2024/10/31閉店 イオン大宮西店
- 2024/10/31
- 22:46
埼玉県さいたま市。
JR川越線の西大宮駅から徒歩15分程度のところに、イオン大宮西店はあります。
こちらの店舗は2024年10月31日をもって営業を終了しました。
閉店1週間前に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。1993年7月30日に「ジャスコ大宮店」として開業。近隣には2000年10月21日に「大宮サティ」が出店しており、2011年3月1日にジャスコ、サティの屋号をイオンへ統一するのを機に、大宮サティが「イオン大宮店」に、ジャスコ大宮店は「イオン大宮西店」へ改称されています。
建物周辺はイオンが「木を植えている」ため、緑に囲まれています。
店舗裏手。
屋上広告塔。
駐車場入口。
住宅街の中に無理やり敷地を拡げて点々とした駐車場を確保。
正面入口には上り方向のみエスカレーターを設置。
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド。4フロアのうち3階の大半と4階は専門店を導入。
店舗周辺の木は建て替え後に再度植樹する様子。さすが木を植えている会社ですね。
31年間のご愛顧ありがとうございました。
一時閉店休業であり、建て替え後に再出店します。
1階から4階にかけての吹き抜け。
エレベーターは3台が並びます。
屋上は閉鎖中。
屋上駐車場は利用できませんが、5階が屋内駐車場となっています。
3階に閉店に際しての特設コーナーがあったため先に紹介します。
歴史を振り返ります。
ここ最近閉店が相次ぐイトーヨーカドー各店と比べると、お客様からのメッセージは集まりが悪い印象。閉店1週間前の時点で用意したボードの半分も埋まっていませんでした。
1階食料品売場。活性化済みで、上質感ある売場演出です。
ご愛顧に感謝するポスターを吊り下げていました。
鮮魚売場。
ツマの無いお手頃価格なお刺身を提供。
精肉売場。
売場メイン通路。
惣菜売場。
定番のカツ丼は3種類のサイズを用意。
洋日配コーナー。
加工食品売場。
ペットボトル飲料コーナーのPOPはシズル感があり高いクオリティ。
1階医薬品コーナー。
一部天井は配管剥き出しでした。
2階は衣料品と住居関連売場。
かつてはリフォームコーナーもあったようです。
売りつくしポスターの連貼りが凄まじいですね。
一部売場は縮小済み。
住居関連も大幅値引き。
3階の直営部門は自転車と書籍のみです。
それぞれ子会社のイオンバイクや未来屋書店ではなく、イオンリテール直営のようです。
ゲームコーナー。
フロアを持て余し気味な印象でした。
売りつくしが進むキャン・ドゥ。
近隣の特別支援学校との取り組みについて紹介されていました。
3階には保育園も設置されていました。
4階は屋内遊園地が出店。
先行して閉店したテナントもあったようです。
イオン大宮西店 店舗概要
開業: 1993年7月30日
売場面積: 13251㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
1F(食品売場) 7:00〜22:00
サービスカウンター 9:00〜21:00
2F 3F 9:00〜21:00
4F 9:00〜20:00
住所: 埼玉県さいたま市西区三橋6-607-13
駐車場: 754台(無料)
HP: https://www.aeon.com/store/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E8%A5%BF%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 平日15時頃
客数: やや少ない(食料品売場に20~30人ほど)
客層: 主婦、高齢者、子供連れ中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: イオンフードサプライ、プライフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 1台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(2台稼働中)、精算機5台
食品完全セルフレジ: 5台(全てキャッシュレス)
備考: レジゴー導入。精算機3台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
イオン大宮西店は1993年7月30日に「ジャスコ大宮店」として開業しました。近隣には2000年10月21日に「大宮サティ」が出店。運営するマイカルが2001年に経営破綻したのちイオンの傘下に入りますが、当初は屋号が異なるため互いに店名の変更は行われませんでした。2011年3月1日にジャスコ、サティの屋号をイオンへ統一するのを機に、大宮サティが「イオン大宮店」に、ジャスコ大宮店は「イオン大宮西店」へ改称されています。2000年版日本スーパー名鑑によると、ジャスコ大宮店の1999年度年商は約73億6800万円でした。
開業から31年しか経過しておらず、まだまだ建物は使用に耐えると推測されますが、建て替えが実施されます。生活に密着したテナントを導入した都市型ショッピングセンター「そよら」への転換でも良かったと感じます。首都圏のイオングループでは旧マイカルや旧扇屋ジャスコの店舗を中心に築40年以上が散見されるのですが、優先順位がよく分かりません。大宮西店の場合、既に4フロアのうち3階の大半と4階は専門店を導入しており、収益は厳しかったと推測されます。建て替え後は食料品を主体とするイオンスタイル業態での出店になるのではないでしょうか。
閉店1週間前に訪れましたが、食料品売場も閉店売りつくしを行う衣料品や住居関連売場も活気が無い印象でした。3階の特設コーナーで受け付けているお客様からのメッセージも、イトーヨーカドーやダイエー閉店時の盛り上がりを知っている身としては寂しい雰囲気に感じました。
JR川越線の西大宮駅から徒歩15分程度のところに、イオン大宮西店はあります。
