この記事の続きを読むためには琉球新報デジタルを購読してください。
prime
オスプレイの出力増大機能「推奨せず」 米で報道 陸自「承知していない」
この記事を書いた人
琉球新報朝刊
この記事の続きを読むためには琉球新報デジタルを購読してください。
米AP通信などは、垂直離着陸輸送機V22オスプレイで一時的に出力を増大させる固有の機能について、製造メーカーや米海兵隊が部品を摩耗させる可能性があるため「(使用を)推奨しない」と説明していると、元司令官の発言をもとに報道した。一方、陸上自衛隊は「推奨しない」との情報を把握しておらず、オスプレイの離着陸時にこの機能を作動させる手順を「必要」としている。日米で重要な機能の扱いが食い違っている可能性がある。
この機能は「インテリム・パワー」と呼ばれ、通常出力では機体を持ち上げられない離着陸時に追加で一時的に出力を増大させる。
陸自は、10月27日に与那国駐屯地で発生した事故では、この機能のスイッチを押し忘れたことで離陸時に出力が足りず、事故につながったと結論づけている。使用しなければ安全な離着陸が難しい一方、頻繁な使用は部品の摩耗につながりかねない構造的な問題が浮かび上がる。
APが元オスプレイ飛行隊司令官の発言として報じ、米軍準機関紙の星条旗新聞なども掲載した。米連邦議会議員らがこの報道を引用して国防総省に書簡を出した。
陸上幕僚監部は琉球新報の取材に対し、この機能について製造メーカーなどが頻繁な使用を推奨していないという情報について「承知していない」と回答した。 (知念征尚、明真南斗)
この記事の続きを読むためには琉球新報デジタルを購読してください。