一昨日(11/29)、立花孝志が自死した兵庫県民局長のPCの中身の一部と称するものを「公開」した。
下記は来年(2025年)1月末をもって更新が停止されるというzakzak(夕刊フジのサイト)へのリンク。
以下引用する。
元県民局長の「公用パソコン中身を公表」N党・立花孝志氏が動画投稿 兵庫・斎藤知事の告発文書問題 「クーデター顛末記」文書ファイルも
2024.11/30 14:51
兵庫県の斎藤元彦知事(47)の疑惑などを告発する文書の真偽を解明する県議会調査特別委員会(百条委員会)の議論に影響するのか。7月に自殺した元県西播磨県民局長の男性=当時(60)=が告発文書を作成したとされる公用パソコンについて、「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)は29日、自身のユーチューブで「県民局長の公用パソコンの中身を一部公表します」とする動画を投稿、インターネット上で大きな話題となっている。
動画では、パソコンの複数のフォルダとみられる画面が映されており、フォルダ名にはそれぞれ、女性の名前とみられるものや、「小説関係」、女性の名前らしきものを付けた「写真館」といったものが並んでいる。「クーデター顛末記」とタイトルの付いた文書ファイルもみられた。
立花氏は兵庫県知事選で、男性の自殺の原因は告発者捜しを命じた斎藤氏にあるのではなく、プライベート情報の露見を恥じたためだと訴えていた。
立花氏が公開した内容の真偽や入手経路を含めてさまざまな議論を呼びそうだ。
URL: https://www.zakzak.co.jp/article/20241130-RPRXH5YKURJ4BLCJOAOI44IBTQ/
引用文中に「クーデター顛末記」という文字列がある。これに「斎藤信者」のネトウヨたちが、これこそ元県民局長が斎藤にクーデターを仕掛けようとしていた証拠だと言って狂喜乱舞しているようだ。
しかし、「クーデター」とは「時事用語のABC」によれば「非合法的な手段によって権力を掌握すること」という悪い意味を持った言葉であり、仕掛けようとする者が自らが計画する行為を指して使う言葉であるとは全く思われない。本当にそんな意図があったとしたら、犯罪をなそうとするものが「犯罪計画」あるいは「悪事」という名のフォルダを作成したに等しい。これは、上記記事についた下記のブコメの推測が正しいのではないか。
しかも、このフォルダはもともと公用PCに入っていたものではなく、元県民局長が持っていたUSBメモリから、公用PCが斎藤側に押収されたのと同じ日にPCにコピーされたのではないか、さらにその情報を立花に提供したの兵庫県元副知事の片山安孝ではないかはとの疑惑が出ているようだ。
この件で、斎藤に新たな(つまり折田楓の件以外の)公職選挙法違反の疑いが出てきたと指摘するのが横田一氏だ。
上記Xからは昨夕のTBS『報道特集』の報道を紹介した下記Xがリンクされている。
この『報道特集』は私も見た。これと比較すると、今朝の『サンデーモーニング』はダメダメだった。下記は鈴木エイト氏のX。
これはサンモニに出ていたコメンテーターのコメントに対する感想ではないだろうか。
いったいにサンモニは、関口宏時代の末期から既にそうだったがすっかり弛緩している。膳場貴子も思ったほど良くない。
先週は既に折田楓の一件を十分取り上げることができたタイミングだったのにそれを怠って折田の件をスルーした。翌日のnews23ではトップニュースの扱いだっただけに、報道特集やnews23と比較してサンモニのダメさが目立つ。
これはもうサンモニは見る必要がないかもしれない。来週からはコメンテーターの顔ぶれによって見るかどうかを決めようか。
それにしても、立花孝志はやはり折田楓よりもずっと悪質だ。単なる俗物にして公職選挙法を碌に知らなかっただけらしい折田と比べて、悪意に満ち満ちた立花は、彼が率いた政党を「反社会的カルト集団」「サリンをまかないオウムみたいなもん」と評することが「重要な部分について真実であると認められる」と東京地裁に認定されただけのことはあると改めて思った。
そんな立花に守られた斎藤を擁護しまくっているのが「オールドメディア」の一員である辛坊治郎だが、弊ブログとしては久々の辛坊批判については稿を改める。