「それに読売はプレミアの協賛に入っている。決勝のタイミングで冷や水をぶっかけられた形だし、協賛でなくても、最後に物議を醸しながら去る姿には好感を持てない」と前出の関係者はバッサリ。田中の退団発表はプレミア12の決勝戦が始まる1時間前だったことで批判の対象となったが、日本ラウンドスポンサーには巨人の親会社である読売新聞社が名前を連ねていた。日本は決勝戦で台湾に敗れ準優勝に終わったものの、田中退団のニュースが大きく取り上げられることになり、配慮に欠けた発表に読売側が不快感を示すのは無理もない。
日本ハム「安楽の件のイメージで敬遠」
また日本ハムの球団関係者も「ウチは先発が渋滞気味。若いピッチャーが出てこようとしているときに蓋をする存在は必要ない」と獲得を否定。田中は駒大苫小牧高出身で、北海道には縁がある。日本ハムは過去に、トラブルがあった選手を多く獲得する懐の深いところをみせていたが、田中は別のようだ。「安楽の件で面倒くさいイメージが付いているのも敬遠したくなる理由」とも付け加えた。
昨オフ、後輩選手へのパワハラ疑惑で楽天を退団した安楽智大投手(今季はメキシコでプレー)の後ろ盾だったのが田中だったとみられ、チーム内に混乱を招く要因となったことも、球界では重く受け止められているようだ。