2024/11/24閉店 イトーヨーカドー春日部店
- 2024/11/25
- 21:54
埼玉県春日部市。
東武伊勢崎線、野田線の春日部駅から徒歩4分程度のところに、イトーヨーカドー春日部店はあります。
こちらの店舗は2024年11月24日をもって営業を終了しました。
閉店2週間前に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。春日部の地には1972年4月22日に開業し、現在の建物に1996年12月4日移転オープン。
屋上広告塔。2016年と2017年には春日部を舞台とする「クレヨンしんちゃん」とコラボし、屋上看板などを作中に登場する「サトーココノカドー」に期間限定で変更してイベントも開催されました。
店舗側面のガラス張り部分はエスカレーターが配置されています。
角地には生命保険会社の建物。
店舗周辺には駐車場が点在しています。
第一立体駐車場。
店舗屋上は閉鎖されていますが、立体駐車場の屋上に上がることが出来ました。
こちらが第二立体駐車場。平面駐車場も合わせて768台を確保していました。
こちらが隣接する旧店舗です。イトーヨーカドー移転後は大塚家具が入居していましたが、お家騒動などによるブランドイメージ悪化に伴って業績が悪化したため、2018年5月に営業を終了しています。
イトーヨーカドー正面入口に戻ってきました。
サトーココノカドーの横幕。
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド。
27年間のご愛顧ありがとうございました。
入口すぐのメッセージ。
津田沼店などでも見られたあいうえお作文形式のメッセージ。
店長さんからのメッセージ。
5階に設置された特設コーナー。
懐かしの写真なども展示。
サトーココノカドーの屋上広告塔。
イトーヨーカドー旧店舗時代の写真も見られました。
かつて春日部駅前には1970年11月1日に開業した「ニチイ春日部ショッピングデパート」があり、その写真も展示。屋上遊園地も見受けられます。店舗はその後「春日部サティ」を経て2001年8月をもって閉店しています。
地下食料品フロア。
導入部では他店でもおなじみのハトマーク焼き印の押された月三笠と、春日部店オリジナル商品のクッキーを陳列。
パッケージは2種類ありますが、中身は同じです。
青果売場。
青果売場と隣接した珍しい場所にフードコートを配置。
シンプルなデザインの売場案内。
納豆の写真が貼られた納豆コーナー。
青果に続いて鮮魚。
「感謝感謝の閉店セール」
お刺身は高価格帯もラインナップ。
売場メイン通路。
精肉売場では現在提供されていないものの対面量り売りコーナーを設けており、かつて繫盛店であったことの裏付けです。
店内加工とプロセスセンター「ピースデリ」からの供給を組み合わせて販売。
惣菜売場。
洋日配コーナー。
イトーヨーカドーとしては珍しく直営のインストアベーカリーを展開。先行して製造を終了していました。
加工食品や日配品には電子棚札も導入していました。
1階は服飾雑貨のフロア。
2階は婦人服フロア。
3階は紳士服、子供服のフロア。
一部区画は業者に貸し出していましたが、その「売りつくし」POPはダイエー用だと思いますよ。
サトーココノカドー関連グッズは圧巻の品揃えでした。
こちらのコーナーは常設だったようです。
クレヨンしんちゃんの作中に登場する「サトーココノカドー」の外観。
ゆかりの地を紹介していました。
4階は暮らしのフロア。
5階は専門店区画。
キャン・ドゥは早い段階から売り切れが目立ちました。
ゲームコーナー。
吹き抜け部分。
旧イトーヨーカドー春日部店の建物が見渡せました。
イトーヨーカドー春日部店 店舗概要
開業: 1996年12月4日
売場面積: 12722㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00 - 20:00
住所: 埼玉県春日部市中央1-13-1
駐車場: 768台(3,000円未満のお買い上げで2時間無料、3,000以上のお買い上げで4時間無料)
HP: https://stores.itoyokado.co.jp/175
店内・売場の様子
時間帯: 平日16時頃
客数: やや多い(地下1階食料品フロアに40~50人ほど)
客層: 主婦、高齢者、中高年夫婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 自社店内、ピースデリ(杉戸、流山)
