仕事の内容
概要
事業規模の拡大と主に、職員やスタッフが働きやすい環境を整えたり、やりがいを感じながら成長を促す仕組みを作り上げていくことがますます重要になっています。またキッズドアは2021年度に認定NPO法人となりました。認定を維持するためには、より高度なガバナンスを実践していく必要があります。
そのため、経営企画、経理、法務、人事・労務、総務、システムなどの業務に高度な専門性を発揮していくことが求められます。
望まれる人材像
常にビジョンやミッションを意識しながら、自分が果たすべき役割を設定できる人材が求められます。子ども達と直接触れ合うことの少ない職場なので、とくにそうした自覚を持つことが重要となっています。また、より良い職場環境を作り上げるためには、現場を良く知ることも必要です。事務作業に埋没せず、フットワーク良く現場に出向き実態を把握することを厭わない人が望ましい人材と言えます。
インタビュー
山田耕平さん
どんな仕事をしている?
大きく二つの業務に従事しています。一つ目は、NPO法人としての運営上必要な業務です。NPO法人では管轄自治体が定めた文書の作成や報告をする必要があります。また認定NPOを取得しているため、認定要件を満たす運営を実施できるよう仕組みの整備も行なっています。
二つ目は、営利企業でも必要不可欠な経営企画・経理・法務業務です。経営企画としては、全社の事業別の予実管理の仕組みの構築や月別の実績報告まとめ、経営計画案の策定などを行なっています。経理・法務では、主担当者のサポートを主に行なっています。
常に心がけていることは?
事業や業務一つ一つの最終的なゴールを明確にし続けることです。ゴールが自分の中で不鮮明だと、それを達成するためにどんな作業をすれば良いか明確になりません。ゴールが自分の中では鮮明に描けても同僚や上長と共通認識を持てていないと、作業後に手戻りが発生する可能性が高まります。また、ゴールを達成するために日々の作業に集中していると、本来手段であったはずの「作業の遂行」自体がいつの間にかゴールにすり替わることがあります。こういった罠にはまらずビジョン達成に近づくために、ゴールを明確にし続けることを常に心がけています。
仕事の「推し」は?
業務の影響力の広さが、他チームとは大きく異なる特色だと思います。子ども達への直接的な支援はボランティア・アルバイト・職員が主に担うので、バックオフィスのメンバーは間接的にしか支援に携われません。しかし、バックオフィスの一つ一つの業務は組織全体に関わるものが多く、その結果として支援対象者全体への提供価値を高めていくことのできる重要な役割です。