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”仕事”って楽しい。そう思える私の原点 #noteで社員訪問⑧

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。

就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「『note見ました!』で社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも、日本交通へのエントリーの有無も関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。もちろんオンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。この人にお話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

堀江南帆(2020年入社、乗務員経験1年半)

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出身:千葉県東庄町
大学:日本大学
学部:国際関係学部
【経歴】
2020年4月 日本交通入社、赤羽営業所に乗務員として配属
2021年6月 班長として新人教育担当
2021年10月 新卒採用チームに異動

学生時代のこと

とにかく趣味に生きる大学生でした。韓国が大好きで、在学中に5回行ったことがあります。料理や文化、Kポップ、アイドルまで幅広く没頭しましたね。学部を国際関係に決めたのも外国の言語や文化を勉強したかったから。

友達と皆でワイワイ遊ぶより、自分の世界観で浸って楽しむのが好きでした。自分の好きな作品を部屋にこもって見たり、アイドルのオーディション番組をすり減るほど何回も見たり……毎日好きなことをして日々充実させていたいと思っていました。

就活の軸

大前提として、自分が興味のあるところがいいなと思っていました。

もともと出版や専門商社に憧れがあったんです。自社の専門分野で人と人を結びつけたり、お客様に自社のサービスを提案する姿が、いわゆる社会人っぽいなと思っていて。そこに当てはまると思ったのが専門商社でした。

また、自分が出版物や本に熱中した時の気持ちをお客様にも共有したいと思い、出版と専門商社の中間である出版取次も見ていました。

そういった業界を見ていく中で、私自身が「人が熱中しているものに興味をもち、それを他の人々と共有することが得意なのでは?」という思いに行きつきましたね。

皆誰しも熱中できるものがある。それをお互いに共有できたら、興味を持つ人が増えてその業界も潤う。社会人として価値を生み出すってそういうことなのかなと解釈していました。それなら自分が好きだと思っているものを他の人に共有する仕事がしたい。それが最終的な軸になりました。

日本交通と出会ったきっかけ

出会ったのは就活の後半で、大学4年生の夏ごろでした。就活自体は大学2年の終わりからやっていたものの、なかなか就活がうまくいかない時期だったので、業界や企業を広げていたんです。

就活サイトで、学部の友人たちがよく見ていた「観光」のキーワードを調べたときにヒットしたので、とりあえず受けてみようかなと思いました。

志望動機

正直あまりなくて(笑)。さっきも言った通り「とりあえず受けてみよう」という姿勢だったので、志望動機は結構薄かった気がします。お客様へ1対1で接客する姿は想像できましたが、それ以上はわかっていませんでしたね。

選考もコンパクトで、選考付きの説明会で1次面接を受け、次が最終選考という形。さらに、最終選考と同日に先輩社員面談と健康診断を受けるという早いスパンでした。

思ったより早く結果が出てしまったので、内定通知書を受け取りに行く面談では心の準備がまったくできていませんでした。正直怖かったです。「受かっちゃったけどどうしよう、他も選考してるのに」という気持ちでした。

なのに、なぜ日本交通に?

選考中、これまで受けてきた企業と日本交通は何かが違うと感じたんです。一緒に選考に参加した他の学生と話したり、家に帰ってからも妹に話すくらいには衝撃でした。

選考というより人生相談でしたね。「4年夏まで就活を続けてる自分みたいな学生って会社からしてどう思われますか?」という質問をしてみたり。

先輩社員面談でも、志望動機や働くイメージがほとんどなかった私には、質問らしい質問はできなかったんです。でも、向こうから生き生きとタクシー乗務を語ってくれました。

「楽しそうに仕事しているな」
でも自分が乗務している姿は、選考が終わっても湧きませんでしたね。

だからこそ内定後の面談は疑心暗鬼でした。でも、そこで担当の人事と腹を割って話したんです。そして、私の不安な気持ちも受け入れてくれたうえで「堀江さんには日本交通で働いてほしい」と言われました。自分のネガティブな気持ちも含め、ここはありのままの自分で働いていい場所なんだと思って心を開いた瞬間でした。

それからは仕事体験や営業所見学、運転の練習ができるイベントなど、週2~3回は日本交通に触れました。そこで、現場の方や入社後に指導してくれる先輩たちに出会い「ここだったら頑張れる」とより強く安心できるようになりました。

他社からも内定をもらっていたのですが、日本交通ほど働きたいとは思えませんでした。働く内容や条件がよくても、面接でネガティブな言葉を掛けられた印象が残っていました。それで手のひら返して一緒に働きたいと言われてもピンとこなかったんですね。そこで改めて日本交通への気持ちが浮き彫りになりました。

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入社前後のギャップ

意外と真面目な会社だなという印象でした。

面接で会う社員の方たちは皆フランクでお互いに仲が良かったので、仕事に対してのストイックさや向き合い方が中途半端だったらどうしよう?と正直不安がありました。

私は本当にバリバリ働きたい!と思っていたので「それなりの成果でいいや」と仕事をゆるく捉えている人ばかりだと、温度差でストレスがたまりそうだと思っていたので。そこを見極めようと思い、イベントで社員に話を聞いて仕事ぶりを隣で見てみました。

