ここにしかない刃物研ぎの技術、魔法のような切れ味でつなぐ「切れない縁」
2024年11月26日 05時10分 (11月26日 10時36分更新)
鍋ものがおいしい季節。ダイコンやハクサイを切るとき、包丁の切れ味が気になるようになった。「打刃物研ぎ直し専門店」の文字を見つけ、一宮市の「藤田金物店」に立ち寄った。
店内には包丁やはさみ、鍵が50種類以上ずらりと並ぶ。岐阜県関市や福井県越前市の国産包丁が中心。「三徳包丁は日本独自の形。野菜を切る菜切り包丁と肉を切る牛刀のいいとこどり」。3代目店主の藤田稔さん(69)が、図を用いて種類や製造方法から丁寧に教えてくれた。ほとばしる情熱は、打ち刃物の鍛錬で飛び散る火花のようだ。お客さんを運命の一丁との出合いに導く。
創業は江戸時代後期という。先祖はすきやくわなどの農具を作る鍛冶職人だった。戦後、祖...
この記事は会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報