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過疎問題
先日テレビで見て藻谷氏が解説していたが目からウロコ。
人口密度から過疎地域を見たときに、それは決して過疎ではないのでは?という話。
世界のいろいろな国と日本の都道府県を比較していると、えっと思わされる人口密度だったりする。
鳥取県153人、中国147人。
和歌山県188人、山口県212人、ウガンダ188人、スイス213人。
高知県93人、スペイン94人。
岩手県76人、アイルランド74人。
そうなんだって感じだった次第。
となれば、過剰に供給されていたものが、徐々に適正化されているということなんだろうか。
空家が増えてとか若者が流れてとか、それって適正な状態へと回帰しているとみなせば、そんなにネガティブなことではないという。
イケイケでどんどん作りすぎたんだね、なんにしても。
そうなると東京の状態がまことに生活しずらいことこの上なく思える。
過疎とは、人口が減ることにより地域の生活水準や生産機能の維持が困難になる状態をいう。具体的には、過疎法(「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」を含む5つの過疎に関する法)第2条と第41条の要件に該当する市町村を指す。(※1)
過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)の制定
1960年代の高度成長期に地方から都市圏への人口移動が起こり、過疎問題が発生しました。これに対応するため、過疎法が10年間の時限立法としてこれまでに4度制定されてきました。なお、現行法は2020年まで法期限が延長されています。
1970年:過疎地域対策緊急措置法
1980年:過疎地域振興特別措置法
1990年:過疎地域活性化特別措置法
2000年:過疎地域自立促進特別措置法
過疎地域とは
「過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)」において「過疎地域」は、「人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備などが他の地域に比較して低位にある地域」とされています。
2017年現在、この法律により過疎地域として指定されている市町村は全国で817市町村です。下表(県別の過疎地域数)のとおり、東京、名古屋、大阪を中心とした3大都市圏にも過疎地域があることにも注目すべきでしょう。
過疎問題とは
過疎問題とは、人口減少・高齢化により地域経済が縮小することで、身近な生活交通の不足や医師不足などの社会資本の整備状況が低下して、集落の維持が危ぶまれている状態のことを指します。
しかし、これは地方集落だけの問題ではなく、地方からの人材流入によって維持されてきた都市部の活動もやがて衰退するということも意味しています。
まち・ひと・しごと創生法
この問題を解決すべく2014年に公布された「まち・ひと・しごと創生法」では、まち・ひと・しごとそれぞれに目標が定められています。
まち:国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いある豊かな生活を安心して営むことのできる地域社会の形成
ひと:地域社会を担う個性豊かで多様な人材を確保
しごと:地域における魅力ある多様な就業の機会の創出
そして、この取り組みを行うために「地域経済循環創造事業交付金」が用意されています。
過疎地域の要件(人口要件)
長期要件(下記2つのいずれかに該当すること)
・40年間(S50~H27)の人口減少率28%以上
・40年間(S50~H27)の人口減少率23%以上、かつH27の高齢者比率35%以上、またはH27の若年者比率11%以下
中期要件
25年間(H2~H27)の人口減少率21%以上
※この他に、財政力指数、公営競技収益に関する要件もある。
過疎地域では、教育や医療、防災などが十分に行き届かないほか、担い手不足により生産機能の低下などの問題が起きている。
人口減少が進んでいる
1つ目の特徴は、人口減少が進んでいることである。地域から若者が流出し、転出者が転入者を上回る社会減だ。さらに、死亡者が出生者を上回る自然減も進行している。
高齢化が深刻
2つ目は、高齢化が深刻であることだ。日本全国の高齢化率は、令和2年の時点で28.0%であった。過疎地域では高齢化がより進み、39.7%と高い割合になっている。(※2)
農村漁村などが荒廃
3つ目は、農村漁村などが荒廃していることである。上記2つの理由により、地域における働き手が減り、耕作放棄地が増えているほか、森林の荒廃も進んでいる。
地域産業が停滞・衰退
4つ目は、地域産業が停滞・衰退していることだ。農村漁村などの荒廃と関連して、かつて地域を支えた農林水産業が衰退している。また、新たな事業所の建設なども望めない状況だ。
公共サービスの質が低下
5つ目は、公共サービスの質が低下していることである。上記4つの特徴により、道路や下水道、医療、生活交通などの公共サービスを十分に受けら次に、日本の過疎地域の現状を確認していこう。全国に占める過疎市町村の人口の割合は、9.2%とわずかである。一方、面積は63.2%と半分を超えている。
■過疎市町村の数、人口・面積(令和4年4月1日現在)
市町村数:885(51.5%)
人口:11,646(9.2%)
面積:238,762キロ平方メートル(63.2%)
※カッコ内は全国に占める割合(※3)
このように、全国の市町村の約半数が過疎の問題を抱えているそうで。
過疎地域が置かれている状況は厳しいが、過疎はその地域だけの問題ではない。
農山漁村地域の多い過疎地域は、自然環境の保全や健全な水源の確保などの役割を果たしている。
これらを守っていくために、過疎対策を行う必要があるだろう。
ミス水泥棒。
ポンコツヒッキーの推しなんだって(爆)
ポンコツの。
ポンコツだからね(笑)。
仕方ね~