その結果分かったのは、日本交通の人は物腰はフランクだけど、やっていることはえげつない(笑)。現場の仕事は生半可な気持ちじゃできないこと。その仕事を、新卒でもペーパードライバーでも立派にこなしている。それを目にして、素直に「かっこいい」と思いました。仕事へのプライドや誇りを感じましたね。ただ楽しそうに働いているだけの会社じゃないって。

その一方で、給料体系が歩合制だからなのか、自分は自分・あなたはあなたと割り切れる自由な社風がありました。ストイックに結果を求める人もいるけれど、他人を蹴落として自分の成果だけ追うような人がいない。成果を追って周りが見えなくなる自分の弱点もカバーしてくれる社風だなと思いました。

乗務の中で印象に残っていること

最初の同乗研修時代ですね。私はもともと運転が不慣れ。この会社で頑張るんだと気合だけは十分でしたが、運転の常識を知らないペーパードライバーでした。

そんな私にとって大きな出会いとなったのが、研修担当の中途のおじさん。世話好きで普段はとても優しい方ですが、私が間違ったことをしていたら躊躇なく怒ってくれる方でした。しんどいときもありましたが、それ以上に本気で向き合ってくれるのが嬉しかったです。

その教官には、接客や道の聞き方で意識すべき部分をたくさん教えていただきました。中途のベテラン乗務員さんの通話グループに入れてくれたり、大丈夫かと気遣ってくれたり、まるで自分の子供みたいに面倒を見てくれました。仕事の楽しさを実感できるようになったのも、その指導のおかげ。教官があの方で本当によかったと思います。

乗務員のやりがい

私は、お客様を乗せること自体よりも、営業の中でどう努力するか、課題をどう克服するかという試行錯誤の部分で満足度を得ていました。

日本交通に入ったのも、接客そのものがしたかったわけではなく、お客様第一主義を唱える姿勢が好きだったから。他のタクシーとは違うんだというのを仕事で貫きたかったんです。

タクシーの仕事は、努力が数字に残ります。営業収入や1日の総走行距離など。その数字をただ見て終わりではなく、前回と比較することで、自分の成長が目に見えてきます。自分のどんな努力がこの数字につながったのか、数字の因果関係を見ていると面白いですね。

また、結果を見て初めて、自分が人に教えてもらったことが生きていると実感しました。この会社で表に出てくるのは数字だけど、それだけじゃない。本質には人の良さがあって、そこが好きです。

今の仕事のやりがい

営業収入はお客様をお乗せすれば上がります。でも人事は学生さんと話したからといって上がるわけではありません。営業収入なら、その日の成果がその場でわかります。でも人事は仕事がうまくいったかどうかその瞬間は分からない。学生さんたちが入社してからの働きを見て初めて分かるものです。

そんな単純じゃないことを数字で追うのは、ひねりが混じっていて面白いですね。そこにかける労力や仕事に対する姿勢は、乗務の時と変わらず地続きです。未来ベースで考えようという思考力を付けてくれます。

それと同時に、今までお世話になってきた人たちへ、どういう風に恩が返せるだろうとも考えています。乗務員時代、おごってもらったり、お客様が多い穴場を教えてもらったり、いっぱい無償で助けられてきました。それをもらったままなのは、居心地悪いんです。

じゃあどう返すかというと、わかりやすいお金や感謝の言葉じゃなく、それこそ利益で返していきたい。会社の業績が上がるという利益だけじゃなく、現場が働きやすい・楽しいと思える部分を増やしていきたいとも考えています。

あなたにとって「仕事」とは

”好きなこと”ですかね。私にとっては「仕事」そのものが自分に合っていると思います。それは日本交通だからというわけではなく、仕事という構造自体が私の体質に合っている感覚です。

仕事していて生きやすいし、仕事がなくなったらしんどいと思います。私にとって仕事は生活必需品。成果を上げるとかお金とか、そういう過程や副産物がいいのではなくて、仕事それ自体が楽しい。こんなこと言って学生さんに怖がられないですか?(笑)

学生へのメッセージ

就活って人によって全然違いますよね。だから重く捉えすぎる必要はないし、みんなが同じ目的で就活をしなくていい。「こうあるべき」という考えはいらないと思います。私も最初は固定観念があり、世間からの見られ方や収入を考えて、一番いい決断をしないといけないと思い込んでいました。

そもそもあなたにとって就活って何でしょう? 自分の好きなことをしたいという人もいれば、とにかくストレスが少ない仕事がいいという人もいる。だから、就活は自分の生き方を探す通過点として楽しんでほしいです。

就活の期間は、自分のことを考える時間をまとめて取れます。その時間をいかに有効に使うか、という部分に自分の精神力を割いてほしい。固定観念にとらわれず、どうしたら自分が死ぬときに「楽しくいい人生だったな」と思えるか。選択肢を自分のために与える時間にしてくださいね。

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

堀江 南帆(ほりえ なほ)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

Interview/Text :To Be

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