ある種のコンテンツには、〇〇〇と表記をしなければいけないと言う規制をするのは、条件が整わないとフィージビリティが低いんだよね。
確かに、そういう規制を是とする分野もあるんだけど、ルールを決めルだけではなくて、そのルールを実際に遵守する日常業務の経験があると、なかなか難しいよねと思うんだよね。
というのも、表示の義務化は遵守コスト、監視コストともに莫大になるから。
社会的な悪影響が大きくて、コストがかかってもやるべき場合とか、コンテンツ提供者が、例えば放送局とか新聞とかのように数が限られ、かつ組織で対応力があるところの場合とかだとまだ機能するんだけど、そうでない場合は著しく実効性が乏しくなる(表示しない不心得者が出ても規制が追いつかないため、そっちは野放しになる。結果、真面目にコストかけて表示する正直者が損をする)
むしろ、一定の条件を満たす人またはコンテンツは〇〇〇と表示をすることができる、かつその表示をすると、△△△というメリットがある、かつその条件を満たさない人やコンテンツが表示をした場合は罰則があるというシステムにした方が、遵守コスト、監視コスト含めて、実効性が高くなる場合が、結構多いんだよね。