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人生初の意志決定は「タクシー会社に入ること」でした #noteで社員訪問⑨

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。
就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「#noteで社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも、日本交通へのエントリーの有無も関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。オンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。お話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

山岡更やまおかさら(2020年入社、乗務経験2年)

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出身:神奈川県
大学:青山学院大学
学部:教育人間科学部心理学科
【経歴】
2020年4月 日本交通入社、品川営業所に乗務員として配属
2020年6月 三鷹営業所に異動
2021年4月 班長見習いとして新人教育担当
2022年6月 新卒採用チームに異動

学生時代のこと

スキーサークルに所属をしていました。冬はスキー場で住み込みバイトをし、空いた時間にスキー。これが学生生活で一番楽しかったです。

大学では心理学を学んでいました。専門は視覚心理学で「青いカレーは食欲が減退するのか」といった、人間の視覚を活用した学問を学んでいました。

就活は初めての意志決定

学生時代は特にやりたいことがなかったので、業界や職種を絞らずに勢いで活動をしていました。

高校も当時の成績で行ける大学を選びましたし、サークルも友人が入ると言うので同じサークルに一緒についていきました。なので、自分で意思決定をするのは就活が初めての経験だったんです。

就活軸は最初何も決めずに始めました。が、一つ思っていたのは超エリートサラリーマンに囲まれてゴリゴリに働くと、私は周りについていくのに必死になって疲弊するだろうなということ。そんな時父親の「自分がのびのび過ごせる会社がいいんじゃない?」というアドバイスを受け、自分は周りと比べずにのびのび過ごせるほうが能力を発揮しやすいと気づきました。

日本交通と出会ったきっかけ

エージェントの方がインターンシップを勧めてくださったんです。

当時は対面での開催で、インターンシップの最後に選考へのアンケートがあって。選考を希望したのは「選考希望にしないと自分の印象が悪いかも」と思った、という消極的な理由からでした。

そんな風に、当時は積極的に興味を持っていたわけではありませんでしたが、実際に興味がわいたきっかけは父親でした。父親が日本交通会長の川鍋一朗の記事を見ていたんです。会長はタクシー会社の御曹司として会社の跡を継ぐ運命の人。決められてきた人生の中で経営難などありつつもITを活用して利益を上げて大注目されていました。

当時の父親はITの会社を運営していたため、仕事で重なる部分があったらしいです。日本交通のインターンシップを受けてきたと報告をすると「この会社面白いじゃん、気になってたんだよ」と話してきました。

入社の決め手

のびのび過ごせる社風はもちろん、資格(2種免許)を取ることができる点が大きかったですね。

一般的な仕事内容であればパソコンでの事務作業や、会議、商談、企画などですが、日本交通であれば入社して新卒でタクシー乗務員というめちゃくちゃ面白い経験ができると思いました。その上、この仕事を自分がやることで周りの人の印象はどう変わるんだろうという好奇心もありました。

ただ、意思決定は慎重でした。承諾期限を延期してもらい、その間に内定者イベントに参加したほか、担当人事だったNさんにたくさん質問をしたんですよね。

父親も日本交通のことを面白そうとは言っていましたが、娘が実際に乗務員をするとなると不安そうでした。母親もです。当時ペーパードライバーだったのでかなり心配をされていましたね。色々な人の意見を聞く中で「本当に日本交通でいいの?」と聞かれることもありました。

その一方で私は「なんで『本当にそこでいいの?』って言うの! 」と反発するくらい「やったるわ!」という気持ちにあふれていました。

意思決定直前に父親が担当人事だったNさんにメールで質問を送ったんですよね。それにNさんが丁寧に答えてくださって、これなら大丈夫だと両親が安心している姿を見て、私も大丈夫だと決断をしました。

入社後、最初の挫折

アルバイト経験があったので接客で困ったことはありませんでした。日本交通には、通常時はもちろん緊急時のマニュアルもあったので安心でしたね。ただ運転で大変だったことはたくさんあります。

他の車にクラクションを鳴らされて自分の運転が危険だと気づいたこともありますし、乗務後の営業所で中途の乗務員さんから「あなた今日○○番の車に乗っていましたよね? あそこの運転危なかったから気を付けて」と言われたこともありました。

そんなことが続いて、いい意味でだんだんとビビりになっていきました。事故だけは絶対にしたくないという安全意識が芽生えました。安全運転が大切なことは元々頭では理解していたんですが、実際に理解できたのはこうした経験からです。

