難関大学の女子の割合どう引きあげるか考える シンポジウム

全国の大学生に占める女子の割合は過去最高となる一方で、低い割合にとどまっている難関大学における女子の割合をどうやって引きあげるかを考えるシンポジウムが大学や企業の関係者が参加して開かれ、ロールモデルをもっと増やす必要があるといった意見があがりました。

全国の大学生に占める女子の割合は文部科学省の学校基本調査の速報値では、45.9%と過去最高です。
一方で、この春の入試の合格者の女子の割合は東京大学で2割程度、早稲田大学で3割あまりにとどまっていることから、女子学生の割合をどう高めていくかを考えようと、女子の進学支援に取り組む都内のNPO法人がシンポジウムを開きました。
シンポジウムでは、主催者で現役の東大生が、「女子は浪人は許されないとか地元にとどまることを期待されるなど周囲から無意識のうちに選択肢を狭められる傾向がある」などと訴えました。
それに対し、参加した企業の関係者からは「難関大に進学後の将来の姿が思い描けないことが問題だと思うので企業などと連携して、将来のロールモデルを提示する機会が重要だ」とか、「多様な価値観が生まれるよう学生と社会との交流が必要だ」などの意見が出ていました。
主催したNPO法人「#YourChoiceProject」の山口万瑛さんは「大学だけではできないことを企業と連携することで実現できるのではないかと考えて開催しました。今回のシンポジウムを通じて女子の進学問題を考えるきっかけにしてもらいたいです」と話していました。

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