川崎市サッカー協会の顧問であり、「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」の会長を務められている斎藤文夫氏が、11月29日に逝去されました。ご訃報に接し、クラブ一同、心から哀悼の意を表します。

斎藤文夫氏は、川崎フロンターレがプロ化した当時の川崎市サッカー協会会長であり、チーム名称一般公募の際には審査委員も務めていただくなど、当クラブの創成期から現在に至るまで、大変なご尽力をいただきました。
また、我々のホームスタジアムである等々力陸上競技場（Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu）の再整備にあたっては、2008年に川崎フロンターレサポーター、川崎市サッカー協会、川崎市陸上競技協会と共に立ち上げた「等々力陸上競技場の全面改修を推進する会」の会長に就任され、2015年の新メインスタンド完成、そして今後予定されている球技専用スタジアム化に向けての旗振り役として、関係各所との調整に奔走されました。

新スタジアム完成を見届けていただけなかったことは大変残念ではありますが、悲願のJ1リーグ初優勝をはじめ、これまで7つのタイトル獲得に立ち会っていただいたことにあらためて感謝を申し上げます。

ここに故人のご功績を偲ぶと共に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

株式会社川崎フロンターレ
代表取締役社長 吉田 明宏