埼玉りそな銀行 中間決算発表 2期連続の増益に

 埼玉りそな銀行は12日、今年度の中間決算を発表しました。中間純利益が前の年の同じ時期と比べて18.4パーセント増え、2期連続の増益です。

 埼玉りそな銀行によりますと、本業のもうけを示す「コア業務純益」は225億円で、前の年の同じ時期と比べて2.3パーセント増えました。

 2期連続増収の主な要因については、金利上昇に伴い資金利益が増加したことなどを挙げています。

 また、システム投資や社員の処遇改善などにより、必要経費は前の年の同じ時期より増加しましたが、政策保有株式の売却が進展した結果、「中間純利益」は前の年の同じ時期と比べて18.4パーセント増えて197億円となり、2期連続の増益となりました。

女児のわいせつ動画を公開 元大学教授の男を逮捕

 女の子のわいせつな動画などをインターネット上で公開していたとして、医師で元大学教授の男が児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは、愛媛県東温市の医師で元長崎県立大学教授の立石憲彦容疑者(63)です。

 立石容疑者は去年1月、自らが運営する販売サイト「少女ヌード写真集」で、10歳前後の女の子のわいせつな動画をインターネット上で公開した疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、立石容疑者は「サイトを運営したことは間違いないが、無修正の動画を公開したとは思っていない」などと容疑を否認しています。

 また、「小児性愛者の性犯罪を抑止する目的で、サイトを運営していた」と話しているということです。

 動画や画像は800円から1万円で販売しており、立石容疑者は「およそ2000万円を売り上げた」と供述しています。

 警察は、立石容疑者とともに販売サイトの運営に関わったとされる長崎県在住の49歳の男にも任意で話を聞いています。

CSUPスタートアップビジネスプランコンテスト

 資源の再活用を目指す「サーキュラーエコノミー」に関わるビジネスを行う県内企業などがアイデアを競い合うコンテストが12日さいたま市で開かれました。

 「サーキュラーエコノミー」とは、日本語で「循環型経済」と訳され、経済活動のなかでこれまでは廃棄されていた製品や材料などを「資源」と考え再活用し、循環させる経済システムのことを言います。

 「サーキュラーエコノミースタートアップビジネスプランコンテスト」は、環境問題などの解決に繋がるビジネスを支援しようと県が初めて主催しました。

 コンテストでは、「サーキュラーエコノミー」に関わるビジネスを行っている19の県内企業や個人の中から最終審査に選ばれた8社の代表者がプレゼンテーションを行いました。

 ファイナリストからは、使用済みの紙おむつが埋め立て処理や、焼却処分されてしまう課題の解決案として、紙おむつを特殊な技術で粉砕・洗浄し紙パルプなどに再利用できる技術が紹介されたほか、これまでは処分されるか、牛の飼料となっていた醤油を絞ったときに残る醤油かすを加工し、燻製材として販売する案などが発表されていました。

 最優秀賞には、天井や壁に使われる建築材料の石膏ボードをリサイクルして、再び同じ製品として製造する事業が選ばれ、大野県知事から賞金100万円のほか、記念のトロフィーなどが贈られました。

中古車盗んだ疑い ベトナム国籍の4人 再逮捕

 山梨県内にある中古車販売店、旧ビックモーターの店舗から国産車5台などを盗んだ疑いで、ベトナム国籍の男4人が再逮捕されました。

 「SNSの募集で、グループに加入した」と話している容疑者もいるということです。

 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、住所不定・無職のチャン・ドゥック・ルオン容疑者(24)ら、ベトナム国籍の男4人です。

 チャン容疑者らはことし4月、山梨県内にある旧ビックモーター甲斐店と甲府店の2店舗で、国産車5台など合わせて1200万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

 4人は、店舗のフェンスなどを切断して、敷地内に侵入し、屋外に展示されていた中古車を盗んでいたということです。

 警察によりますと、4人の中には、「SNSの募集で窃盗のグループに加入した」と話している容疑者もいるということです。

 4人は、新潟県内でも同様の事件を起こした疑いですでに逮捕・起訴されています。

 警察は、県内外で起きている中古車販売店を狙ったほかの窃盗事件との関連も含めて捜査しています。

「103万円の壁」見直し巡り 知事“賛成”

 年収が103万円を超えると所得税がかかる「103万円の壁」。

 与党に対して、国民民主党が見直しを求めていますが、大野知事は12日の定例記者会見で賛成の意向を示しました。

 その上で、「地方財政に影響がないよう議論してほしい」と話しています。

 国民民主党は、「手取りを増やす」と訴え、非課税の枠の上限を現状の103万円から178万円に引き上げるよう主張しています。

 一方、引き上げをすると、国と地方の税収が、年間で7兆6000億円程度、減ることが見込まれ、政府や全国知事会には不安視する声もあります。

 大野知事は賛成の立場をとった上で、政府に対し、地方財政に影響が出ないよう丁寧に議論を進めることを求めました。

埼玉りそな銀行 特殊詐欺被害防止に向け研修会

 相次ぐ特殊詐欺の被害を防ごうと、10月、県警は、県内の金融機関と協定を結びました。

 協定を受け、埼玉りそな銀行で12日、研修会が行われました。

 研修会には、埼玉りそな銀行や武蔵野銀行などから150人が参加しました。

 はじめに県警生活安全総務課の草野恵正課長が、特殊詐欺の被害者が窓口でお金を引き出す際の特徴として使い道を言わなかったり、急いでいたりするなどと説明しました。

 また、県内では、金融機関の職員が特殊詐欺の被害を未然に防いだ件数が、ことし1月から9月までで326件で、前の年の同じ時期と比べて51件増えていることから、水際防止の重要性を訴えました。

 そして最後に、オレオレ詐欺やSNS型投資詐欺などの被害者が銀行の窓口に訪れた際の対応方法を確認する訓練が行われました。

 参加した人たちは訓練を通して、窓口で特殊詐欺の被害を防ぐための一連の手順などを確認していました。

加須市 子どもたちがサツマイモの収穫に挑戦

 加須市では、地元の幼稚園と保育所の子どもたちが、サツマイモの収穫に挑戦しました。

 参加したのは、地元の北川辺幼稚園と北川辺保育所のおよそ60人です。

 子どもたちは、ことし5月に自分たちで苗を植えた、サツマイモ「紅はるか」を収穫しました。

 収穫したサツマイモは、幼稚園や保育所でふかすなどして、おやつで提供されるほか、自宅に持ち帰って家庭で楽しむということです。

商業施設で靴盗んだ疑い 管理会社の従業員を逮捕

 春日部市にある商業施設で、倉庫に保管されていた靴を盗んだ疑いで、施設の管理会社の従業員の男が逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、春日部市牛島の会社員、佐々木翔太容疑者(29)です。

 警察によりますと、佐々木容疑者は、ことし8月から10月にかけて、イオンモール春日部店にある靴の販売店の倉庫から靴22足合わせて38万円相当を盗んだ疑いが持たれています。

 佐々木容疑者は、イオンモールの管理会社の従業員で、自身が管理していた鍵を使って、倉庫を開け、犯行に及んだとみられています。

 盗まれた靴の一部は市内の中古品販売店に売却されていたということです。

 靴の販売店の店長が、在庫が少なくなっていることに気付いて、警察に通報し、防犯カメラの映像などから佐々木容疑者が浮上しました。

 警察の調べに対し、「ギャンブルで借金があった」と容疑を認めているということです。

 警察は、余罪などを含めて捜査しています。