自民党が公表した、所属国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側との関わりについての調査結果で、関連団体の会合に出席したと答えた千葉県内選出の衆参四議員は九日、本紙の取材に対し、会合名を明らかにした。それぞれ「教団の影響が及んでいる認識がなかった」「時間がたったため覚えていない」などと述べている。(加藤豊大)
猪口邦子参院議員(千葉選挙区)は、二〇一〇年ごろから複数回、「世界平和女性連合」(WFWP)の会合に出席。十五分程度の講演をしたこともあったという。猪口氏は「講演や会合はアフリカの女児支援や平和に関する趣旨で、団体そのものも国連NGO(非政府組織)だった。宗教色は全く感じず、旧統一教会の影響が及んでいるとの認識がなかった」と説明。その上で「(自身は)教団側とは考えが異なる。実態が隠されていたが、WFWPについてしっかり調べるべきだった」と話した。
国土交通副大臣の豊田俊郎参院議員(同)は、二〇一七年十月に千葉市で行われた「ピースラビングフェスティバル」に来賓として出席し...
残り 448/895 文字
「東京新聞デジタル」スタート
この記事は会員限定です。
- 有料会員に登録すると
- 会員向け記事が読み放題
- 記事にコメントが書ける
- 紙面ビューアーが読める(プレミアム会員)
※宅配(紙)をご購読されている方は、お得な宅配プレミアムプラン(紙の購読料+300円)がオススメです。
みんなのコメント0件
おすすめ情報
コメントを書く
有料デジタル会員に登録してコメントを書く。(既に会員の方)ログインする。