「小数の割り算」や「負の数の割り算」は、計算ミスが多い問題です。
それらが組み合わさると、さらに正答率が低くなります。
今回は、そのような問題に挑戦してみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
(−6)÷0.4
まずは、自分自身で計算をしてみましょう。
正しい答えを求めることができるでしょうか。
解説
今回の問題の答えは「−15」です。
どのような点で注意が必要か、順に解説をしていきます。
負の数の割り算
今回の計算では、符号部分と数字部分を分けて考えることが可能です。
まずは、符号について考えましょう。
負の数を含んだ割り算では、次のように符号が計算されます。
(+)÷(+)=(+)
(+)÷(−)=(−)
(−)÷(+)=(−)
(−)÷(−)=(+)
今回の問題では「(−)÷(+)=(−)」となり、計算結果は「マイナス」になります。
小数の割り算
次に数字部分「6÷0.4」を考えます。
小数を含んだ割り算では、次のような性質を利用します。
割る数・割られる数に同じ数を掛けても、計算結果は変わらない
今回の問題では、割る数・割られる数のそれぞれに10を掛けましょう。
10を掛けることで、小数を消して計算することができます。
6÷0.4
=60÷4
つまり、上記のように計算が可能になります。
60÷4=15なので、6÷0.4=15です。
6÷0.4=1.5というのは間違いなので注意しましょう。
以上より、
(−6)÷0.4=−15
となります。
まとめ
「小数を含んだ割り算」「負の数の計算」などの注意すべき点が解説しました。
それぞれの計算の性質や規則を理解していると、正しい答えが出せるはずです。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」