子どものころに習ったことは、大人になると結構忘れてしまっているものです。
今回はちょっとした計算問題を通して、計算の基本ルールを覚えているかどうか確認してみましょう。
小学校で習った知識の範囲で答えが出せる問題ですよ!
問題
次の計算をしてください。
4.4+42÷7
解答
正解は、「10.4」です。
あなたの出した答えと一致しましたか?
間違えてしまった、という人は、次の「ポイント」で計算過程を確認してみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「計算の優先順位」と「小数と整数の足し算」です。
まず、この問題はどこから計算すればよいか分かりますか?
冒頭の4.4+42から計算をスタートするのは間違いです。
最初は42÷7から計算をします。計算のルールでは、足し算・引き算よりも掛け算・割り算の方が優先順位が高いからです。
4.4+42÷7
=4.4+6
次に小数と整数の計算をします。
小数と整数を足すときは、小数の整数部分(小数点よりも左の部分)と整数を足します。小数点以下の数字はそのままにしておけばOKです。
4.4+6
=10.4
これで答えが出ましたね。
まとめ
今回の問題はいかがでしたか。
四則演算の計算順位ルール(足し算と引き算よりも掛け算と割り算を先にすること)を守らないと、答えが変わってしまうので注意しましょう。また、小数と整数を足すときは、小数の整数部分と整数を足して、小数点以下の部分はそのままにしておきます。
他にも計算力を試せる問題を用意しています。ぜひ挑戦してみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。