ADHD/ASD混合型の自分が現在服用している薬

WISE-IVという知能検査の各指標において、最大で41もの差がある自分にとっては、社会生活を送る上で精神科薬は欠かせないものだ。各指標で15だか25だか以上差があると、所謂ディスクレパンシーと呼ばれる知能の偏りが認められADHDと診断される。

ADHDは知能全体を平均として見るならば正常域である。しかし、例えば言語理解が高く処理速度が低いという差があると、一見すると健常者におもえるが、仕事や作業で行われるマルチタスクは不得手な状態となり、「不真面目」や「努力が足りない」と周囲から思われる事が多い。

精神科領域の薬剤はディスクレパンシーによる仕事の能率の低さをある程度改善させる効果があり、自分もその世話になっている。今回は自分が現在服用している薬について、個人的な見解を述べたいと思う。


1:コンサータ
言わずと知れたADHDの代表的な治療薬だが、初診では滅多に処方される事は無い。理由は同成分のリタリンという薬が依存を引き起し、社会問題となった事から処方をためらう医師が多いからだ。ゆえにADHD適正流通管理システムにて管理されており、処方には登録医である必要があるし、患者も登録する必要がある。

登録には親や上司といった周囲の人物の証言や、幼少期の通信簿といった物が必要である。因みに自分は幼少期について書いた母親の手紙と、母子手帳の2つで医師に認められ処方してもらった。前の総合病院での仕事をクビになった事も理由の一つだと思う。

コンサータはリタリンの徐放錠であり、血中濃度の急上昇による依存性を抑え、1回服用すれば12時間作用が持続する。

ADHD患者はドーパミンやノルアドレナリンといった、集中力や快楽に関わる物質が脳内で不足している状態であり不注意優勢となる。コンサータはその2つの物質を増加させ、不注意を改善させる効果がある。があくまで改善させるだけであり健常者になれる訳ではないので、そのあたりを分けて考える必要がある。残酷ではあるがADHD患者は決して健常者にはなれないのだ。

個人的にはこの薬がADHD治療のメインであり、他の薬はあくまで周辺症状を抑える為に服用している。


2:インチュニブ
コンサータが不注意を改善する薬ならば、インチュニブは衝動性や多動性といった症状に効果がある。脳内のα2A受容体に作用して、すぐに感情的になる自分を落ち着かせる薬である。

この薬を飲む以前は些細な事でキレたりムッとしていたが、服用してからはかなり落ち着き怒らなくなった。具体的には「お前は仕事ができない」という趣旨の皮肉を言われても笑って受け流せるようになった程だ。いや、この場合は怒った方がよいのだろうが。

この様に衝動性はある程度改善したが、やはり限度があり金欠なのにウマ娘というソシャゲに散々課金したりと、健常者とは程遠い生活を送っている。別にウマ娘やソシャゲをやっている人が障害者だというつもりは無いのだが、月に10万以上課金したりと、自分でもアホだと思う事を平気でやらかしたりしてしまう。一般的にADHD患者はソシャゲ依存やギャンブル依存が多いと言われている。

コンサータを処方される前に一時期服用していたが、不注意に効果が無くて止めていた。しかし現在服用を再開している。

ところでウマ娘に今月実装予定の新シナリオ、大豊食祭については一体どうすればよいのだろうか、課金しないのが正解なのだろうが。


3:アリピプラゾール
統合失調症や躁症状に用いる薬だが、小児期のASDにも用いられる。自分は成人だがASD症状に対して処方されている。レセプト名はどうだか知らない。

ASDには易刺激性といって些細な事で感情を揺さぶられる症状がある。またADHDには特有の嫌な記憶を思い出すフラッシュバックがある。自分にはアリピプラゾールがその諸症状に効果があり、服用前は大した事がなくても過去の嫌な記憶が想起されていた。しかし服用後は記憶を思い出す頻度が大幅に減り、生きるのが大分楽になった。

また自分には妄想癖があり、仕事中にもかかわらず野球選手になったり異世界転生したりと意味のない妄想ばかりしていたが、アリピプラゾールを服用してからは妄想が出来なくなった。上記の様な妄想をしようと思ってもシラケてしまう様になった。

その分現実に向かい合うようになったが、それがいい事か分からない。個人的には妄想の世界で生きていた方が楽しいと思う。現実では職場での患者からのクレームや、先月分のソシャゲの請求費など厳しい事だらけだからだ。


4:ミルタザピン
NaSSAという珍しい作用機序を持つ抗うつ薬。以前はSNRIであるデュロキセチンを服用していたが、コンサータとの併用でレセプトを切られたとの事で、ミルタザピンを処方される事となった。

ADHD/ASDでは仕事が出来なかったり空気が読めなかったりで、周囲との人間関係が上手く行かない事が多い。そういう特有の二次障害であるうつ症状に処方されている。

効果としては不安や意欲の改善に効果があるのだが、色々な薬を飲みすぎていてイマイチ効果を感じない。しかし中止したら離脱症状が酷いため、服用し続けている。まあ、恐らく何らかの効果はあるのだろう。

催眠作用が強く、就寝前に服用している。また食欲増進作用が強く、服用後1年間で15キロも太ってしまった。現在、ここでは詳細を省くがダイエット薬を服用して減量中である。読者諸氏は食事制限や運動で痩せればいいと思うだろうが、元来怠惰な性格の為長続きせずに薬に頼っている。このダイエット薬の詳細も後日効果が出た際に書きたいと思う。


5:ロラゼパム
ベンゾジアゼピン系抗不安薬。文字通り不安や緊張、抑うつに用いる。この薬も飲み続けていて効果をあまり感じないのだが、止めると離脱症状が酷いので飲み続けている。現在のかかりつけ医からはやめてもいいと言われているが、上記の理由で処方し続けてもらっている。


6:ゾルピデム、フルニトラゼパム
眠剤、以上。


以上が現在服用しているADHD/ASD関連の治療薬である。その他にも腰椎椎間板ヘルニアや気管支喘息、AGAやダイエット薬を服用している。その為、眠剤等は飲まない日もあるので、最大17種類の薬を1日に服用している事となる。そのせいか30代前半で腎機能の指標であるeGFRが59とかなり低くなってしまった。なので腎保護作用のある薬も最近服用し始めた。

薬学生時代、実務系教科の教授から、薬剤師たるもの様々な薬を試しに飲んでみて、自分の体で体験しそれを患者に伝えられる様になれ、と言われた経験がある。当時はそんな馬鹿な、と思っていたのだが、現在の状況はそれに酷似しているのかもしれない。




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