論よりも批判理論に関心があり、政治と文化の問題に関心のある受講生にとっては面白いテキストだと思います。 |