こちらの店舗は2024年10月31日をもって営業を終了しました。
閉店1週間前に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。1993年7月30日に「ジャスコ大宮店」として開業。近隣には2000年10月21日に「大宮サティ」が出店しており、2011年3月1日にジャスコ、サティの屋号をイオンへ統一するのを機に、大宮サティが「イオン大宮店」に、ジャスコ大宮店は「イオン大宮西店」へ改称されています。
建物周辺はイオンが「木を植えている」ため、緑に囲まれています。
店舗裏手。
屋上広告塔。
駐車場入口。
住宅街の中に無理やり敷地を拡げて点々とした駐車場を確保。
正面入口には上り方向のみエスカレーターを設置。
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド。4フロアのうち3階の大半と4階は専門店を導入。
店舗周辺の木は建て替え後に再度植樹する様子。さすが木を植えている会社ですね。
31年間のご愛顧ありがとうございました。
一時閉店休業であり、建て替え後に再出店します。
1階から4階にかけての吹き抜け。
エレベーターは3台が並びます。
屋上は閉鎖中。
屋上駐車場は利用できませんが、5階が屋内駐車場となっています。
3階に閉店に際しての特設コーナーがあったため先に紹介します。
歴史を振り返ります。
ここ最近閉店が相次ぐイトーヨーカドー各店と比べると、お客様からのメッセージは集まりが悪い印象。閉店1週間前の時点で用意したボードの半分も埋まっていませんでした。
1階食料品売場。活性化済みで、上質感ある売場演出です。
ご愛顧に感謝するポスターを吊り下げていました。
鮮魚売場。
ツマの無いお手頃価格なお刺身を提供。
精肉売場。
売場メイン通路。
惣菜売場。
定番のカツ丼は3種類のサイズを用意。
洋日配コーナー。
加工食品売場。
ペットボトル飲料コーナーのPOPはシズル感があり高いクオリティ。
1階医薬品コーナー。
一部天井は配管剥き出しでした。
2階は衣料品と住居関連売場。
かつてはリフォームコーナーもあったようです。
売りつくしポスターの連貼りが凄まじいですね。
一部売場は縮小済み。
住居関連も大幅値引き。
3階の直営部門は自転車と書籍のみです。
それぞれ子会社のイオンバイクや未来屋書店ではなく、イオンリテール直営のようです。
ゲームコーナー。
フロアを持て余し気味な印象でした。
売りつくしが進むキャン・ドゥ。
近隣の特別支援学校との取り組みについて紹介されていました。
3階には保育園も設置されていました。
4階は屋内遊園地が出店。
先行して閉店したテナントもあったようです。
イオン大宮西店 店舗概要
開業: 1993年7月30日
売場面積: 13251㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間:
1F(食品売場) 7:00〜22:00
サービスカウンター 9:00〜21:00
2F 3F 9:00〜21:00
4F 9:00〜20:00
住所: 埼玉県さいたま市西区三橋6-607-13
駐車場: 754台(無料)
HP: https://www.aeon.com/store/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3/%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E5%A4%A7%E5%AE%AE%E8%A5%BF%E5%BA%97/
店内・売場の様子
時間帯: 平日15時頃
客数: やや少ない(食料品売場に20~30人ほど)
客層: 主婦、高齢者、子供連れ中心
買い物内容: 生鮮、惣菜中心にやや多め
売場の雰囲気: 上質感
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 有線放送
精肉加工者: イオンフードサプライ、プライフーズ
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 1台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 3台(2台稼働中)、精算機5台
食品完全セルフレジ: 5台(全てキャッシュレス)
備考: レジゴー導入。精算機3台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: トップバリュ
イオン大宮西店は1993年7月30日に「ジャスコ大宮店」として開業しました。近隣には2000年10月21日に「大宮サティ」が出店。運営するマイカルが2001年に経営破綻したのちイオンの傘下に入りますが、当初は屋号が異なるため互いに店名の変更は行われませんでした。2011年3月1日にジャスコ、サティの屋号をイオンへ統一するのを機に、大宮サティが「イオン大宮店」に、ジャスコ大宮店は「イオン大宮西店」へ改称されています。2000年版日本スーパー名鑑によると、ジャスコ大宮店の1999年度年商は約73億6800万円でした。
開業から31年しか経過しておらず、まだまだ建物は使用に耐えると推測されますが、建て替えが実施されます。生活に密着したテナントを導入した都市型ショッピングセンター「そよら」への転換でも良かったと感じます。首都圏のイオングループでは旧マイカルや旧扇屋ジャスコの店舗を中心に築40年以上が散見されるのですが、優先順位がよく分かりません。大宮西店の場合、既に4フロアのうち3階の大半と4階は専門店を導入しており、収益は厳しかったと推測されます。建て替え後は食料品を主体とするイオンスタイル業態での出店になるのではないでしょうか。
閉店1週間前に訪れましたが、食料品売場も閉店売りつくしを行う衣料品や住居関連売場も活気が無い印象でした。3階の特設コーナーで受け付けているお客様からのメッセージも、イトーヨーカドーやダイエー閉店時の盛り上がりを知っている身としては寂しい雰囲気に感じました。