「流行語大賞」トップ10には今夏のパリ五輪からもランクイン。
陸上女子やり投げの北口榛花(26)は、日本陸上界20年ぶりの金メダルを獲得後に発した「名言が残せなかった」で選出。自身が五輪で活躍したアスリートの言葉に感化されてきた経験から「いつかは自分の名言を残したい」と意気込んだものの、疲労の中で日本語、英語のほか練習拠点のチェコの3カ国語で順番にインタビューを受け、「冷静に話さないと何語を話しているか分からなくなってしまう」状態では無理があった。「気持ちをストレートに話せずに悔いが残っている。名言を残すのはすごく難しいと身に染みました」
日本勢92年ぶり銅メダルの総合馬術団体日本代表「初老ジャパン」もトップ10入り。代表メンバーとともに出席した名付け親、根岸淳監督(47)は「メダルを取ったときに『何とかジャパン』というものがあればと思い、考えた」と愛称誕生秘話を語った。