2024.10.18
エンジニア内定者対談!25卒内定者は、どんな経験・想いを持っている?
北川 慎一 (きたがわ しんいち)
湯川 雄二郎 (ゆかわ ゆうじろう)
一口にパーソルキャリアのエンジニアと言っても、そこにいる人は実にさまざま。アカデミックにプログラミング技術を磨いてきた人もいれば、独学でスキルを身につけた人もいます。今日お話を聞くのは、エンジニアの内定者ふたり(2025年度入社予定)。北川 慎一さんと湯川 雄二郎さんです。入社に向けた今の率直な気持ちを語ってもらうインタビューは、終始楽しい雰囲気の中で進められました。
Profile
内定者
高校時代にゲーム製作を始め、大学では情報学部に所属し教育工学を学ぶ。現在は大学院にてプログラミング教材を研究・開発中。ITやDX分野の人材教育や人材育成に興味を持ち、「周りから頼られるエンジニア」を目指している。
内定者
都会と田舎の格差を埋めてくれるテクノロジーに可能性を見出し、IT分野に興味を持つ。その後、広くITを学べる先進工学部へ進学。軽音楽サークルでの経験をきっかけに、人の居場所を作る仕事をしたいと考え、パーソルキャリアへの入社を決意した。
ふたりとも、「自分で、手探りで作ってみた」経験がエンジニアを目指したきっかけに。
今日はエンジニアの内定者であるおふたりの対談企画です。よろしくお願いいたします。
北川
よろしくお願いいたします。とても緊張しています!
湯川
正直、就活の面接よりも緊張するかも。この前北川さんと話す機会があったのですが、ふたりで「どうしよう」「対談、うまく話せるかな……」って相談したよね(笑)。
リアルな内定者の気持ちが、読者の方にお届けできそうですね! さっそくそれぞれの自己紹介からお願いします。
北川
現在は大学院で、社会人を対象としたリカレント教育(※)の研究をしています。簡単に言うと、大人がプログラミングを学ぶための教材を作るような研究です。心理実習などに参加することで、幅広い層の人と直接お話しをさせていただきながら、より使いやすい、分かりやすい教材づくりを目指しています。
※学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すこと。
湯川
自分は理系大学の学生です。所属している研究室の研究テーマは人工心臓。無線の人工心臓を作ることで、身体への負担や感染症リスクの軽減を目指すものです。
研究内容はさまざまですね! おふたりは2025年度、エンジニアとしてパーソルキャリアへ入社予定です。それぞれ、エンジニアになろうと思ったきっかけについて教えてください。
北川
私は高校生のときに、自分でゲームを作ってみたのがきっかけです。当時は参考書やインターネット検索を活用していたのですが、どれも難しいプログラミング構文を紹介していました。もっと分かりやすい構文だけで作れるかを自分で試す中で、それを人に教えるプログラミング教材を作ってみたいと思うようになりました。
湯川
情報はたくさんあるけど、自分で勉強しようと思うとなかなか難しいですよね。私はこれまで独学でプログラミングを学んできました。知識ゼロの状態から始めてRubyを勉強し、アプリを作ったんです。
北川
なんで独学からアプリを?
湯川
大学で軽音楽サークルに所属していたのですが……。
北川
おお、私は吹奏楽をやっていました!
湯川
音楽つながりですね! その軽音楽サークルは上級者の人が中心で、大学から音楽を始めた初心者の人たちがすぐ辞めてしまっていたんです。私は初心者でしたがサークル活動を楽しめているほうだったので、もっと初心者も楽しめるようにするにはどうすれば良いだろうと考えました。そこで思いついたのが、サークル内で居場所やつながりを作るためのマッチングツールがあれば良いのではないかと。
それで、ゼロから作ったと。
湯川
はい。1日10時間くらい勉強して、アプリを作りました。もちろん作っただけでは使われないので、自分でみんなへたくさん宣伝して。結果的に初心者も経験者双方から、「おかげでサークルが楽しくなったよ」と言ってもらえました。過去には営業として企業インターンをしたこともあったのですが、この経験以降、自分が作ったものを人に使ってもらえるのはやっぱり嬉しいなと。それでエンジニアを目指してみようと決めました。
パーソルキャリアに興味を持ったきっかけはバラバラ。でも共通するのは「失敗を恐れず挑戦し続けたい」想い。
エンジニアとしてはたらくにあたり、パーソルキャリアを選んだのはなぜですか?
