この交流事業は、笹川平和財団が自衛隊と中国軍の信頼醸成のために、およそ20年前から行っていて、現役の中堅幹部が両国を行き来しています。
今回は、自衛隊の中堅幹部13人が9日間の日程で、北京や天津、さらに広州などの中国軍の関連施設を訪れます。
28日に北京で記者会見した主催団体の関係者によりますと、今回の交流で、中国軍のシンクタンク「軍事科学院」の幹部から、先の石破総理大臣と習近平国家主席による日中首脳会談に触れたうえで、「これからも建設的な関係を続けていきたい」という発言があり、防衛当局間の交流に前向きな姿勢が示されたということです。
また、意見交換では、中国側から「アメリカで2期目のトランプ政権が発足するにあたり、日本側の政策に変化はあるか」といった質問が出るなど、日本側の対応に強い関心が示されたということです。
主催団体の関係者は「今後、ますます日中関係が大事になるとして、今回の訪問を高く評価する発言もあった。交流に前向きで、柔らかくなった印象だ」と話していました。
自衛隊と中国軍 現役幹部の交流事業 中国側から前向きな姿勢も
日本と中国が関係改善に向けた動きを模索する中、中国で、自衛隊と中国軍の現役幹部の交流事業が行われ、日本側によりますと中国側から「これからも建設的な関係を続けていきたい」と前向きな姿勢が示されました。