携帯電話の「SIMカード」を不正に買い取ったとして仙台の男ら3人が逮捕された事件です。
事件の報道を受け、警察に対し「SIMカードの不正なやりとりに関わったかもしれない」という相談が新たに寄せられていることがわかりました。
携帯電話不正利用防止法違反の疑いで逮捕された、東京都の自営業・德田紘澄容疑者(24)、仙台市の無職・小野寺宥人容疑者(23)、新潟県の大学生相原匡兵容疑者(20)の身柄は、29日朝、仙台地方検察庁に送られました。
德田容疑者らは今年3月、仙台に住む18歳の男性2人からSIMカード38枚を数万円で譲り受けた疑いがもたれています。
2人のうち1人が「闇バイトに加担したかもしれない」などと警察に相談し、発覚しました。
さらに今回の事件の報道を受け、28日夜から29日朝にかけて「SIMカードの不正なやりとりに関わったかもしれない」という相談が、新たに仙台北警察署に寄せられたということです。
警察は、事件との関連性を調べると共に些細なことでも相談してほしいと呼びかけています。