湯川
先ほど挙げたサークルの経験から、人の「居場所づくり」に興味を持ちました。居場所をより良くすることが人生における幸せにつながるのではないかと。そう考えたときに、やっぱり社会人ははたらいている時間が長いし、はたらく場所が居場所になる。であれば、はたらく環境をより良くする人材業界が最適だと思いました。中でもパーソルキャリアを選んだのは、失敗を恐れずチャレンジする社風が自分に合っていそうだと思ったからです。自分はやりたいと思ったらまず手や体が動くタイプなので、この特性が社風にも合うだろうと期待しました。
北川
私は大学院で研究していたこともあり、人の教育や育成に興味があったことが理由です。車が好きなので自動車メーカーを志望しており、大手企業から内定ももらっていたのですが、自動車メーカーでの将来を考えたときにも、社内のDX人材やIT人材の育成をやりたかった。結局どの企業に行っても人材教育・育成をやりたいのなら、そこを事業領域にしている人材業界に就職しようと考えました。パーソルは「はたらく」に加えて、学びの領域にも力を入れているので、そこも良いなと思いましたね。
湯川
お互い全然違う視点からパーソルキャリアに興味を持ったんですね。面白いです。
北川
でも、失敗を恐れずチャレンジしたい想いは、湯川さんと私で共通しているなと思います。私も思いついたら何事もやってみようとするタイプ。失敗しても、失敗してからが重要で、次はどうしようかと考える。そこで誰かに聞いたり、調べたりしてみることを大事にしています。入社後も、そういうエンジニアを目指したいです。失敗を恐れず、でも個人プレーで動くのではなく周りの仲間と連携して頼り頼られながら、関わりの中で成長するのが大事なのではないかと思っています。
頼り頼られたい。説得力を持って話したい。目指すエンジニア像はさまざま。
北川さんが、頼り頼られながら成長するエンジニアを目指すのはなぜですか?
北川
最初にお話した、高校生のときにゲームを作った経験が大きいですね。当時自分で書いたコードを、師匠として慕っていたパソコン教室の先生に見せたところ、たくさん“ダメ出し”を受けました。「どうしたいの?」「大学では何を学びたいの?」と聞かれても、自分は何も答えることができなかった。当時は、自分の問題は自分だけで解決するものと思い込んでいたので、そのまま悩んで塞ぎ込んでしまいました。
湯川
挫折というか、行き詰った経験があったんですね。
北川
しかし途中から、逆に振り切って周りの人の声を聞きまくったんです。「今こんなことで悩んでいるんだけど……」「これについて教えてもらえないかな?」と聞いたり、とにかくネットで調べてみたり。母親に、「大学って何する場所なの?」と泣きながら相談したこともありました。振り返ると、そうやって周りを頼ることで自分なりの答えを見つけられたと思っていて。師匠も「よく気づいた! それが大事なんだ!」と言ってくれました。だから人との「つながり」を重視して、いろいろな知識を吸収していきたいです。そうする中で技術面でも人格面でも向上していき、自分の市場価値を高めていきたいですね。
北川さんは頼り頼られるエンジニアを目指しているとお話がありましたが、湯川さんはどんなエンジニアになっていきたいですか?
湯川
説得力を持って発言できるエンジニアになりたいです。そのために、エンジニアとして知識や技術を身に付けていきたいですね。
説得力を重要視するのはなぜですか?
湯川
ものごとって、何を言うかも大事ですが、誰が言うかが大事だと思うんです。詳しい人、つまり知識や技術のある人が言うかそうじゃないかで、説得力が大きく変わるのではないでしょうか。北川さんと同じく、私も高校時代のエピソードを話しますね。当時私は野球部のレギュラーで、ほかのポジションのメンバーにも指示を出す役割を担っていました。日々「もっとこうしたほうが良いんじゃない?」と提案をするのですが、「こっちのポジションのことお前は知らないだろ」と退けられていたんです。それで自分の言葉に説得力がないのだと気づき、全ポジションの練習に参加。練習をやってみた体験を踏まえた上で提案をしたら、すんなり受け入れてもらえました。知識や経験のある状態での発言にこそ、説得力があることを学びましたね。
入社に向けての期待、聞かせてください!
今後の意気込みや、期待していることについて、自由にお聞かせください。
湯川
今日北川さんと対談し、こんな経験を持った同期とはたらけるんだって考えただけでワクワクしました。なので私は、良い仲間がいる環境に期待しています。北川さんだけでなく、パーソルキャリアにはいろいろな人がいるのだと採用面接のころから思っていました。良い意味で統一された「パーソルキャリアっぽさ」はなくて、社員それぞれが自分の信念を持っていると感じたんです。だからパーソルキャリアはその個性を尊重し、社員一人ひとりを大切にしてくれる企業なんだろうと。
北川
一人ひとりを尊重してくれる点は、私も感じました。本人の望むキャリアを大切にしてくれますよね。例えば積極的にやりたい仕事を聞いてもらえる風土があったり、キャリアチャレンジ制度(※)などの他領域へ挑戦する制度があったり。
※キャリアチャレンジ制度:社員のキャリアデザインとその成長のために、社員自ら異動希望を出せる制度。応募タイミングは年2回。パーソルキャリアだけでなく、パーソルグループのさまざまなポジションに応募可能。実際に利用した社員の声はこちら。
湯川
実際に制度を利用して、やりたいことをやっている人もたくさんいるって聞きますよね。
北川
うん。もしパーソルキャリアの入社を検討している就活生がいたら、「良い意味で自由な環境がある」と言いたいですね。「何でもかんでもどうぞ」ではなく、一定の枠の中でだけど、責任を持ってやりたいことをやらせてもらえる環境だと思います。選考途中に面談した社員さんは、2年目のときにやりたいと手を挙げたことをやらせてもらえたという話を聞きました。そういった挑戦と失敗を繰り返し、「はたらくって楽しいな」と思っていけたら良いですよね。
※年次・所属部署は取材当時のものです。