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 6台(2台稼働中)、精算機12台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: セブンプレミアム
イトーヨーカドー春日部店は、1972年4月22日に開業しました。現在の建物には1996年12月4日に移転オープン。旧店舗には大塚家具が入居していましたが、お家騒動などによるブランドイメージ悪化に伴って業績が悪化したため、2018年5月に営業を終了しています。過去の日本スーパー名鑑によると、旧店舗の売場面積は7695㎡。年商は1985年度で約116億4000万円と、埼玉県内では久喜店に次ぐ繁盛店でした。移転後の売場面積は12722㎡に拡大し、1999年度の年商は約134億2000万円を計上。引き続き県内では久喜店に次ぐ売上規模を有していました。2016年と2017年には春日部を舞台とする「クレヨンしんちゃん」とコラボし、屋上看板などを作中に登場する「サトーココノカドー」に期間限定で変更してイベントも開催されました。
一方で2007年11月には500mの至近距離にショッピングセンター「ララガーデン春日部」が開業します。当初はリブレ京成が出店していましたが2014年7月に閉店し、跡地には埼玉地盤で高い競争力を誇るヤオコーがオープン。イトーヨーカドーの売上は1990年代と比べると半分以下に落ち込んでいると推測されますが、商圏人口の割には競合も少なく、決して採算が取れないような立地では無いと感じました。
食料品フロアは青果、鮮魚、精肉、惣菜と続く一般的なレイアウト。精肉売場では現在提供されていないものの対面量り売りコーナーを設けており、かつて繫盛店であったことの裏付けです。閉店まで2週間程度ある平日に訪れましたが、店内は活気ある雰囲気で、レジが混雑する場面も見受けられました。上層階の売りつくし会場も中高年夫婦や家族連れを中心に賑わいが感じられ、5階のサイゼリヤを利用するため若年層グループの姿も目立つ印象。3階のサトーココノカドー関連グッズの特設コーナーは非常に充実したラインナップで、記念になる品が多く並んでいました。なお、跡地の活用は未定となっています。
東武伊勢崎線、野田線の春日部駅から徒歩4分程度のところに、イトーヨーカドー春日部店はあります。
こちらの店舗は2024年11月24日をもって営業を終了しました。
閉店2週間前に訪れましたのでご紹介いたします。
店舗外観。春日部の地には1972年4月22日に開業し、現在の建物に1996年12月4日移転オープン。
屋上広告塔。2016年と2017年には春日部を舞台とする「クレヨンしんちゃん」とコラボし、屋上看板などを作中に登場する「サトーココノカドー」に期間限定で変更してイベントも開催されました。
店舗側面のガラス張り部分はエスカレーターが配置されています。
角地には生命保険会社の建物。
店舗周辺には駐車場が点在しています。
第一立体駐車場。
店舗屋上は閉鎖されていますが、立体駐車場の屋上に上がることが出来ました。
こちらが第二立体駐車場。平面駐車場も合わせて768台を確保していました。
こちらが隣接する旧店舗です。イトーヨーカドー移転後は大塚家具が入居していましたが、お家騒動などによるブランドイメージ悪化に伴って業績が悪化したため、2018年5月に営業を終了しています。
イトーヨーカドー正面入口に戻ってきました。
サトーココノカドーの横幕。
大規模小売店舗表示板。
フロアガイド。
27年間のご愛顧ありがとうございました。
入口すぐのメッセージ。
津田沼店などでも見られたあいうえお作文形式のメッセージ。
店長さんからのメッセージ。
5階に設置された特設コーナー。
懐かしの写真なども展示。
サトーココノカドーの屋上広告塔。
イトーヨーカドー旧店舗時代の写真も見られました。
かつて春日部駅前には1970年11月1日に開業した「ニチイ春日部ショッピングデパート」があり、その写真も展示。屋上遊園地も見受けられます。店舗はその後「春日部サティ」を経て2001年8月をもって閉店しています。
地下食料品フロア。
導入部では他店でもおなじみのハトマーク焼き印の押された月三笠と、春日部店オリジナル商品のクッキーを陳列。
パッケージは2種類ありますが、中身は同じです。
