Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
病原真菌として知られてる皮膚糸状菌は、ヒト皮膚感染を引き起こす場においては無症候性のものから激烈な“かゆみ”を引き起こすものまで多様な表現系を呈する。現状、白癬は抗真菌剤の外用や内服によってコントロール可能であるが、近年ではテルビナフィン耐性菌の急速な拡大が問題となっており、近い将来に治療抵抗性の白癬が世界中に蔓延することが懸念されている。このような事態に備え、宿主防御メカニズムによっては排除できない皮膚糸状菌がどのように皮膚定着を引き起こすのかを詳細に明らかにすることは医学的に重要な課題である。そこで本研究では、皮膚糸状菌が皮膚定着を有利に進めるために保有するメカニズムの解明を行う。