入社後、最初にうれしかったこと

1年目の夏の朝にお乗せしたお客様です。当時は乗務員を始めて数か月と未熟な時期だったうえ、最近研修を終えて対応できるようになったばかりのアプリ注文だったのもあり緊張していたのを覚えています。

ご乗車されたのは産まれたての赤ちゃんを抱いたお母様とお父様。行き先は病院。赤ちゃんは小さすぎてシートベルトができないし、通常のタクシーにはチャイルドシートの備え付けもありません。普段以上に丁寧にアクセルを踏んで、超慎重にブレーキをかけて。車内の空調など色々なことを考えて無事に到着できました。

その結果、降車される際に「帰りもあなたのタクシーに乗りたいです」と言われたんです。うれしくて泣きそうになりました。でも営業の終了時間が迫っていて帰りはお乗せできないので、日本交通の無線センターにお客様の番号を伝えて業務を終えました。

言葉で特別に何かを伝えたわけではなかったので、運転だけでも気持ちが伝わるんだと思った初めての経験でした。乗務員になって最初にうれしかった思い出です。

乗務員のやりがい

お客様に寄り添い、タクシーのイメージを変えられることがやりがいでした。喜ばれることや自己管理能力が付くことも、もちろんあります。

急いでいるお客様がレビューで「おかげで間に合ったよ」と報告をくださったとき。

夜に女性のお客様に「若い女性の乗務員さんなんですね、ホッとします」と言ってもらえたとき。

男性でも「若いのにすごいな、うちの社員にほしいよ」や「若いのによく道を知ってるね」と言ってもらったとき。

そんな風にプラスの印象を与えられることがうれしかったです。

その中でも大きかったのは自分で意思決定ができるようになったことです。タクシーは行く道を自分で考え、何かトラブルがあったら自分で対処をしないといけません。目の前に立ちはだかる壁を、初めて自分だけの力でさばいていった感じがしました。今までで一番、自分の成長を感じましたね。

班長見習いの時期のやりがい

班長見習いをしてよかったことも、やはり自分の成長を感じることができたことです。

仕事はバッテリー救援、パンクしたタイヤの交換対応、営業中に事故を起こした車両のサポートや、車内カメラチェックなど多岐にわたります。

中でも一番のやりがいはバッテリー救援でしたね。班長見習いでは新卒入社者だけではなく中途で入社する新人さんも指導します。中には父親と同年代の方も。「親くらい年の離れた方が困っていることを、私は助けられるんだ!」と自信につながりました。

一般的な新社会人がやっていないことをやっているぞという、謎の優越感でしたね。なんでもできるぞという自信になりました。タイヤ交換ができる新卒社会人1年目っていますか?(笑)
若くてもできることが目に見えて増えていくことがやりがいでしたね。

新卒採用担当としてのやりがい

最近やりがいを感じるようになったんです!

1つ目は営業所見学イベントの時です。
三鷹営業所見学の運営をやっています。そこは私の出身営業所で、今まで経験してきたことを自信をもって語れる場です。学生さんに営業所やタクシーの魅力が伝わった時はうれしいですね。

2つ目は面談をした学生さんが私の名前を覚えてくれていた時です。
面談時には不安そうな顔をしていたのに、選考を経て「あの時の山岡さんの言葉がうれしかったです」など、自信がなかった学生さんに自信をつけるためのサポートができたときはうれしいですね。

自分が何かを行うことでプラスに変わる瞬間や、学生さんの勇気ある一歩を補助できると気が付いたときにやりがいを感じます。

あなたにとって「仕事」とは

「人から求められること」、「自分の成長」、「生きてるって実感すること」、「社会とかかわりを持つこと」
――総じて、今までの自分を変える場であり、自分を成長させる場だと思っています。

学生さんへメッセージ

社会人になったこともないのに働く環境を決めるのは難しいと思います。乗務員だけじゃなく他の会社で仕事をしている人でも大変なことはあります。くじけそうになることもありますが、自分なりの目的や自分との約束があるといいですよ。

そうすることで、「自分にこういう約束をしたからやめないぞ」という信念にかわり、仕事を簡単にやめないと思います。就活軸はなんでも大丈夫。就活なんてなんとでもなる! 思い悩まずとりあえず自分なりにやれば道が見えてくると思います!

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

山岡 更(やまおか さら)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

Interview、Text:こじこじ


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