算数の問題では、「割り切れない割り算」がよく出題されます。
今回は、その割り算の答えを「概数」で求める方法を紹介します。
問題
次の割り算を計算し、答えを四捨五入して十の位までの概数で求めなさい。
100 ÷ 6
解答
正解は、「20」です。
割り算はできても、概数での答えの出し方が分からなかったという人もいるかもしれません。
次の「ポイント」で、概数の考え方を復習してみましょう。
ポイント
この問題のポイントは、「四捨五入の方法」です。まず、100 ÷ 6 を計算します。
100÷6
=16.66...
割り切れず、小数点以下に6がずっと続きます。
この問題では、答えを「概数」で出すように指示されています。概数とは「おおよその数」のことで、主に次の3つの方法で表します。
- 切り捨て:指定した位より下の数字を0にする
- 切り上げ:指定した位の数字を1つ増やして、下の位を0にする
- 四捨五入:指定した位の下の位を見て、「0〜4なら切り捨て」「5〜9なら切り上げ」
たとえば、285を百の位までの概数で表す場合、次のようになります。
- 切り捨て:200
- 切り上げ:300
- 四捨五入:十の位が8なので百の位に繰り上がり、300になります。
四捨五入をするときは、指定された位の「一つ下」の位を見て、切り捨てるか切り上げるかを決めることが大切です。
この問題では「十の位までの概数」と求められています。つまり、十の位の一つ下である「一の位」を見ます。
- 100 ÷ 6 の結果は 16.6666... です。
- 一の位は6なので、5〜9に該当し、四捨五入で十の位を1つ上げて「20」になります。
したがって、答えは「20」になります。
まとめ
今回は、割り切れない割り算の結果を四捨五入して十の位までの概数で求めました。
四捨五入はよく使われる方法ですので、基本の手順をしっかり覚えておきましょう。
次の問題にも挑戦してみてください。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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