学校現場でも資金確保のため行われるようになったクラウドファンディング。
練習環境を整えようと取り組んでいる信州大学の硬式野球部を取材しました。


国立・信州大学の硬式野球部。

現在、北関東や甲信越など20の大学が所属する連盟の、2部リーグに所属していて、今年の秋は優勝を果たしました。

しかし、その後、入れ替え戦で敗れ、1部昇格はなりませんでした。

長岩和希(ながいわ・かずき)さん:
「チーム全体の目標としては1部昇格」

チームの目標を語るのは、教育学部の3年生、長岩和希さん。

この秋までキャプテンを務め、前の代より練習量を増やすなど、勝てるチームを目指してきました。

全体練習は週3回ほど。

平日は、大学の授業が終わってから、松本市にある大学のグランドに集まります。

部員はマネージャーもあわせておよそ40人です。


キャンパスは県内に点在していて、松本以外の部員たちは、およそ40キロから70キロの距離を車で移動して集まります。

繊維学部・上田から:
ここまでどれくらいかかるの?
「車で1時間くらいです」
毎回車で?
「毎回車で」

長野から:
今日どこからきたの?
「きょうは長野から」
「2時間かけて来ました」
通うのは、負担じゃない?
「めっちゃ負担です」


前キャプテン・長岩和希さん(3年生):
「時間的な負担とお金的な負担というのがあって、キャンパスが離れているので練習に来るのに片道1時間半以上かかってしまうというのがあります」