盗んだ免許情報でカード作成高級ウィスキー購入か 夫婦逮捕
スポーツジムの更衣室で他人の運転免許証を盗んだうえ、その情報を使って不正に作ったクレジットカードで高級ウイスキー290万円分を購入したなどとして、30代の夫婦が逮捕されました。
コンビニのコピー機に置き忘れになった免許証などを集めて、70枚以上のカードを作っていたとみられ、警視庁は、被害総額はおよそ9500万円に上るとみて調べています。
逮捕されたのは、東京・江東区に住む齋藤貴聡容疑者(32)と、妻の齋藤智華容疑者(33)です。
警視庁によりますと、ことし5月、東京・中央区のスポーツジムの更衣室で他人の運転免許証を盗んだうえ、その個人情報を使って不正に作ったクレジットカードで高級ウイスキー13本、290万円相当を購入し、買い取り店に売却したとして、詐欺や組織犯罪処罰法違反などの疑いがもたれています。
容疑者夫婦は、自分たちが乗る車を走行中のトラックに近づけたうえドライバーに「小石が飛んできた」などといいがかりをつけて、相手の免許証を撮影する手口で、同じようにカードを作って転売目的で商品を購入したなどとして、逮捕・起訴されていました。
ほかにも、コンビニのコピー機に置き忘れになったものを探したり、マッチングアプリで知り合った相手が席を離れる隙をうかがったりして免許証を入手していたとみられています。
警視庁は少なくとも31人の名義で71枚のクレジットカードを不正に作成し、被害総額はおよそ9500万円に上るとみて調べています。
調べに対し、貴聡容疑者は黙秘し、智華容疑者は否認しているということです。