“不適切党員登録”で県連会長“臨時国会前に説明責任を”
自民党の田畑裕明衆議院議員が不適切な党員登録があったことを認めた問題で、自民党富山県連の会長を務める橘慶一郎衆議院議員は23日、富山市で開かれた自民党の会合で「党としても重大と受け止めており、田畑議員には臨時国会が開かれる前に説明責任を果たしていただく」と述べました。
自民党の田畑裕明議員は、支援企業の従業員などを無断で党員として登録していたなどとされる問題をめぐって11月18日に記者会見し、自身の事務所が管理する700人あまりの党員のうち、約100人の党員について不適切な党員登録がされていたことを認めました。
この問題について23日に富山市で開かれた自民党富山県連の支部長などが集まる会合で県連会長を務める橘衆議院議員は「党としても重大と受け止めており、田畑議員には11月28日に召集される臨時国会の前に説明責任を果たしていただく」と述べました。
自民党県連によりますと田畑衆議院議員は23日開かれた会合に当初は出席する予定でしたが、21日欠席の連絡があったということです。
23日の会合は冒頭を除いて非公開で行われましたが、田畑議員について政治とカネをめぐる問題が相次いだことを受けて、「本人から直接話がないままでは地元の有権者に説明できない」とか、「この場に来ていないのはおかしい」といった批判や来年の参議院選挙への影響などを懸念する声が相次いだということです。
【自民党県連幹部は・・】
自民党県連の橘会長は会合の終了後に報道陣の取材に応じ、「どうしてこのようなことになったのか田畑議員にはきちんと説明する責任がある。本人が説明責任を果たせるかどうかの重大な局面にあると思っている」と述べました。
また自民党県連の宮本光明幹事長は「田畑議員が説明責任を果たした上で、われわれや県民が納得できるかにかかっている。きょう本人が欠席した理由については聞いていない」と述べました。
【自民党県連関係者 「田畑議員にはみずから出処進退を」】
田畑裕明衆議院議員が23日の会合を欠席し、本人からの説明がなかったことに出席者からは批判の声が相次ぎました。
自民党高岡市連の金森一郎幹事長は「先の衆議院選挙では私たちや県議が富山1区の友人や知人などにお願いしていったから当選できたという自覚を持ってもらいたい。今回の問題については事務作業の間違いもあったのかもしれないが、本人の口から説明を聞きたかった」と話していました。
また、田畑議員に投票したという富山市の76歳の男性は「当選したのだから、今回の問題についてははっきり証明し、あとまで残らないようにさせるのが当たり前だ。隠蔽と思われても、しかたがないと感じる。衆議院選挙ではぎりぎりで当選したのだから、深く考えてほしかった」と話していました。
また別の出席者の男性は「会合では田畑議員が欠席というひと言で終わり、地元の党員にどう説明したらよいのかと思っている。田畑議員が自分で決めることではあるが、今回の問題を受けて出処進退をどうするのか早く明らかにしてもらえれば、地域で自民党再生のために頑張っていける」と話していました。