青果売場。
青果売場と隣接した珍しい場所にフードコートを配置。
シンプルなデザインの売場案内。
納豆の写真が貼られた納豆コーナー。
青果に続いて鮮魚。
「感謝感謝の閉店セール」
お刺身は高価格帯もラインナップ。
売場メイン通路。
精肉売場では現在提供されていないものの対面量り売りコーナーを設けており、かつて繫盛店であったことの裏付けです。
店内加工とプロセスセンター「ピースデリ」からの供給を組み合わせて販売。
惣菜売場。
洋日配コーナー。
イトーヨーカドーとしては珍しく直営のインストアベーカリーを展開。先行して製造を終了していました。
加工食品や日配品には電子棚札も導入していました。
1階は服飾雑貨のフロア。
2階は婦人服フロア。
3階は紳士服、子供服のフロア。
一部区画は業者に貸し出していましたが、その「売りつくし」POPはダイエー用だと思いますよ。
サトーココノカドー関連グッズは圧巻の品揃えでした。
こちらのコーナーは常設だったようです。
クレヨンしんちゃんの作中に登場する「サトーココノカドー」の外観。
ゆかりの地を紹介していました。
4階は暮らしのフロア。
5階は専門店区画。
キャン・ドゥは早い段階から売り切れが目立ちました。
ゲームコーナー。
吹き抜け部分。
旧イトーヨーカドー春日部店の建物が見渡せました。
イトーヨーカドー春日部店 店舗概要
開業: 1996年12月4日
売場面積: 12722㎡(日本スーパー名鑑より)
営業時間: 10:00 - 20:00
住所: 埼玉県春日部市中央1-13-1
駐車場: 768台(3,000円未満のお買い上げで2時間無料、3,000以上のお買い上げで4時間無料)
HP: https://stores.itoyokado.co.jp/175
店内・売場の様子
時間帯: 平日16時頃
客数: やや多い(地下1階食料品フロアに40~50人ほど)
客層: 主婦、高齢者、中高年夫婦中心
買い物内容: 生鮮、日配中心にやや少なめ
売場の雰囲気: 明るい
品出し・前出し: 良い
クリンリネス: 良い
接客対応: やや良い
店内BGM: 洋楽
精肉加工者: 自社店内、ピースデリ(杉戸、流山)
鮮魚加工者: 自社店内
食品通常レジ: 3台(1台稼働中)
食品セミセルフレジ: 6台(2台稼働中)、精算機12台
食品完全セルフレジ: 0台
トイレ: きれい
休憩スペース: あり
インストアベーカリー: 無し
プライベートブランド: セブンプレミアム
イトーヨーカドー春日部店は、1972年4月22日に開業しました。現在の建物には1996年12月4日に移転オープン。旧店舗には大塚家具が入居していましたが、お家騒動などによるブランドイメージ悪化に伴って業績が悪化したため、2018年5月に営業を終了しています。過去の日本スーパー名鑑によると、旧店舗の売場面積は7695㎡。年商は1985年度で約116億4000万円と、埼玉県内では久喜店に次ぐ繁盛店でした。移転後の売場面積は12722㎡に拡大し、1999年度の年商は約134億2000万円を計上。引き続き県内では久喜店に次ぐ売上規模を有していました。2016年と2017年には春日部を舞台とする「クレヨンしんちゃん」とコラボし、屋上看板などを作中に登場する「サトーココノカドー」に期間限定で変更してイベントも開催されました。
一方で2007年11月には500mの至近距離にショッピングセンター「ララガーデン春日部」が開業します。当初はリブレ京成が出店していましたが2014年7月に閉店し、跡地には埼玉地盤で高い競争力を誇るヤオコーがオープン。イトーヨーカドーの売上は1990年代と比べると半分以下に落ち込んでいると推測されますが、商圏人口の割には競合も少なく、決して採算が取れないような立地では無いと感じました。
食料品フロアは青果、鮮魚、精肉、惣菜と続く一般的なレイアウト。精肉売場では現在提供されていないものの対面量り売りコーナーを設けており、かつて繫盛店であったことの裏付けです。閉店まで2週間程度ある平日に訪れましたが、店内は活気ある雰囲気で、レジが混雑する場面も見受けられました。上層階の売りつくし会場も中高年夫婦や家族連れを中心に賑わいが感じられ、5階のサイゼリヤを利用するため若年層グループの姿も目立つ印象。3階のサトーココノカドー関連グッズの特設コーナーは非常に充実したラインナップで、記念になる品が多く並んでいました。なお、跡地の活用は未定となっています。