飯山高3人、化学コンテスト世界大会へ 二酸化炭素吸収のボール開発 ミドリムシなど「ビーズ」に閉じ込め
飯山高校(飯山市)自然科学部MBR班の2年生3人が、二酸化炭素(CO2)を吸収する小さなボール「MBR(ミドリ・バイオ・リアクター)」を開発し、「第19回高校化学グランドコンテスト」で全国2位の化学未来賞などを受賞した。3人は日本代表として、来年1月に台湾で開かれる世界大会に出場する。25日に校内で成果を報告した。
直径4~5ミリのMBRは、ミドリムシなどの緑藻類をアルギン酸カルシウムのビーズ内に閉じ込め、光合成によってCO2を吸収する。3人は、緑藻類がビーズ内に閉じ込められてもCO2を吸収すると実証。酵母を使って培養すると緑藻類の増殖が促され、水質汚染を引き起こさないことも確かめた。
地球温暖化の原因となるCO2の削減に貢献したいと、身近な生物のミドリムシなどに着目。緑藻類を川や池などに直接投入すると光合成はするが、汚染の懸念があり、回収も難しいことから、ビーズに包む研究に取り組んだ。
10月に開いたコンテストには、国内外の102チームが出場。藤沢佳美さん(16)は「まさか2位とは思わなかった」と驚きを隠さなかった。高藤陽菜果(ひなか)さん(17)は「うまくいかないこともあったが、やってきたことは間違っていなかった」。大塚結愛(ゆあ)さん(17)は「MBRを実用化できるよう研究を続けたい」と話していた。
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