先週の金曜日に聴力検査をしてきた。
結果は正常だった。
右耳は特に良く、4000hzあたりがよく聞こえていた。
-10dbでも聞こえていたようだ。
検査は-10dbが上限(下限?)なので、己の右耳はそれ以上の感度があるかもしれない。
左耳は8000hzが20dbでぎりぎりといったところ(ここが検査結果の中で最も悪い)。
それを超えると難聴になっていくそうだ。
ここは所感通りだな。
1000hzにおいては右は10dbだが、左耳は0dbである。
250hzでは、右15左10。
これも所感通りだな。
やはり、左の方が右ほど高域が聞こえておらず、中低域が聞こえているという感覚は間違いではなかった。
ただ、想像よりはだいぶ良かったな。
もっと悪化しているかと思っていた。
左右差はあるが、いずれもさほど悪くはない水準で留まっているということだろう
聞こえ方に差はあれど、個々は機能している
とは言え、確実に聞こえは悪くなっているんだがな。実感として。
つまりこういうことだろう。
元々耳が良かったため、その感度が低下し通常の範囲に収まったというからくりだ。
医者の先生もそれに同意していた。
あれだ、かつて視力が正視で1.5あった者が、0.7程度に下がったくらいで騒ぐようなものだ。
0.01からするとふざけんなという話だが。
儂はそれだ。耳に限っては。
ただ、いくら耳がまだ使える範囲だとは言え、件の左右差は確実に存在するのでそこの不自由さは依然変わりなくあり、改善できるものでもないので何の解決にもなっていない。
今後も儂のこさえる曲や効果音は左右の均衡がとれていないものになってしまうことだろう。
ああ哀しや。
もう一枚、インピーダンスオージオメータの検査結果かな。
山なりの波線で表示されたグラフが縦並びで二つあったが(下に記載されたものの方が線の高さが低かった)、それは貰えなかったな。
先の結果と波線の結果、それら二つを指して「印刷してください」と言ったんだがな。
『これも』くださいと言わないといけなかったとでもいうのか。
定期検査の名目だろうが3ヶ月後に再検査と言われたので、次回行った時に貰おうか。
グラフがとっといてあるのならな。
そもそも次回行く気になればの話だが。
今のところ再び行う必要性を感じない。
なぜなら聴力というのは三ヶ月程度で急な変化が起こるのであれば注意が必要だが、何年も同じ状態であるのなら(儂の左耳がそう)そこまで気にするものではないそうだ。
医者もその旨を儂に説明しておきながら、再度検査を勧めるとは商売っ気を感じざるを得ない。
とは言え、定期的な検査をした方が万一の発見に繋がるので、検査自体は全く不要なものではない前提があるのは間違いない。
人体だけではなくデータにおいても、記憶媒体の健康度をしょっちゅう見るだろう。
儂はな。
それと同じだ。
検査をしてひとつ感じたことは、聴力検査ボックス。
あれよかったな。
完全に遮音はできていなかったか、内部はかなり静かであった。
あそこで効果音や音声を録音すればいいのが録れそうだ。
熱が籠るので夏はきついだろうがな。
そう、思い出したが聴力検査のヘッドホン、全然装着感が良くないんだよな。
最初は検査技師の手によって頭に掛けられたが、あまりにも装着感が悪い上左耳たぶが折れて巻き込まれていたので、結局自分で装着し直したがそれでも悪い。
オンイヤーと区分するにしても小さすぎるサイズで、耳から浮いてすかすか空気が通っている。
あれでは検査結果が悪く出る人もいるかもしれない。
いざ検査をするとピー音に加えて、ザーとノイズのような音が聞こえた。
そのザー音のみが聞こえている間スイッチを長押していると、「今何も鳴らしていないですよ」と技師に言われた。
儂はそのザー音の存在から、この検査では様々な音を聞き分けるものと判断していたが、流されるのはピー音だけだそうだ。
「ザーとノイズのような音がずっと聞こえていたので」と応えると、「耳鳴りでしょうね」と言われたが、そうではないと思う。
確かに耳鳴りはよく起こるが、あの検査ヘッドホンは出力される周波数が切り替わる時に高確率で毎回高さの異なるノイズが走るのだ。
聞いている側が判断するにな。
おそらくソースの問題だと思う。
鳴らされるピー音の高低に合わせて高いザー低いザーが出現するので鬱陶しいことこの上ない。
それが検査音の上に乗っているため聴き分け辛かった。
それでも判別できたことが、儂の耳が悪くはないという証左ではあるが。
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